タグ： 萊 奇人劇画 HO件

だらしのない人間。言われれば何かするけれども、基本的に何に対しても無気力でやる気がない。受け身の姿勢が多い。 過去の出来事から全ての人を蔑み、妬む気持ちをもっている。人間不信に近いかも。 他人に対しては""勝手にすればいい""のスタンスであるが、自分に何か不利益が生じた際は厭味ったらしい言動と態度をする。 アザミに会うまで生きることに意味を失い、全てを諦めていた。 ▼過去 本来の性格は真面目で堅実。愛国心と忠義心が人一倍強く、御国の為にその身を捧げ尽くしていた。愚直な一面も持つ。 父は大日本帝国陸軍中尉であり、昔からずっと「お前は将来、陸軍として御国の為にその身を捧げるんだ。」と言われて育った。 その為物心ついた時から帝国陸軍に入る為に努力してきた。陸軍予科士官学校に入学し、入学後も影で血のにじむような努力を重ね、陸軍少尉という地位にまでつくことができた。1937年に初めて出陣し、その後は国の勝利の為だけにその腕を振るい続けた。身体が負傷しても武器を振るう腕は止まることなく、彼の通った道には数多の敵国の軍人の死体が積み重なっていた。 そんな彼の戦いぶりを見て、周りは彼を””軍神””と呼んだ。己を奮い立たせ、言葉で周りを鼓舞し、猛威を振るった。 そうして何年も過ぎていき、1941年12月8日、人生の転機となる出来事が起きる。 後のマレー作戦と呼ばれる戦いにて、両腕を失った。序盤は敵軍を切り裂き、いつも通りの躍進を見せていたが、進軍していくにつれて徐々に敵の攻撃が強くなっていき困難な状況を強いられていった。そうして気づいたときには敵に囲まれていた。激しい攻防戦が繰り広げられていった。勝つためだけに必死だった。一時はこちらが優勢で進んでいたが、土地や向こうの予期せぬ多くの増援・支援から、戦いは劣勢となっていき、最終的に一時撤退を余儀なくされた。しかしどうしても諦めきれず、自分勝手に単騎で敵陣に突っ込んでいった。勢いと心意気だけで何人もの敵を屠った。しかしやはり数には勝てず、腕を切り落とされ何もなすすべなく命からがら味方に引きずられて帰還した。 懸命な治療の結果、一命はとりとめた。が、戦えなくなった彼に対しての周りの風当たりは酷いものだった。たとえ過去に輝かしき働きをしていたとしても、戦えなくなった軍人などごく潰しと大差はない。最初は見舞いに来てくれた戦友たちも次第に誰も来なくなり、ここでの存在はいつか疎まれる存在へとなっていった。戦うこともできない無能にこの場所にいる価値はないと、そういわれているような気がした。治療を終え、追われるように病院を出ていった。 それからの転がりようは悲惨なものであった。 家に帰って気持ち悪がられ、家に帰ってくるな、二度とその姿を晒しに来るなと言われ、家を出ていかれた。その後は家で一人生活していた。一歩外に出れば周りから憐れみや蔑みの視線が向けられる。時には、両腕を失った姿に面白がって家に押しかけてくるような変わり者に困り果てた日もあった。しかも生活しようにもろくに仕事にもつけず、貯金を切り詰めて生活するにも限度があった。家具も家も命よりも大切な勲章も全て売った、それでもついに貯金は底をついてしまって、汚い路地で途方にくれていたところでいきなり後ろから声を掛けられた。その時の人物が今の団長、長谷川だった。最初は断ろうかと思ったが、このまま死にたくないと生存本能のようなものが働いたのか諦めるにも諦めきれなかった。 生き伸びられるなら何でもいいと思い、彼の誘いに乗って見世物小屋に入ることを決めた。 ▼家族 父、母、兄との４人家族。父は陸軍中尉で、母とはお見合い婚。兄も自分と同じ陸軍軍人であった。 父は真珠湾攻撃の方に参加し、その際に戦死。兄とは両腕を失ってから軍人として務めを果たせなくなったとわかると見限られ、罵倒を浴びせられ、一生顔を見せるなと言われて家との縁を切られた。 嫁とは見合い婚ではあったが、自分を支えてくれる彼女のことは愛していたし、彼女も自分を愛していると思っていた。 しかしマレー作戦後、治療を終えて初めて家に帰った時に言われた言葉は「気持ち悪い」だった。療養中に受けた仕打ちで気持ちが落ち込んでいたが、きっと彼女であれば支えてくれるのではないかと淡い期待を抱いていたが現実は思っていた以上に厳しかった。彼女にそう言われてすべてに絶望した。その後は妻からも「金輪際その気持ち悪い姿を二度と見せるな」といわれて、それ以降家族と呼べる人物とは全く会っていない。 ▼見世物小屋に関して 生活の為だけに見世物小屋で働いている。 件という名のもと、訪れる人の予言をしている。しかし本人にやる気はないため適当に聞いて適当に答えている。 にも関わらず7割当たるからもう本人としてもどうして？と疑問を抱いている。いつかあの妖怪みたいに自分の予言から世の中が大荒れしたら面白いなと思っている。こんな世の中壊れてしまえばいいのにという恨みも少しこもっている。 あと予言した数日のうちに死ぬって、お前みたいなやつ生きてても役に立たねぇから早く死ねって皮肉か？と捻くれた考えになるときもある。 ▼アザミ 今の生きがい。彼女のことを気にかけるようになったきっかけはなんとなく妻に顔が似ていたから。 そんな理由でこんなところで生活するのもかわいそうだと思い声をかけたが、酷く反発された。最初はこのクソガキ、と思ったがなぜだか目と気が離せなくなっていった。反発されるほどからかってやりたい、この手にしたいという気持ちは募っていき、抑えることができなくなっていった。 それは精神が擦り切れたからのものなのかもしれないし、純粋に惹かれていったのかもしれない。それは本人にはよくわかっていないが、恐らく何か生きる理由が欲しくて彼女に依存してるのに近いと思う。１週間という短い時間ではあるが心から愛している。なんとしてでも手に入れたい。その為であれば何でもするつもりだ。 毎日話しかけてるし、見世物小屋に来て五日目にレイプした(いな～～～～～～という願望です)。 ▼団長 人生のどん底の時に拾ってくれた恩人…とまでは思ってないけど、まあ感謝はしている。 昔入りたての頃、機嫌がすこぶる悪い時に偶々話しかけたら腹いせにレイプされ、それ以降は機嫌悪い時は絶対に話しかけていない。機嫌が悪い時は面倒だと思っていると同時に、過去の出来事から少し恐怖心を抱いている。 ▼レンゲ くそ生意気なガキ。いつも馬鹿にしてきやがってくそ野郎がと思っている。 ----------------------------------------------- 一人称：俺 二人称：お前 三人称：お前、てめぇ、貴様 好きなもの：アザミ 嫌いなもの：特にはない 誕生日： カラーコード： ----------------------------------------------- ◆特徴表 6-3 鋼の筋力　 ダメージボーナスが１段階向上する。（例「-1d4」なら「+0」に「+0」なら「+1d4」 ただしダメージボーナスが「1d6」以上ある場合は１段階向上代わりにダメージボーナスにさらに+1 ◆職業ベース →陸上自衛隊(2010)をベースに技能を一部変更 ＜重機械操作＞→＜組付き＞ ＜機械修理＞→＜目星＞ ＜運転(自動車)＞→＜医学＞ ◆通過予定シナリオ 奇人劇画グラン・ギニョール 以下HO内容-------------------------------------------------------- HO件 【それは蜜よりも甘く、蠱惑的なもの。】 あなたは大日本帝国陸軍に所属していた元陸軍少尉だ。 1941年12月8日のマレー作戦にて出撃し、御国の為にとその腕を振るった立派な兵士だった。 壮絶な戦いの最中、あなたは敵国の爆撃を受け撤退を余儀なくされてしまう。医師による懸命な治療の末なんとか命は助かったものの、両腕を切断しなければならない程の重症だった。 腕がなくては、御国の為に尽くす事なぞ到底叶わない。 かつて数多の米軍の命を散らしてきた軍神とも呼ばれた、日の丸と共に大和魂を掲げ戦場を駆け抜けたあなたは、今や国から情けを乞うだけの傷痍軍人に成り果ててしまったのだ。 あゝ、なんと悔しい事か。しかし一度溢れた不幸の蜜は止まらない、止まることを知らぬのだ。 妻からは気味悪がられた挙句に逃げ出され、周囲の人間からは憐憫の眼差しを向けられ、両の手を失ったこの腕ではロクな仕事にありつけやしない。 ついぞ貯金は尽き果て、どうしたものかと困り果てたところに声をかけられる。 「こりゃあいい件がいたモンだ。旦那、ちょいとその腕で稼ぎをしないか？」 補填-1 あなたは座長・長谷川が率いる見世物小屋に所属して8年となる。 この見世物小屋の中ではHO蛇女と同じ所属年数になるだろう。故に、この見世物小屋の内情であれば大抵の事は知っている。 （※NPC情報について/見世物小屋についてを参照） 補填-2 座長 長谷川からもらった“仕事”は「件」である。 件とは江戸時代から出現の記録が見られる半人半牛の妖怪で、生まれてすぐに予言を行い、数日のうちに死ぬらしい。 予言の内容は、豊凶や疫病の流行。はたまた日露戦争の始まりを予言したり…世情が不安定になると出現する妖怪…とも言えるだろう。 あなたはこの件として見世物をやっている。そして、やってくる客たちに適当な“予言”を吹き込んでいるのだ。 補填-3 あなたはつい一週間前に入って来た少女「アザミ」に恋慕の情を抱いている。 この恋慕の理由付けはPLに一任する。一週間の間に何があったか、何を話したかもＰＬが好きに決めて良い。 しかしあざみはあなたを含む見世物小屋の人間達をあまりよくは思っていない様子で、声をかければツンとした態度で返される事が多い。二人きりになることは少なかっただろう。 あなたはそれが酷く気に入らない。生意気だ、とも思ったかもしれないし自分たちの風体を見て納得するかもしれない。 兎にも角にも、あなたは「アザミ」を愛している。 まだ未熟な白い肌を暴き小ぶりな乳房を吸い上げて嬌声を絞り出させ己の種を植え付けたい。 ぐちゃぐちゃに己の手で抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて、抱き潰してやりたい。 －それ程までに、あなたは彼女を愛しているのだ。 HO目標 「あざみを手に入れる事」 　 手なんてない癖に。 個別推奨技能 目星・聞き耳・組み付き 【PC作成について】 ・STR・DEX・APPの算出のみ2d6になる。 ・性別は男固定。年齢は時代と元の階級に注意しつつ、違和感のない年齢で作成すること。 ・かつて日本の為に命をかけていたあなたは、日本刀・拳銃・ライフルの初期値が60である。しかし、現在は使えない技能だろう。 ・腕を必要とする技能は使用が難しい。ほぼ不可能であると考えた方が良い。 【追加/個別秘匿】 あなたは見世物小屋の夜は浅ましい欲を吐き出すだけの、吐き溜めになる事を知っている。 長谷川が団員と体を重ねている姿を何度も見たことがある。その相手がHO蛇女であったり、レンゲやHO芋虫、はたまた知らない女であったり…。 彼の真意は見えないが、HO蛇女といる時の長谷川の様子は酷く穏やかで愛おしいものを見るような、そんな様子であった。 こんな狭い世界に閉じ込められているあなたも、腹を疼かせているかもしれない。 (NPCから誘われずに)自主的に見世物小屋の夜に参加している場合、CSに「誰と性交をした事があるか、したいか」を記載すること。 NPCアザミ、長谷川は探索者側から仕掛けても応じる事は無い。もし致すのであれば強姦という扱いになる。

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