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◆くすし-おろち ・････━━━━━━━━━━━････・ ◆2015職業　医師 　職業技能ポイント：[EDU*20] 　職業技能：医学*、応急手当*、経理、信用*、生物学、説得、薬学*、他の言語（英語*、ラテン語、ドイツ語） 　特記：＜信用＞に+10%のボーナス ◆2015特徴表 　4-9 暗黒の祖先[51]　1d6[5]*10 　2-5 鋭い観察眼 ・････━━━━━━━━━━━････・ ◆生い立ち 　日本人の父親とイギリス人の母親を持つ。 　両親が早くに亡くなっており、 　（父方の祖父母は存命だったものの、子供を引き取れる状況にはなかったため、） 　児童養護施設を頼って高校までを卒業した過去がある。 　より有意義で人の役に立つ仕事に就きたいと医学を志し、 　もともと地頭はよかったことも幸いして、高校卒業後国立医大に合格。 　金銭面などを含め、親のいない身で大学生活を送ることは容易いことではなかったが、 　児童養護施設で生活していた時代に縁のあった小森医師（「八月の硝子の森」シナリオNPC）を頼り、 　無事に卒業までを果たした。 　現在は就職もあって小森医師との関係はやや疎にはなったものの、 　いまだに強く恩義を感じており、年賀状や季節ごとの贈り物などは欠かさず行っている。 ・････━━━━━━━━━━━････・ ◆暗黒の祖先 　18世紀にイギリスで誕生した「イグの呪いの子（MMp136）」の血を継いでいる。 　その子供は恐ろしい奇形をもって生まれたが、すぐにその命を奪われるということもなく、 　19世紀半ばごろまでその血族はフリークショーの商品として、子を作らされては売り買いされていた。 　やがて当時の「”勇敢かつ無謀な若者”（あるいは”探索者”）」の手によって子のひとりが保護され、 　その子は人間としての人生を得ていくこととなる。その血の系譜をたどるのが彼女の母親である。 　一族は基本的に短命（長生きできてせいぜい50歳といったところ）で、 　彼女の母親もその例に漏れず、彼女が10歳になろうかという頃に亡くなっている。 　（父親は蛇の呪いとは無縁の血族だが、不幸にも彼も事故で早くに命を落とした） 　代を経て現在、おろちの「呪いの子」としての性質はかなり弱まっているが、 　感覚が鋭く（「鋭い観察眼」）、暑さや寒さに弱い（※）特徴は残っている。あと舌が長い。 　※変温（放蓄熱ができない）性質に人間の部分がついていけず、体調をくずしがちになる 　自らの根源にそういったものがあるということは母親から伝えられているが、本人としては半信半疑。 　ただ、由来はともかく自分も早くに死ぬことになるのだろうことは覚悟している。 ・････━━━━━━━━━━━････・ ◆性格・性質 　他人に性的感情を抱くことがないアセクシャル。 　これまで恋愛事には関わらずに生きてきたし、これからもそうなるだろうと思う。 　子供のことは好きだが、子供が好きだから小児科医を目指したというよりは 　自らが子供を作ることはないだろうという負い目と、 　学生時代に世話になった小森医師の影響を受け、その背中に憧れたという側面が強い。 　自らの短命を受け入れて生きているため、物事に対しては基本的に諦観・達観の姿勢が強い。 　良く言えばのらりくらりとした余裕のある人物。 　一方で「意味のある仕事がしたい」と医学を志した経緯もあり、 　自分が生きた意味が残せないまま死ぬことについては薄らとした不安も持っている。 　（子供を作ることは一種の”命の意味”であり、自らはそれを果たすことはできないため） 　あるいはそれは、彼女のなかに残る異物としての本能であるのかもしれないが。 　 ・････━━━━━━━━━━━････・ ◆クリアシナリオ 　『八月の硝子の森』：後遺症（ステータス上の影響はなし） 　『呼ばわる三角』

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