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【職業技能】言いくるめ、コンピューター、電気修理、電子工学、図書館、ほかの言語（英語） 【興味技能】回避、キック、聞き耳、目星 ＝HO３　ネタバレあり＝ 本名：茶澄 千埜（ﾁｬｽﾞﾐ　ﾁﾉ） もともとは普通の家庭だった。 幼いころからPCが好きで自分で組み立てたりしていた。 両親は仕事でほとんど家にいない人達で、自分が本当に信頼できるのは３つ上の兄だけである。 またその兄にはちょっと特殊な感情を抱いている。 それが何なのかはわからない。 両親がいない代わりにいろいろ面倒を見てくれた兄に抱いている感情は、 尊敬なのか、家族愛なのか、はたまたそれ以上なのか。 他人にあまり興味の持てない俺にはわからない。 そんな俺たちの人生がおかしくなったのは中学２年の時だ。 部活もない俺は足早に家に帰ると、家が荒らされていた。 荒らされているだけだったらよかった。 テスト期間で俺よりも早く帰ってきていた兄が倒れていたのだ。 すぐに救急車を呼び、命は助かった。 が、足に治らない傷を負ってしまった。 まったく歩けないというわけではないが、杖や支えが無いと一人では歩けない状態。 それが許せなかった。 自分よりも大切な兄がなぜこんな目に合わなければいけないのか。 どうしたって、許すことができない。 趣味で培ったスキルを活かし、いろいろ調べて回った。 そこでたどり着いたのがヴィノムスだった。 原因は両親だ。 ヴィノムスとかかわりのある企業に勤めていた両親が、ヴィノムスの気分を害したせいで 家が、兄が襲われたのだ。 犯人が分かれば後は簡単。 自分のスキルを売り込み、構成員になる。 名前はそのままではばれてしまうため、『茅野宮　ぺぺ』と名乗る。 あとは口とスキルだけでのし上がって、重要な情報を手に入れる。 「AIの漁火」という情報を見て確信する。 これさえ壊せば、復讐ができる。 兄を傷つけたヴィノムスも両親も。 すべてぶっ壊れてしまえばいい。

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