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菊利　杏（くくり　あんず）　魔法少女希望譚　PC2 ◇職業ベース：ホステス（クトゥルフ2015）※職業技能ポイント・特記は不採用 趣味技能 こぶし：昔パンチごっこをしてたらお母さんが笑ってくれたから。いつでも見せてあげられるように練習してる。 応急手当、隠す：多少の怪我なら自分で対処してきた。余計なことすると怒られちゃうから、ばれないように隠した。 言いくるめ：自分の気持ちが漏れちゃわないように、明るくふるまってごまかしてきた。 他の言語（英語）：CAは英語が話せなきゃって聞いたから、勉強中。 心理学：お母さんがどんなこと思ってるのか考えないと、間違えたら怒られちゃう。 ◇特徴表（クトゥルフ2015） 〈1-5〉天才 生まれつき頭の回転が速い。INT+1 〈6-7〉不屈の精神力 気絶しても、次の各ラウンドの最初に〈CON*2〉ロールを行う。成功なら治療を受けずとも自分から目覚めて、そのラウンドから再び行動が可能となる。 ◇パーソナル CAに憧れる高校生の女の子。きっかけは蝶々とテレビ番組。 小学2年生のとき事故で足の自由が利かなくなり、顔や身体に傷跡も残ってしまった。事故当時のことはよく覚えていないが、母親が「あんたがあんなことしなければ！その身体はあんたのせいなんだからね！」と度々言ってくるため、この怪我もこの身体も自分のせいなのだと思い込んでいる。 母親は身の回りの世話はしてくれるが、溜息や小言が多い。機嫌を損ねると酷く怒られるため、母親の機嫌を損ねないよう、母親に余計な心配をかけぬよう、母親の手を煩わせぬように、母親の顔色を窺いながらわざと明るくふるまっている。 車椅子に乗っているため、普段は母親に押してもらっている。自分1人で移動することもできるが、疲れる。 ◇叶えたい願い事 「自由に歩ける足が欲しい。」 ◇本人談：将来の夢について 「私が自由に歩き回ることができなくなった頃、窓の外を見ていたら1匹のちょうちょが飛んでてさ。 ひらひらって空へのぼっていく姿を見て、いいなあ、羨ましいなあって思ったんだ。私にちゃんとした足があれば、もしかしたら、あの空まで飛んでいけるかもしれないからね。 でも、そんなことは無理ってわかってるんだ。たとえ丈夫な身体があったとしてもね。それでも空への憧れは消えなくて。 そしたら、テレビで「キャビンアテンダント」って仕事があることを知った。私は飛行機に乗ったことがなかったから、そのＣＡになれば自分も空へ行くことができる。空を飛ぶことができるって、そう確信したんだ。 だから私はＣＡになりたい。まずそのためには、自分の足で歩けるようにならなきゃ。」 ◇母親について 杏の怪我は母親の過失によるもの。しかし彼女は自身の非を認めず、挙句怪我を負った娘にその責任を負わせてしまう。父親はそれを酷く責めていたが、何を言っても聞かない妻とそんな妻に従うだけの娘に愛想をつかして家を出ていってしまった。現在は別居中だが、事実上の離婚状態。 罪悪感からか親としての自覚からか、はたまた事実が知られて娘に糾弾されることを恐れてか、世話はするが強く当たるという生活が続いている。 ◇本人談：？ 痛い。痛い痛い痛い。足が痛くてたまらない。身体のあちこちが悲鳴をあげてる。 この顔だって、車椅子だって、町中どこにいたって注目されてるのがわかる。嫌だ、そんな目で私を見ないでよ！ ──でも、私がわがまま言ったらお母さんが怒るし、こんな私のために動いてくれてるお母さんが可哀想。 お母さんに心配かけないためにも、痛いのは我慢しなきゃ。苦しいのも嫌なのも、我慢しなきゃ。 --------------------------------------- 2022.07.28『魔法少女希望譚』生還　END-A（改変） シナリオ内の記憶を全て失った状態での生還。 後遺症： 1d 残りの SAN 値をして残った年数生きることができる。→46年 後遺症：願い事は魔法少女のときしか叶わない。魔法少女ではないあなたに叶えるものはない。

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