タグ： 唐 魔が鵺

飄々としており、表情的にも性格的にも締まりがない二枚目半の男。 「まぁ気楽にいきましょうよ」が口癖。普段の振る舞いとしても常に余裕綽々といった様子で、一見どこか誠実さに欠けた人物のように窺わせるかもしれない。が、仕事に対しては人一倍真摯に向き合い、請け負った仕事は確実に着実に。完璧に遂行する実力と責任感の強さを見せるだろう。 しかし、上記のものは事件や刀を振るう場面での事に限り、普段の事務仕事は面倒臭さからサボタージュしがち。細かい作業なんてやってらんないよ～…。 普段のおちゃらけた様子や不真面目気味な勤務態度からは想像出来ないが、実はキャリア組。 兄を探す為、それから兄との約束を果たす為に血が滲む程の努力を行い、キャリア組で合格し特殊案件対策第ヰ課に入った。 その片鱗すら見せない所か察する事すらさせないが、性根はかなりの努力家で目標を成し遂げる為であれば、どんな修羅の道であっても迷わず踏み込んで行けるような意志と信念の強さを持っている人間である。 現在は自分だけが覚えている兄を探すために、日々諦めず兄の手がかりを探し続けている。また、それと同時に「将来必ずたくさんの人を助けて平和な日本にする」という幼少期に兄と交わした約束を守る為にも、刀を握り続けている。 過去、兄の件があってか警察組織にあまり良い感情を抱いていない。 自分以外誰も兄を覚えていないという、非常に不可解な状況であったが故に解決が出来ないのも仕方のない事ではあるのだが、それでもどうにかして大切な兄を見つけて欲しかった。だから、これが八つ当たりであるという事は、自身も十分に理解しているが感情のはけ口にしてしまっている。そんな自分に辟易する。 特殊案件対策第ヰ課に入ったのは、兄探しと約束以外にも自分と同じような悔しく悲しい思いをする人が二度と現れないように 自分が市民を守りたい、という願いも込められている。 ▽行動理念 兄の件もあり、犯人確保よりも市民の命や安全を第一に動く。 また、仲間が命を落とすような無茶をした場合は必ず止める。これは命ある限り必ず犯人を確保出来るチャンスがまた巡ってくると信じているからだ。 絶対任務、よりも命を優先している為、上司の命令に背く事もあるかもしれない。組織の刑事として見るならば刑事失格だろう。 ▽特殊案件対策第ヰ課について あくまで兄を見つける事と約束を果たすための手段。 兄を見つけたら捜査一課にでも異動したいとぼんやり考えている。 仲間意識といったものは低く、メンバーに対して親しく接してはいるが本心からではない。どこか壁を感じるかもしれない。これは皆を手段として利用してしまっている後ろめたさからであり、また、絆されやすい事を自覚している為、その対策も込めて距離を少し置いている。 飲み会をたまに断っているのは酒で本音が出たら困るから。飲みの席でも一杯以上は絶対に飲まない。 ▽兄について ✧名前 雑賀 神(さいが じん) ✧性格 正義感共に責任感が強い穏やかな人物。何かあった際は怒る、よりも窘めたりするようなタイプで、滅多に怒らない。誰に対しても優しく分け隔てなく接していた。十全十美を体現したような男で、常に成績はトップで運動神経もばっちり。その為、毎日彼の周りには常に人がいた。 弟に対しては溺愛と言ってしまっては過言ではない程に甘やかしていた。登下校は必ず一緒にしていた程、ずっと仲が良かった。 優しくて強くてなんでも出来る兄が大好き。 純粋に尊敬していたし、いつか兄のような人になりたいと常日頃そう思っていた。 小さい頃はいつも兄の後ろをついて回って、兄に手を繋いでもらっていた。勉強もスポーツも遊びもその他新しい事も、大概は兄から教えて貰っていた。両親よりも兄に懐いていた程に、兄のことが大好きでべったりだった。 現在も兄に対して尊敬や親愛の感情は変わっていない。昔から変わらず人生の目標は兄である雑賀 神だ。 1秒でも早く、兄を見つけたいと心の底から強く願っている。 ○エピソード ❏将来の夢について 山に入る一ヶ月前、兄と将来の夢について話していた。 凌が小学校で将来の夢について原稿用紙1枚分書いてくること、という宿題を学校から出されたからだ。 原稿用紙の書き方がよく分からなかった為、兄に書き方を教えて貰っていた折、ふと気になって兄に将来の夢はあるのか？と尋ねた。兄は「将来は人を助けられるような職に就きたいと考えているよ。それこそ警察官とか、ね。」と答えた。兄から警察官はどんな仕事をするのか、どんな事を毎日しているのかという話を聞けば聞くほどに警察官はかっこよくてヒーローのような存在だと感じた。そして思わず「俺もなる！」と口にする。兄は笑って「じゃあ一緒になろうか。」と頭を撫でてくれた。 それから兄と一緒に原稿用紙に「将来は警察官になります。絶対にたくさんの人を助けて平和な日本にします！」と書いた。 この日のことは今でも鮮明に覚えている。 (この将来の夢について書かれた原稿用紙はいつも身につけているロケットペンダントの中に小さく折りたたんで入れている。) ❏バイクについて 大きくなったら兄と一緒にバイクに乗りたい！と話していた事がある。 優しい兄は「いいよ」と笑って頷いてくれた事をよく覚えている。バイクの免許が取れるようになったら一緒に教習所に行こうと約束をしていた。 自分は黒のバイク、兄は白のバイクを買ってツーリングするのが夢だった。 ▽力について 気がついたら身についていた。なんだこれ？ しかし、兄探しに役に立つならありがたく使わせてもらいましょうかね～くらい。 ///////////////////////////// 一人称/僕・俺(素はこっち) 二人称/お前さん、アンタ 三人称/～さん、～ちゃん HO1→大将、HO2→麟先輩、HO3→お嬢 兄→兄貴/兄ちゃん 好きなもの/家族、兄、休日、楽しいこと 好きな食べ物/和食全般、駄菓子 嫌いなもの/曲がったこと、不誠実 苦手なもの/飲み会、豚肉 趣味/ゲーム 誕生日/間違えてる方の誕生日…1/25　正しい誕生日…1/24 ✧2015.刑事で作成 〇特徴表 ・大切なもの(D) / 興味P＋60 →幼少期に兄と一緒に書いた将来の夢について記された原稿用紙。小さく折りたたんでロケットペンダントの中に入れている。 ・格闘センスの持ち主 ［共通HO］ あなたたちは、警視庁特殊案件対策第ヰ課に所属する刑事である。刑事といっても、特殊案件対策課 では、普通の事件を担当することはない。現代日本において人の心の隙を、芽生えた悪意を信仰心として此岸と彼岸を渡り始めた「妖」と呼ばれる怪異。それらが引き起こす事件を捜査、鎮圧することを目的とした対怪異専門部署である。 【特殊配布装備】 [AF:童子切安綱 初期値15/ダメージ1d10+db(対怪異にのみ1d20+db)] 平安時代、伯耆国(ほうきのくに)の大原の刀工・安綱作の太刀。今は昔、源頼光が童子切を用いて酒呑童子を切ったとされる。 国宝指定がされているが、配布されているのは写しである。写しとは言っても対怪異用に禊、祈祷を行ったもの。効力が本物であることはあなたたちなら身をもって理解しているだろう。 ［HO4］坂田金時 __公開HO__ 
あなたは"力"である。 [AF:雷光 初期値20/ダメージ1d8+2+db(対怪異時のみ2d8+4+db)/対怪異において、このAFで与えた 傷は回復不可] 鉞(斧)。対怪異用に禊、祈祷を行なっており、坂田金時の逸話に基づいて呪い(まじない)を付与しているもの。 __秘匿HO__ ・幼い頃神隠しにあい、それ以降常ならざる力を手に入れた。 　dbをSTR,SIZの値に関わらず2d4に固定。STR,CONにそれぞれ+3。 　これによりステータスの上限を超えることを許可する。 ・あなたには誰からも忘れ去られた兄がいる。 あなたは、幼い頃に神隠しにあった記憶がある。遊びに入った近所の山から出られなくなり、5日後 900km以上離れた山道で発見されている。あなたが消息を経った5日間に何があったかは覚えていないが、迷子になる前、兄と共に山に入ったことを覚えている。しかし、発見されたのはあなたのみで、発見時兄のことを覚えている者は1人もいなかった。あなたには、あなただけが覚えている兄がいる。 また、神隠しから発見されて以降、あなたは常ならざる力を手に入れた。 兄に関して、現在どう思っているか、どう思っていたか、どういう兄だったか等の設定は自由に行って構わない。

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