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救頭 燐迎
ID:4588624
MD:02db8e9c37f933e7f2cefc609d8c19cc
救頭 燐迎
タグ:
#し宅
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生まれ・能力値
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21
その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
くとう・りん 救頭の家は元々は狗頭であった。村の医院としての立場が確立したころから、家の名の字を改めている。 血液型-A型 (父親はAB型) 狗頭(くとう) 人を罵る語。 狗頭生角(くとうせいかく) 不思議なこと。あるはずのないことが起きること。 燐(リン)鬼火。リン(元素番号15、P)。リンの名はギリシャ語のphosphoros:光を運ぶものより命名された。 送り犬 妖怪。人を襲う迎え犬もいるとされることもある。 サドマゾ https://sade-maso.com/jump.cgi?id=7369950 ★パパ https://sade-maso.com/jump.cgi?id=7443859 ★ママ https://sade-maso.com/jump.cgi?id=7443861 ★パパとママの相性 https://sade-maso.com/compa.cgi?id=7443861&ifl=0&vid=7443859 エゴグラム https://commutest.com/egogram/result/1663319560Q4t12DbuP8On1Hf556Rvgvxy00goVxDhzCm3yRt7 https://egogram-kekka.blog.jp/ACACB#more ★パパ https://egogram-kekka.blog.jp/BCABC#more ——————————————————————— ※海ノ明の存在、ダム事故の存在がCoCシナリオ「警鐘」ネタバレにあたります ◆年齢 先代海ノ明の3個下です。ダム事故時18歳。現代の海ノ明とは12歳差。 ◆2015特徴 2-10 前職 →前職、幼少期に相当する技能にEDU*3 →<杖>技能。幼少期に先代海ノ明の友人兼用心棒(自称)のようなポジションを気取っていた。生贄とかそういうことは理解しないまま、村にとって重要な人物なんだからお前がしっかり守る(様子を見る)んだぞと言われて……のような感じ。 5-7 潜水の名人 →窒息のCONロールの成功値に+20% →家庭環境のせい。 ◆職業ベース 2015 闇医者(EDU*20) →実際まっとうな職としての医者の立場ですが、「この村の医者」ということに若干の懐疑心があること、 医術を心得たものとしての意識というよりは合理的かつ個人的な優先順位を抱くようなスタンスのため、 2015における闇医者のテキストに合致すると判断した次第です。 基本的にこれまでは村の医者として(比較的)(表向き)大人しく勤めてはきているだろうので、法を進んで破ったりはしていないと思います。 ・法律→図書館 法を破って医者家業をやっているわけではなく 医者として村にいることは家系的に当然なので、あまり法律方面は気にしていなさそう。 村の娯楽ってそんなになさそうなので、本は比較的読んできているんじゃないかな…… ・経理→隠れる 唯一の医者の家なら業界争いもないし そもそもクローズドな村なら金儲けとかもそこまでガツガツすることもないと思う。 それとは打って変わって、村のこととか、海ノ明のこととか釈然としないことはあるので、そこまで積極的ではなくても身を潜めて様子を見ていることはしていたかもしれない。 ・説得→ナイフ どのみち唯一の医者ならみんな自分ちを頼るしかないし……みたいな傲慢さはなくもない。医者を信じないやつ?放っておけばいい と思っている 一応、まあ診るけれども ども またそこそこオールマイティに治療ができることを求められているだろうので、切開とかもできる はず。 出産のときとかも呼ばれそうだからね…… ———————————————————————— 一人称:俺 私 僕 ぼく(状況・相手に応じて)/先代海ノ明には俺、現代海ノ明には基本かしこまって僕(ぼく)か私で他人行儀だが、たまに素で俺が出る。 二人称:あなた お前 君(状況・相手に応じて) 生活:自炊は得意ではないがてきとうにつくって食べている おいしくない飯を 雑なところは雑だが、変なところは几帳面。診療所はわりとごちゃごちゃしてるのに、自室は几帳面に掃除されている。 自室のほうがパーソナルスペースなので、物の配置が変化していた場合にすぐ気づける用。 ———————————————————————— 父親……救頭 珪相(けいぞう) ……ケイ素 ▼概要 現在の日岸村、救頭医院の医者。 村にある診療所に代々勤めている。そこまで大きな診療所でもないので、基本的にワンオペ。 独身。 現代海ノ明の主治医である。幼いころから面倒を見ていると言ってもいい(もちろん性別が違うので、年の離れた兄とも言えない程度の距離感だが)。 ▼過去 先代海ノ明とは幼馴染であった。彼女のほうが3つ年上だった。 まだ秘祭のことも、海ノ家のこともわかっていなかったころ、医者の跡取りと海ノ家の娘、ということでそれなりに共に過ごすことが多かった。 彼女の方が年上だったとはいえ、幼心に「自分がしっかりしなければ」という気持ちがあったと思う。 これは自分の親に、彼女は海ノ家の娘として大事な子なのだから、と聞かされていたことも影響しているが、何よりも幼いながらも漠然と抱いていた彼女への好意が大きかったと言えるだろう。 有体に言えば、好きだった。彼女のことが。 とはいえ距離が近すぎたこともあるし、幼すぎたのもあるだろう。その気持ちは特に伝えることのないまま、彼女とは「幼馴染」として仲良くしていた。 彼女に反感を持つようなものから彼女を守るために、力をつけようと思った。剣道とか、まともに稽古を受けたわけではない。せいぜい、林に落ちている木の棒を握りしめては振り回すような、そんな拙いものであったが、その経験は今になっても活きているように感じる。 そこそこ得意である。手に物を握りしめて(特に棒状のものが望ましい)、それを力を込めて振り下ろすことは。 さて、先代海ノ明との仲だが、そのようにして良好であった。 彼女が15になるまでは。 仮にも医者の息子だ。その時まで、彼女の容体がどこか違和感を覚えるものであることには気付いていた。 だとはいえども、まさか。まさか15の彼女が、妊娠をしているだなんて、どうして思い至るだろうか。12の少年が。 別に、彼女の将来の男が自分であるだろうだなんて自惚れていたわけではない。正確には、そんな先のことまで考えていたわけではなかった。 それでも、まさか、誰とも知らない男の子を孕んでいたなどとは。 黙っていた彼女にも、それをまったく知らず気付かずにいた自分自身にも、酷く憤りを感じて、それを彼女、先代海ノ明にぶつけてしまった。 結論から言えば暴行を加えたのである。 酷いことも言ったと思う。自分はお前を守るために尽くしていたのによそで男なんか作ってこのふしだら……云々。 言いたいことをぶちまけて、若干頭が冷えてきたころ、痛々しい風貌の彼女が自分を見て微笑んでいたように思う。 落ち着いた?大丈夫?……だとか。自分自身に対して酷いことを言った相手をいたわるような。 そんな変わらぬ彼女の態度が優しくて、不安で、どこか悔しくて、唇をかむ自分に、彼女、先代海ノ明は秘祭のことを伝えてくれたように思う。 それを聞いて、愕然としたのだ。自分がやってきたことはまるで、生贄の羊をその日が来るまで守る牧羊犬ではないか。 いずれ犠牲になるもののために、自分は。 彼女は、しょうがないこと、だといって笑ったように思う。 さて、彼女には娘が生まれた。名前は海ノ明だ。母親と同じ名である。 運命の決まった名前だ。それはもはや、そういう消耗品ではないかと思う。 名前なのか、それは。固有名詞とは呼べないじゃないか。 この村への懐疑心が強まってきたのもこのころからだったと思う。だからといって、何ができるわけでもなかったが。 自分にできることは、新生児と母体のケアに励む両親の手伝いを行うことくらいだった。 それ以降、どこか彼女とはぎこちなくなったように思う。 厳密には、彼女は相変わらずで、変わったのは自分の方だったのだが。 生まれた赤子のこともあった。この娘も海ノ明であり、いずれは村の穢れをその身に押し付けられ、厄払いと称して人柱にされる。 ろくでもない人生だ。いや、人の生とも言い難いだろう。 それに、生贄を捧げなかったからといって、何になるのだ。 そんな一人の死で何かが変わるだろうか、そんなことはないはずだ。 秘祭のことはあまり大っぴらに知られていることでもないようだった。 でも、自分の家系は医者の家系である。代々の”海ノ明”の主治医となるような。 だから手がかりはあるのではないかと思った、できることなら、こんな生贄など必要ないと証明したかったのである。 とはいえ、秘祭のことを知っている大人は皆それを当然だと思っていそうだったので、資料などを探すのも恐る恐るであり、あまり満足な結果は得られなかった。 そうして時間だけが過ぎていった。 彼女に似た赤子も成長していった。彼女に似た少女として。 時が過ぎ、少年は18歳になった。 幼馴染の海ノ明が産んだ少女も、6歳へと成長をした。 その年に秘祭が行われるということを、海ノ明から聞いて知っていた。 それなのに、何もできる手段を持たなかったのだ。その代わりに、海ノ明からは娘を託されていた。いずれ母親と同じ運命をたどる少女である。 その日は、幼い少女と二人で村の外へ出かけていた。 母親が生贄に捧げられる場面など見せたくもない、ということだったかもしれない。 そして自分自身も、あの幼馴染の海ノ明がそのような結末を迎えるところを見たくはなかった。 そのあとの話である。 日岸村のダムにより、水没事故が起きたと聞いたのは。 生贄として用意されていた海ノ明が逃亡を図り、死亡したと聞いたのは。 そのとき感じたのは——何だっただろうか。 なんと形容していいものか、整理がつかなかったように思う。 逃げようとするつもりがあったのなら、言ってくれれば良かったのに。 結局秘祭がないと、村に災厄が訪れることを肯定するような結果が起きるなんて。 そして遺された彼女と同じ名の少女をまた、いずれ同じ目に遭わせることになるだろうとは。 ダム沈没の影響は酷かった。自分の両親も巻き込まれて命を落としたという。 そもそも自分たちが村にいなかったために助かっていただけで、そのことも複雑な感情を抱かせていた。 それと同時に、この少女を見捨てるという選択肢が狭まってしまっていることも感じていた。 海ノ明という幼馴染の忘れ形見である少女を、自分はどのような目で見ればいいと言うのだろうか。 ▼現代 彼女の面影を残す現代海ノ明に対して、若干何とも言えない感情を抱いている。複雑である。 それもあって、すごく優しいというような態度ではない。 どちらかと言えばぶっきらぼうな対応になっていると思うが、本人としては現代海ノ明のことを気にかけているつもりである。 現代海ノ明に対して、自分が母(=先代海ノ明)と顔見知りであったことは言っていると思うが、特別仲が良かったこと、彼女への抱いていた感情など、そういったことは明かしていない。 聞かれたら家ぐるみで付き合いがあったとか、そういう形で答えている。 やはりこの村の医者として今では一人前に働いているが、海ノ家、そしてこの日岸村に対しての複雑な感情は増すばかりである。 それでも村から出る、という選択肢を選んでこなかったのは、未練があるからだろうか。 自分に遺された少女海ノ明と、そしてこの村で命を落とした海ノ明に対しての。 結局自分がどうしたいのか、答えを出せずにいるのだ。 次に秘祭が行われるときに、自分は日岸村の者としてこの少女を生贄として捧げるのか。 それとも村の因習を否定して、村すらも否定するのか。 結局どうしたいのか、決めかねている。 村への感情としてはあまり明るいものではない。 秘祭に関しても、全肯定の立場でもないし、疑っている部分もある。 生贄が捧げられなかったから災厄が起こる、などはタイミングの話ではないのか。 オカルトへ興味を持ち詳しく調べだしたのも、詳しくなればなるほど否定ができると思ったからである。 一方で、負い目を感じていないわけではない。 10年前の生き残りとしての称号は明るいものではない。 遺されたからこそ、苦しむこともある。 ▼家 代々医者の家庭であり、そのことが当たり前になっている。 同じく医者の父と、看護師の母親の家庭。 看護師は母親以外にもいたが、どうやら父親はこの少し若い看護師と不倫関係にあったようである。 それを知ったのは先代海ノ明の妊娠が発覚する少し前のことであったので、余計彼女の父親のわからぬ妊娠に対しての憤りを感じていた部分はあるだろう。 両親への感情は安心と好意というよりは、おそれの方があった気もする。田舎の少年特有である。 自分は医者の家の息子として将来も決まっていたし、そういう意味ではあまり自由のない子供であったと思う。 言われる通り勉学にも励んだし、父親の機嫌を損ねた時は風呂桶に頭を沈められていたことで息を止めるのは得意にもなった。 母親はいつも何かに焦っているようであったと思う。夫が彼女を疎かにしていたのが大きな理由であっただろうと思うが、それでも正妻の立場から解放されないし手放す気もない女の姿は幼心にも歪に見えた。 彼女はそのぶん、息子に干渉することでバランスをとろうとしていたのであろう。直接的な指導は医師である父親の手によって行われたが、母親はそれ以上に医師としての息子の開花に執心した。 自分が腹を痛めて産んだ子が救頭の家を継ぐという事実がなによりも必要だったのだろう。勉強をせずに過ごしている自由な時間が、家の中で極端に減っていたのは概ねこの女のおかげであると言ってもいい。特段反抗をする息子ではなかったが、だからこそ、彼女の強迫的な思いはエスカレートしたと思われる。父親が居ない時は、ほぼ常に彼女が横にいた。 父親と母親の仲が一種の他人行儀であったことも不倫現場を目撃してからは納得もしたし、時期も相まって女性というか人間相手への不信感も高まった。 お世辞にもいい家庭ではなかった。そのぶん、先代海ノ明との時間が輝いて見えたのだろうとは思う。 両親がダム沈没事故に巻き込まれて亡くなったことも、悲しくなかったわけではない。 むしろ虚無感とか、そういうふうではあったが、衝撃を受けなかったわけではない。 墓参りには毎年行っている。参ったところで、何も報告することもないため、ぼんやりと墓石を眺めているだけではあるが。 ▼女性関係 独身。だが、女性経験がないわけではない。 海ノ明への恋心こそうちに秘めて終わったものの、純粋無垢なわけではない。 彼女の妊娠が明らかになり、関係がぎくしゃく(主に一方的にと言ってもいいが)としてからしばらく経った16頃のことだ。 成長し、身長も伸びてきて周囲からも父親に似てきたと言われるようになってきた頃だ。 父親の愛人が自分に声をかけてきたのである。悪い戯れと書いて悪戯であろう。父親だけでは飽き足らず、その息子までにも手を出す女であったということである。 この看護婦へは不信感しかなかったものの、その時はあえて拒絶しないことを選んだ。 幼馴染の海ノ明への感情を少しでも薄れさせるべきだと考えていたのかもしれない。結果としては逆効果だったが。 女と海ノ明はあまりにも違っていたので、何にしても海ノ明と比較している自分が存在していた。 田舎に似合わない香水のきつい匂い。都会から来た女だったらしい。海ノ明はそんな匂いはさせていなかった。 化粧のそこそこ乗った女だった。若作りだったのかもしれない(彼女は若い方ではあったが、ハイティーンの少年にとっては年増に見えた)。 媚びるような声色がいちいち神経を逆撫でさせる女だった。父親がなぜこんな女と関係を持っているのか理解できなかった。 それでも、それでも……一種の自傷のような自暴自棄だったのかもしれない。父親の愛人であるとわかりながらも、彼女を受け入れてしまった。 心を許すことはなかったので、はじめから冷めきったものであったが。父親に半ば飽きてきた彼女にはそれがちょうどよかったらしい。 大きな声では言えない関係のため、堂々としていたことはない。ただ、幼い海ノ明の物心もついてきてからは特に気を付けた。教育に良くない。 女が自分に熱くなるほど、心の中が冷えていった。女というものはやはり、人というものはやはり、信用に値する存在ではない。 そんな不健全な関係がずるずると2年ほど続いた。終わりをもたらしたのは例のダム事故だ。 看護婦含めて、救頭医院の人間は自分を除いて犠牲になった。 自分に残ったのはやはり、海ノ明の忘れ形見だけであった。 看護婦の墓もあるが、墓参りにはいっていない。 ▼死生観 基本的に死後の世界やらを信じていない。医者として何人も看取ってきたのもある。 死後の世界が存在していたとしても、あちら側にあまり期待していないのもある。 というより、そんなものあってたまるかという思いもあるのだ。 それならさっさと、自分もダム事故に巻き込まれて死んだ方が正解だった、ということになってしまうためである。 惰性で生きているような人間にとって、それは好ましくない。 死んだ者はそこで終了する。現世はいつだって生きている者の世界である。 ———————————————————————— ♪緊急生放送 - NEE https://www.youtube.com/watch?v=-i_WZT5IcHw ♪沈める街 - 倉橋ヨエコ https://www.uta-net.com/song/122808/ ♪そして誰もいなくなった - cali//gari https://youtu.be/mQa1BkJ0Aik https://www.uta-net.com/song/311015/ ♪iesu ‐ 虻瀬犬 https://m.youtube.com/watch?v=6W_EvN4rDvk https://kakuyomu.jp/works/1177354055170392773/episodes/1177354055178766871 ———生還後イメソンコーナー————————————————————— ♪罪と罰/椎名林檎 https://www.uta-net.com/song/12574/ 生還後 セブンスターもでてくる すごいです ♪通リ魔 / 弌誠 https://www.youtube.com/watch?v=rqjPRt4Hpbw 明とこれがいいです ♪この雨に撃たれて/cali≠gari https://www.uta-net.com/song/273627/ やる気がありすぎるけどだいたいこう 生還前も後も含めてこう ♪修羅 /DOES https://www.youtube.com/watch?v=kBQmuw3CYnE https://www.uta-net.com/song/53625/
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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