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Asfa al-Rashīd この国に吹き込む「突風」とならん、と名付けられた。 【イメージ】 イメージカラー：ブルーアシード(#006eb0) イメージフラワー：アデニウム(花言葉：一目惚れ)　 イメージソング：kalafina『blaze』 https://www.uta-net.com/song/212836/ 【人称等】 俺、お前、お前ら/お前たち、父上、兄上、家臣は基本名前呼び捨て 「お前たち、ついて来い！　極上の景色を見せてやるよ」 「何者にもとらわれず、海や砂漠を渡る風みたいに生きられたら、さぞかし気持ちがいいんだろうな」 【人となり】 バグラッド王国の第2王子。左利き。 風によく靡く銀髪と、オアシスの泉を思わせる瞳を持つ。 元々は父譲りの快活・豪胆・好奇心の塊。自由な風のような色男である。 だが鬱屈とした王宮の生活で少しやさぐれ、斜に構えた物言いをするようになってしまった。 大海原への旅立ちは彼の本質を取り戻させることだろう。 考えなしというわけではないが、即断即決、善は急げが信条。 優柔不断な兄・ハールとは対極の性格であり、彼の為政がもどかしくて仕方がない。 ただ、その立場に立たねば知ることができない労苦があることも承知している。 兄を打ち倒そうというよりは、適材適所で国を動かすために王座を掴まんとする。 自分が王座につけばに民草にとって良い国を作り上げられると信じて疑わない。 瞬間ごとに世界に一目惚れをする。 目に映る世界すべてが彼の財であり、愛情を注ぐに値する恋人だ。 幼い頃から市井にふらりと出かけては、王族と国民という垣根を超えて民と親交を深めていた。 城の窓から遠く望める海に憧れが強く、時には漁師や商人の船に乗り込んで潮風に当たることもある。 生みの親こそ王族の肉親だが、彼の育ての親は家臣を含めたバグラッドの国民たちであると言っても過言ではない。 彼はただ、大切な家族を守りたいのだ。 地頭は悪くないため、街に遊びに降りると言っても王族としての最低限の節度は保っている。 固めの貞操観念は馴染みの顔ならばよく知るところであり、その上でのプレイボーイ的言動はむしろ親しみやすさとして受け止められてきた。 (※王宮で既に筆おろしはされている。性教育としてあてがわれた宮女を抱いているので知識はきちんとあり、性技も人並み程度には上手い。) 【技能等】 ❏ 戦闘技能(回避・ソード) HO3やヤファルと共に王宮付きの老剣士に師事した。特に剣技は得意としている。 ❏ 隠れる・忍び歩き・変装 騎士たちの目を掻い潜って王宮を抜け出すのはお手のもの。 ❏ 聞き耳・目星 五感は世界を愛するためのツールのひとつ。常に感受性の網を広げている。 ❏ 図書館 帝王学をはじめとする勉学で幼少の頃から多くの本を読んできた。 身体を動かす方が得意だが、王族たるもの座学も修めなければならない。 ❏ 操縦(帆船) 海の男たちに混じって船に乗せてもらうことが多い。天性の才を誉められることも。 潮風を受けながら海原を駆ける時間は至福の時だ。 ❏ 信用 アルラシード家に名を連ねる者として家臣や国民から信用を獲得している。 そうでなくとも人たらしの才能があるかもしれない。 ❏ 生物学 海洋の生き物に特に詳しい。 砂漠の商人たちや書物から外の世界に生息する生物のことをよく学んだ。 ❏ 薬学 市場に降りてスパイスや薬草、伝来の秘薬についてを商人たちから教わった。 ❏ 歴史 自国の歴史のみならず、諸外国の趨勢にも興味関心を寄せている。 子供の頃の寝物語にも神話や伝説の語り聞かせをよくせがんでいた。 【周囲の人々への感情】 ❏ HO2 マグ　スィラージュ 名付け親。星見の力を操る賢者を敬愛している。 自分にはないものを一番多く持っている存在であり、これからもこの国を支えて欲しい。 自分が王座についた暁には、かつての王のように宮廷魔術師として取り立てたいと考えている。 ❏ HO3 ファーリス　ミシュアル 幼馴染であることもあって、背中を預けて戦える相手。 自分より武術に優れていることは承知しているため、守られる時は大人しく守らせる。 ❏ HO4 アブド　アミル 昔、虐げられていたところに偶然居合わせて助けた。 王族と奴隷という立場を超えて対等に友になれる……などと夢物語を抱いてはおらず、 身分差はきっちり弁えさせた上で臣下として信頼している。 ❏ マフ＝アルラシード 偉大なる父上！親が偉大すぎると、どうにもやりづらい。七光りの恩恵にはしっかり預かる。 ❏ハール＝アルラシード いけしゃあしゃあとよく綺麗事を吐くものだと感心している。 有能なれど王の器ではない。だが排除の対象ではなく、心を入れ替えて為政を補佐してくれるのであれば彼以上の適任者はいない。 一度殺されかけたことはしっかり根に持っており、5年前からアスファは人前でも嫌悪感を隠していない。 どうせ今回の旅を笑顔で見送ったのも、旅先でのたれ死ねと思っているのだろう。 刺客くらい送り込まれてもおかしくはない。 ❏アブー 陽気な気性が合うので気に入っている。弟のような存在。 小さい頭で何を考えているのやら……。 ❏ヤファル 付き合いも長く本質も分かっている(つもりである)。 涼しい顔をして振る舞っている姿を見ると、ついつい仮面を剥いで感情的にさせたくなる。 お綺麗な顔してるんじゃねぇよ。腹の中掻っ捌いて見せてみろ。 ❏ 亡き母 自分と兄の容姿から察するにかなりの美女だったのだろう。 母の温もりを知らない寂しさが、あるにはある。 【特徴表】 ・2-2 影が薄い 生まれつき目立たない。〈忍び歩き〉〈隠れる〉+20%。 ・3-3 飛ばし屋 空間把握能力に優れている。あらゆる〈操縦〉技能の基本成功率は50%。 【入手した財宝】 ・彫刻入り黄金のゴブレット 黄金のゴブレットからは確かに強い邪気が放たれており気圧されそうになる。アメネムハト3世が黒い恐怖の大獅子と戦う姿が描かれている。 ・海底遺跡で見つかったらしい…印鑑 海底遺跡で見つかったとされる品々には以前本で目にした伝説の紋様が彫り込まれていて、信憑性は高そうだ。 【習得呪文】 ■呪文-門の創造- この呪文は使う者を別の場所、別の次元、別の世界へ行かせてくれる重要な呪文である。 1つの「門」は別のところにある1つの場所にだけ通じている。 門を創造するためには精神力(POW)を永久に喪失しなければならない。 更に門を使用するためには門を創造するために使った精神力と同じ値の魔力(MP)を消費しなければならない。 門を通って行う旅行1回につき、正気度は1減少する。 【以下、『アルフ・ライラ・ワ・ライラは語らない』HO1秘匿】 ◆公開HO 職業技能:ソード、変装、歴史、生物学、薬学、聞き耳、操縦(帆船) 推奨技能:ソード、歴史、生物学、聞き耳、操縦(帆船)

あなたはこの船の船長兼、バグラッド第2王子だ。父と母、兄と従者の元で何不自由なく育ってきたが、王宮暮らしは幼いあなたの好奇心を満たすことは無く、空想だけが背伸びをして行った。 成長したあなたは父の命を受け、船旅へ向かうこととなる。 何故父は王族である自分を海へ駆り出したのか？ 何はともあれ、あなたはこの航海を経て様々な知見を得たいと考えている。

 ◆秘匿HO －玉座を求める冒険者 近頃王宮内の空気は以前に増して息苦しいものとなっていた。怪物による被害が影響し、続く不景気のせいだ。 しかし、何よりあなたの肩身を狭くしているのは第1王子の存在である。 第1王子の兄ハール、彼はあなたより先に生まれたというだけでなく、非常に聡明で政治家としては優れた人物だ。 だが近頃はかつての温厚さは消え、弱者を軽視するようになった。 何より兄は決定的に勇気が無く、回りくどい手ばかりを好むのだ。 このまま行けば父亡き後、ハールが後継者としてこの国を治める事となるのが道理だが、あなたはそれを避けたい。 あなたがまだ幼い頃、確かに彼は勤勉で良き兄だったはずだ。 ちょうど5年前、あの出来事があってから2人の仲は険悪になってしまった。 ｢お前さえ居なければこんな事にはならなかったのに。｣ ｢お前は大罪人だ。私が……私の方が……｣ 夜中、喉の圧迫感に目を覚ますと他でもない兄があなたの首を締めていた。 部屋の外を誰かが歩く音に我に返ったのか、その後彼は悪態をつきながら退出し、あなたは事なきを得たのだ。 あなたの真の目的は、7つの航海で兄にも負けない力と宝を持ち帰り、自らが王となる事だ。 そのためにも絶対に旅は成功させなければならない。

 ◆特記事項1 - 王の覚悟 あなたには、あらゆる困難を乗り越え王と成る覚悟がある。 死体や血痕に対するSANcでは常に減少する正気度が半減する。 ◆特記事項2 - マグの加護 あなたの名は賢者であるHO2から授かった神聖なものだ。 あなたのHPが著しく減少した時やあなたが技能を振り直したい時、HO2のMPを-1、あなたの幸運値を-10することで願いが叶う(幸運値の喪失は永久的なものとなる)。 ◆特記事項3 - 黄金の覇者 王家の血を引き、幼少より財宝に触れ育った体は価値あるものに引き寄せられる。 秘境、或いは市場などで聞き耳ロールに成功すると、未発見の宝を探知する事が出来る。

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