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【銘】白露　ハクロ 【本名】椿 冬真　ツバキ トウマ 【一人称】俺　【二人称】〇〇くん、○○ちゃん、親しい人には呼び捨て　【三人称】あなた、親しい人には時々お前 【あだ名】ふゆっち、ふゆしん 【性格】気遣い屋でおおらか、人が好き 【成り立ち】夏明に刀になってでも傍に居てほしいと強く願われ刀になった。 【生い立ち】 ＜過去＞ 楸夏明とは小学校からの付き合いで幼馴染であり大親友。 シングルマザーだった母親に捨てられ施設に拾われ荒み、公園で一人ブランコに乗っていた時に夏明に話しかけられ 最初は冷たく当たっていたがそれでも毎日話かけにくる夏明に絆された。この時、諦めずに話しかけてくれた夏明に感謝している。 夏明と仲良くなり、次第に明るくなり周りに普通に接することができるようになった小学校中学年のときに夏明の付き合いが急に悪くなり 嫌われた？と不安になり本人にそのことを伝えると実家が剣道道場？を営んでおり剣道の稽古が忙しくなったと聞かされる。 なんだそれ、俺と夏明が一緒に居れる時間減るの嫌だ、となった冬真は施設の人にお願いして夏明の家の剣道道場に通わせてもらえることに。 最初こそ実力は均衡していたが次第に冬真の方が上手くなってしまい、大会でも優勝をとってしまうようになった。高校生に上がってからは なんとなくそのことで二人の間に流れる空気がぎこちなくなり、その事が何より辛かった。夏明の実家が夏明にどんなことを言っているかを知り そのことで夏明が追い詰められていることも知ったのでどうにか夏明に優勝を譲ろうと画策し、計画する。高校2年生の夏の大会でその計画を 実行できるまたとないチャンスが巡り、決勝戦でわざと負け全国大会への切符を譲る。が、これが2人の間に決定的な溝を生んだ。 高校3年生の冬に屋上でフェンスを越えようとしている夏明を見かけ、最近思い詰めている様子を見ていた冬真は何をしようとしているかを察知し 屋上に駆け上る。フェンスの向こう側にいる夏明にやさしく声をかけ、大会でのことを謝り、夏明への気持ちを誠心誠意伝えながら徐々に距離を 詰めていき自身もフェンスを越え説得を試みる。思いが伝わったのか夏明は思いとどまってくれ、「危ないから先にフェンスの向こうに戻って」 という冬真の言葉に応じてくれ、フェンスの向こう側に戻ってくれた。自分もその後を追いフェンスを登るが登りきる前にフェンスの支柱が折れ そのままフェンスと一緒に下に落ちた。夏明のこの世の終わりのような顔が目に入り、このままで夏明がまた…と思った冬真は「俺のせいだから ！死ぬな！」と言葉を放つ。強い衝撃が走り、周りが騒がしくなり、意識が徐々に遠のいていき、あぁ死ぬのかと悟り目を閉じようとした瞬間に 手を握り縋るように死なないでという夏明の声が聞こえ、自分の死を悲しんでくれる人がいることに満足して意識を手放す。 ＜現在＞ 自分が死んだことと名前と施設で育ったことと死ぬ直前に誰かを守りたいと強く思ったことは覚えているがその他の事は何も思い出せない。 ただ楸を見ていると胸を締め付けられるような、懐かしいような気持になる。楸に主従になることを求められた時には一度本当に護りたいと思っている記憶の中の人と年齢がっけ離れていたために断ったが楸の粘り強い説得で主従になった。

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