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夕吹 響(たなぶき ひびき) ソープスクールHO1 参考職業：ミュージシャン(言いくるめ、聞き耳、芸術、製作、説得、心理学、値切り、ほかの言語(英語)) 性格など 自分の意見をあまり表に出さないタイプの人間で、違う意見であっても人に合わせることがほとんど。 生徒からは特別良くも悪くも思われていない。(楽器演奏時の姿やその音色が好きな生徒はいる) 授業とHR以外の時間は音楽準備室に籠りがち。吹奏楽部の顧問を務めている。 以下HO1秘匿内容　 技能について 聞き耳:絶対音感を持っているので高め。いじめにより周りの声や音に敏感になったこともある 応急手当:傷を自分で手当てしていたため 心理学:いじめの経験から周りの人の顔色をよく窺うようになった 芸術(ユーフォ):音楽大学での専攻楽器。ピアノは教員採用試験に必要最低限な技術のみ身につけたので低め。 いじめについて 中学2年生の秋、自分が罹ったのを皮切りにクラス内でインフルエンザが流行し、学級閉鎖になり文化祭に参加することができなくなってしまった。かなり力を入れて取り組んでいたクラスの生徒から「病原菌」「お前のせいで台無しになった」と責められ、いじめが始まった。面と向かって悪口を言う者、無視をする者、暴力を振るう者、形は様々だがクラス中からそういった扱いを受けた。 響は自分のせいでこうなってしまったという罪悪感から反抗することも助けを求めることもしなかった。 徐々に暗くなり帰宅してもすぐに部屋に籠るようになった響を不審に思った母親に問い詰められいじめを受けていることを告白。 両親と相談して引っ越し、転校をさせてもらえたのでいじめから脱することができた。 ただ、今でもいじめのトラウマは残っており、「病原菌」という単語を聞くと動悸がしたり、インフルエンザなど感染症への恐怖心から頻度の高すぎる手洗いや乾燥した環境を嫌がるなどの行動がみられる。 自分に対するいじめの事をいじめと認識しておらず、皆の頑張りを台無しにした自分への制裁だと思っているので、世間一般の「いじめ」に対する理解がいまいちできていない。もし実際にそういう現場に遭遇した時、どうすればいいか全く分からない。 音楽について 元々オーケストラや吹奏楽の演奏を聴くことが好きだった。いじめに耐え忍んでいた時、たまたま有名なユーフォニアム奏者のソロ演奏動画を見たことで興味を持った。高校進学後吹奏楽部に入部しユーフォニアムを選択。練習の中で絶対音感を持っていた事が分かり、より吹奏楽の世界にのめり込む事になる。 自殺した生徒について 美影さん。少しクラスに馴染めていないようで、普段から保健室に通っている生徒。何度か声を掛けたものの「大丈夫です」と微笑まれるだけだった。HO2、3先生に部活や保健室での様子を聞いたりしたがあまりいい情報は得られなかった。 気になってはいたものの、どこまで口を挟んでいいのか分からず悩んでいる間に自殺してしまい、とても後悔している。 担任としてなにかできることはなかったか、ずっと考えている。

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