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〇通過シナリオ プルガトリウムの夜 deEpy* 997の不如帰 寥々と、まもなく ◯フレーバー花 79 マダガスカル・ジャスミン　「清らかな祈り」「傾聴する」「うぬぼれ屋」 何事にも真剣に取り組む人。愚直で純真な貴方は、人の話もじっくりと聞くだろう。そこに矛盾を見つけたとしたら、直感を信じるといい。 21 黒百合（くろゆり）　「恋」「呪い」 嫉妬の炎に焼かれたか。裏切りの波に飲まれたか。貴方は笑顔を称えながら人を沈め、友の首に手をあてる。それも愛だと確信しながら。 66 林檎（りんご）　「名声」「選択」「評判」「選ばれた恋」 レールの上を歩くのが貴方。全ては用意されたものなのだ。ああ、何か新しいことはないものか。それが不幸か幸せか……それすらも問わなくなってしまうほどに貴方は決まり切った道を歩き続けてきた。 ◯経歴表 ８１～９０　思い入れのある品がある　81 ８１～９０　身近な人を失っている　88 ９１～００　無力：これといった希望を抱いていない　93 なんでこんな出目がカス？ ◯特徴表 2-6：アウトドア派 暇さえあれば季節を問わず、野外活動に繰り出している。＜ナビゲート＞＜博物学＞＜追跡＞にそれぞれ+20% 3-5：銃火器の達人 銃火器とは何かの縁があり、普段から親しんでいる。火器技能5つ（拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフル）の基本成功率は50％である。 ◯由来 長門型戦艦の2番艦、「陸奥」。 武器を振るう「一薙ぎ」の「なぎ」、モズの「はやにえ」から、速→早。「はや」。 組み合わせたあとに読みを当て字。 漢字は『渚』『早』。 ◯性格等 クールでつっけんどんな女。「無駄口叩いている暇があったら仕事に集中しなさい」とか言うタイプ。 パッと見、話の通じない上司感はかなりあるが、部下のことは彼女なりに多少は慮っている。かなり見えづらいけれど。 慕われすぎず、舐められすぎず、良くも悪くも並の評価を受けるタイプ。 班員のことは「自分の目の届く、手の届く範囲」で自由にさせている一方、単独行動や危険を顧みない行動をしたら毅然とした態度でかなりキツく叱ることがある、かも。 「酒癖が悪いらしい」という噂が立っている。本人に聞けば「それは今職務に関係あることかしら」とそっけなく言われます。 ◯カラーコード ストロベリー strawberry　#e73562 プルガトリウムの夜　HO1正義の代行者　秘匿有 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 手の届く範囲、なんて、皮肉なものだ。 求めた少しの希望に縋って伸ばしたその手が、人の命を簡単に奪えるものだってことを、私はよく知っている。知ってしまった。知りたく、無かった。 ◯秘匿込みの設定 もともとあまり親からの干渉を受けずに育った。優秀な兄がいたため、そちらに彼らの意識が割かれていたことに起因している。 期待もされていないし見られてもいない。精神的ネグレクト。兄からもそういった干渉はなく、今現在もほぼ疎遠。生死すらきっと伝えられないんだろう。人を貶めることで自分の位置を高めたがる人間がいるが、渚早は生まれた時からその「貶められる」側に位置付けられてしまった人間。 そのため自己肯定感はもともとなかったが、自分を絶対的に信じることで補っていた。信じられるのが自分しかいなかった。 刑事になったのは、そうなることで社会的に認められるうえ、「誰かのために生きられる」のなら、受けた生の使い方としては上々だろうと考えた。 そうすることで、自発的に「貶められる」側から抜け出たかった。誰かを助けたかった。 家族も、少しくらいは自分のことを見てくれると思ったが、結果はお察し。まあなんとなくわかっていたのでそれは早々に諦めた。そしてさっさと家を出た。 新しい地で、心機一転する気持ちでいた。 信頼を得るために努力したし、人並みに優しい面も持ち合わせていた。自分が受けられなかったものを、見様見真似で真似をして。 ただ、人を頼るということだけ、どうしてもできなかった。 それでも信頼してくれるひとがいて、それがとても暖かくて、なにより嬉しかった。 一年前。 自分を信じてくれていた部下を、あろうことか撃った。まして、死なせた。 あれから、銃を握るのは怖い。根本的に自分の腕を信用できない。一度人を誤射しておいて、今更自信もクソもないため、あれからは淡々と『機械』であることを心掛けている。(どちらかといえば、警察機関の「歯車」？。) そうして「刑事」であることで、壊れそうな心のギリギリの琴線を保っている。 時々顔を出しそうになる弱さは、意地で潰しているか、酒で流し込んでいる。アル中1歩手前。いやもうなってる.......？？？ だらしのない姿を見せることははばかられる心は持っているが、止められない。 でも、正義をぜんぶ捨てた訳では無い。 誰かのために、この正義を代行する者でありたいと、まだ、心のどこかで思っている。 ○対NPC 桃下 冬香/１年前「冬香」or「モモ」、現在「桃下」 ：元バディ。敏腕なこともあり、信頼を置いていた。 今、信頼は置いていないわけではないが、誰のことも信頼ができないため、結果的に少し敬遠しがちになっている。少なくとも呼び方は変わった。 彼女の抱く正義は尊ぶべきものだと考えている（たぶん自分と一致していると思っているのもあってかな）ため、そういった意味では尊重したいところ。 蛇原 辰巳/「蛇原」 ：部下。素行の悪さはいただけない故、上司としてキツく叱ることもある。 彼のその悪気のなさに、救われる人もきっといるのだろうが、いつか痛い目を見るのではないかとやや心配。 彼が真っ当に進めるように道を整備してやるのも上司の仕事だな… 佐々羅 透李/「佐々羅」 ：桃下と同じく、１年前から世話になっている相手。 的確な仕事ぶりは評価すべきものだと考えている。彼には酒癖がバレていないと思いたい。 HO2/ 現バディ。 １年前殉職した部下の苗字は「鷹見」です。 若い男の子かな。いい子でした。桃下同様信頼していた。ギリギリまで犯人を追っていた彼の爛々とした目の輝きが失われる光景を、今でも忘れられていない。 ずっとずっと、彼に謝りたい。死んだら真っ先に彼のところに行って頭を下げる予定。 ◯イメソン 『はやく夜へ』/水槽 https://youtu.be/OP_llyfMuI0 「君が泣いて放り投げた透明　その傷に構ってる暇はないんで 嫌になるし嫌になったし　もうこれから惰性で繰り返す朝靄 振り払ってはやくはやく　はやく夜へ」 「半色の感情」/おじぇいまる https://youtu.be/n_sDtV5oZR0 「威勢張っていくのが取り柄で　昨日だって言葉だけ良くて 今目指したってもう遅くて　また明日をただ待つの 追いかけた未だその味は知らない　離れられない「ヒ」に手伸ばして」 *** HO1　正義の代行者 ▼公開情報 　あなたは警視庁刑事部捜査第一課に所属する刑事だ。 　班を仕切る班長であり連続殺人犯モズを追い続けている。 　　 ▼秘匿情報 [1 年前に起きた事故 ] 拳銃の腕前には自信があった。 だが、その傲が１年前に起きた事件の引き金になってしまった。 当時、 殺人事件の捜査中、犯人確保を優先した HO1 は人質にされた部下を誤って射殺。 犯人は逮捕できたが、部下は殉職。彼の拳銃も紛失してしまった。 以降、その出来事を忘れようと酒に溺れ時々意識を失ってしまう。 [ 交友関係 ] HO2 の配属前は桃下冬香（ももしたとうか）と 1 年間バディを組んでいた。 彼女は頼れる元相棒であり同じ正義を志すよき理解者だ。 同じく 1 年前から仕事を共にする監察医の佐々羅透李（ささらとおり）とは、共に様々な事件を解決まで導き互いの仕事を認め合っている。 推奨技能 ： 〈射撃 ( 拳銃 )〉 NPC 蛇原　辰巳（へびはら　たつみ） HO1 班の班員。 見た目は厳ついがまじめで心優しい元ヤン刑事。 悪気はないのだが素行が悪く、 他刑事からの風当たりが強い。 桃下　冬香（ももした　とうか） HO1 班の班員であり HO1 の元相棒。 文武両道の敏腕刑事。 HO1 とは１年間バディを組んでいたが HO2 の配属に合わせて解消。 あまり知られていないが愛煙家。 １日の平均本数は２～３本程。 佐々羅　透李（ささら　とおり） HO1 の担当事件を監察医の立場からサポートしてきた仕事仲間。 腕は確かなもので、 第 1 事件からモズの捜査に関わっている。 【あらすじ】 2020 年 8 月 4 日。 東京で見つかった不可解な遺体。 その事件を皮切りに 23 区内で 1 ヵ月ごとに次々と同様の遺体が見つ かった。 磔はりつけにされた遺体、 決まって夜に犯行が行われることから、 付いた名前はモズ。 警視庁刑事部捜査第一課に所属する探索者はモズを日々追い続けてきたが、 足取りを掴めずにいた。 そして 2020 年11 月 30 日。 モズの高鳴きが再び東京に鳴り響く……。 * deEpy*-END-B boRey* 後遺症:刺した部位の傷が一生残る

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