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職業　脱獄は乙女の嗜み　HO１作成ルール 特徴表　親の七光り　信用+20 　　　　バイリンガル　EDU*5を　英語　中国語　アラビア語へ 株式会社　山茶花糀貿易　現社長の娘 次期社長として幼いころから教育を受けてきており、本人もその覚悟を随分と前からしている。 箱入り令嬢として蝶よ花よと育てられたと周りから思われているが、実際は幼いころから諸外国へ連れられ言語、作法、伝統などを叩きこまれた幼少期。 日本にいる間はレッスン、お稽古、勉強と休む暇もないようなスケジュールを立てられていたが 「山茶花糀家時期当主たるもの、弱音など人前では晒してはなりません」 と執事やメイドたち、両親に言われて自分を叱咤しこれまで背筋をピンと伸ばして歩いてきた。 小さい頃はそれでも涙を流して枕を濡らした日もあったろうし、他の友達と違ってお休みの日や学校終わりにお買物などもしたことがなかった。 だからこそ「普通」と言われる所謂少女漫画の主人公にちょっと憧れに近い感情を持っている。 一日の終わりにスマホに入れた漫画アプリで毎日コツコツとポイントを貯めて１話ずつお話を読むのが楽しい。 いつか自分が社長になって、家に自分だけの部屋が出来たら、そっとこの物語たちの書籍を置いた本棚を置きたいと願っている。 人に優しく　自分に厳しく 常に微笑みを絶やさず　決してスカートを翻すことはなく 気高く　麗しく　誰もが認める素晴らしい人であれるように 千枚の肖像画を描いてもらい山茶花糀の名に恥じない人であれ　と願って名前が付けられた。 家族 お父様　 お母様 犬のラザフォード（ドーベルマン） 栗花落 心乃(つゆり ここの) 歌方　雛菊（うたかた　ひなぎく）　 脱獄乙女HO１以下秘匿ネタバレ 高等部に進学したある日両親に紹介され、婚約者と言われた雲野大良とは最初上手くお付き合いできるか不安だった。 でも彼の人柄と、将来お互いに背負うものがあるという偏りのない未来に徐々に隣で過ごすのが楽だと気づいて惹かれていった。 学園では彼と打ち合わせた通り冷たく視線も交わさないような日々を過ごしているが、彼が見えなくなると酷いことをしてしまったと胸を痛めている。 あまりに辛すぎるとそっと目尻に浮かんだ涙をハンカチで拭き取るが、誰かに見られたら「いけませんわね。ほこりが少し…」と言葉を濁す。 帰宅後にはなるべくフォローのLINEを彼に入れており、気にしないように彼から気遣われると安堵するような日常を送っている。 正直に言って高校３年間で楽しかった思い出も多くあるが、大半が彼に酷いことを言ってしまった後悔と謝罪に塗れた記憶になっている。ちょと嫌。 幼少期からのお稽古事やレッスン漬けは変わらないがそれでも 「将来の伴侶として今のうちから彼と過ごしたい」 とわずかながらの希望を両親に打ち明け、時折お休みの日に一緒に出掛けたりしてきたときの写真を部屋に飾っている。 本当は毎晩電話やLINEなど普通の女子高生のようなこともしてみたいが、向こうも自分と同じできっと大変な毎日を送っているのだろうとあまり過度な連絡を取らないようにしている。寂しい。 一つだけ不満なのは、彼が時折自分の事を「お前」と呼ぶこと。 きちんと名前があるのだから、千絵子と呼んでほしいとその都度言っている。 クリスマス前に他の人達に危険な事をするのはと止めようとしても既に準備されてしまっているのか、彼を止められなかったことが悔しい。 きちんと話せば向こうだってわかってくれるだろうに、直接的な行動にすぐ移るのはよくないとこの誘拐計画が終わったら少し話がしたいと思っている。 もしも将来結婚後、家やそれぞれの会社を抱える身で短絡的な行動はよくないと今のうちから意識のすり合わせをしたいと考えている。 それはそうと彼に好意を抱いているという二人の生徒が実は気になってはいる。 同じ人を好きになったその理由も聞きたいし、どんなところが好きで、どんな風に一緒に居たいかなど色々話を聞いてみたいと思っており ぶっちゃけ恋バナがしたいとひそかに企んでる。 彼に幻滅してほしいなら無様な芝居などしなくても話したらいいのでは？と思っている。 「わたくしたち、互いの日常生活を守るためにお芝居を続けていたんですの」 と言ってラブラブなのよ？と教えて、もし二人がそれでも彼が好きと言うならそれもまた真実の愛ねと受け入れるつもり。 でも正式な婚約は両家で結んでおり、そこに割り込むなら慰謝料もろもろきちんと支払ってもらい、彼が選んで自分が納得したならいいかなと微かに思ってる。 それでも彼が選ぶ前に、一言これまでの交際期間にお礼を言って、自分は彼が大好きだと伝える気持ちは持ってる。 自分の気持ちを押し付けて他人の気持ちを押しのけるつもりはないけれど、それでも何も言わずに埋もれるつもりもない。 彼がもし自分を選んでくれたなら、2人には「ごめんなさいね」と言って「もしよかったら、うちの会社にくる？」とスカウトするような気概はある。 だって同じ人を好きになったんだから、きっとわたくしたち仲良しになれるもの！ 結局頭のどこかがふわんとしている。 山茶花糀の家の女の子なので、もしかしたらもしかするかもしれない・・・・？

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