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キャラシ　 Lily Lily　HO2 ────────────────────── 藤野慈音(ふじのしおん) 11歳 一人称：わたし 二人称：あなた 三人称：〜ちゃん、〜さん、〜くん 【性格】 引っ込み思案で人見知り。赤面症なところもあるのでそれが拍車をかけている。内弁慶なので家族にはよく話す。3歳の頃からピアノを学んでいて上級向けのものでも弾ける。が、コンクール等ではあがり症のためあまり力を振るわない。 一対一の英会話教室も通っている。 勉強は音楽、国語や社会が得意。算数はほどほど。理科は虫が苦手なのでそこの分野だけ低め。体育は苦手で逆上がりも跳び箱もできない。 鎌倉でのんびりと生まれ育つも、三年生の秋頃父の転勤にて転校。それまで幼なじみの子たちと仲良くしていたのに離れてしまいそれ以降友だちを上手く作れなかった。 どちらかといえばロマンチストな少女。真面目ではあるものの流されやすい気質。内気なので前へ出ることは恥ずかしがるが、心の中ではたくさん言いたいことを抱えている。 ファンタジー小説を読むことが好き。 【家族】 両親、年子の弟と飼い猫のノアがいる。父親は裁判官。母親はピアノ教室の先生。穏やかな親としっかりものの弟に囲まれある意味甘やかされて育った。外では上手く喋れないが家ではよく喋る。弟には姉風をふかす。弟は水泳スクールの大会で好成績を残しているが姉はコンクールでろくな成績を残していない。だが、両親は趣味で楽しめばいいというスタンス。 飼い猫のノアはロシアンブルー。かわいがっており大好きな子。 【指針】 いじめられていたという事実がつらすぎてあまりその辺りのことを思い出したくない。 転勤の際家族と大好きな友人たちとを天秤にかけ家族をとってしまったことを後悔してしまい、その後悔すら自身を苛む理由となっていた。学校の記憶はないものの大好きな家族へ心配かけれず何も言えなかったり大好きなピアノすら触れられなくなっていたりしたことは覚えている。 死んでしまったことで家族に会えないのは寂しい反面、もういじめられずに済むのでホッとした。続く苦しい未来より、楽な死に安堵した子。 死んで気が抜けているのか、死ぬ直前自分を見下ろしていた子に対してびっくりしただろうなぁというのんきな考えをしている。 もう一度ピアノを弾いて、それを誰かが聞いてくれたらなぁという願いがある。あと、ノア(猫)を撫でたい。 【備考】 内気なことも人見知りなのも変わってないが、生きてる時より少し楽観的。恵まれた環境が長かったせいか無邪気で朗らか。しかしそれ故に若干無神経なところもある。 【実際のいじめ内容】 いじめられた発端は思い出せない。いじめの内容も思い出せない。しかし、実際それは酷いものだった。無視される。悪口を言われる。それくらいならまだ軽いもの。朗読をすればクスクスと笑い声が響き、声が小さくなれば聞こえないと囃し立てられる。板書をすれば席に着く時に足を引っ掛けられる。長かった髪もガムをつけられて切らなきゃいけなくて。ランドセルは見えないところにひどい文字が切り刻まれた。 それでも内向的ゆえに親には何も言えない。告げ口も反論もしないからいじめはエスカレートしていく。 教科書やノートが汚されるのはまだマシだった。給食にはゴミが混ざってる。体操着がトイレにいれられていた。下駄箱には悪口の書かれた紙が入ってて。放課後は遊びと称してみんなから身体をぶつけられ、遊具に無理矢理登らせれててっぺんから落とされたこともあった。擦り傷も痣も消えない。それでも我慢して言わなかった。みんなに迷惑を掛けたくなくて。 結果、大好きな幼馴染がくれたマスコットを捨てられた。 そうして、いじめっ子の前でわんわんと泣いた。どうしていじめるのと。やめてと。もうつらいと。 でも、みんな笑っていた。誰も止めてくれなかった。泣いても、わめいても、いじめはやまなかった。 その時のことを藤野慈音は覚えていない。思い出すには怖すぎて。辛すぎて。もう一度味わえば壊れてしまうと知っているから。 【名前】 藤野─ふじの 慈音─しおん 慈しむ音という意味とシオン(心清い者)とい意味を込めて名付けられた ◆HO2/ホワイトリリー あなたは、気付けば幽霊となって学校にいた。 あの日、いじめっ子らに自殺の練習と称して連れていかれた裏山で足を踏み外し、幼いあなたの体はその衝撃に耐えきれず死んだ。 死ぬ直前、自分を見下ろしていたのは誰だったか、いじめっ子か、凄惨な死体の第一発見者 となってしまった可哀想な人物か。笑っていたような、泣いていたような、無表情だったような...思い出すことはできない。 それ以外にも、学校に関する記憶が朧気で曖昧だ。 大切に思っている人がいたような気がするが、今となっては顔すら思い出せない。 いじめられていたくらいだから、無意識に思い出すことを拒否しているのかもしれない。 反対に、家族や幼少期の記憶は人並みに忘れていることもあるだろうが概ねはっきりしている。 目的:忘れていることを思い出す 特記事項 ・小中学生限定 ・年齢はできるだけ早い段階でKPに伝えること ・RPの指針として復讐したい、成仏したいなど追加で目的を設定してもいい。設定する場合はCS等に記載すること。

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