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雨宮 副（あめみや そえる） 職業：クトゥルフ2015「医師」より　EDU*20 特記：〈信用〉に+10％のボーナス。 技能変更　〈経理〉→〈図書館〉 「レポートってこの世の悪だよね……」　金勘定をするわけではないけど資料探してレポートは書きます。成績はわりといい方。 特徴表3-6「格闘センスの持ち主」 幼い頃から道場で鍛えられてきた。素手の戦闘技能3つ（キック、組み付き、頭突き）の基本成功率は50％である。 「あはは……人より、確かに機会は多かったかも。あんまりいいことじゃないよね」 「お医者さんになりたかったんだ。俺でも将来人を助けられる職につけるかなって」 　医大に通う24歳大学生。穏やかな物腰と柔和な笑顔を常とする雰囲気好青年。困った特には「あはは……」と誤魔化すように笑う癖がある。一浪。副曰く、どうしても医者になりたかったからちょっと頑張ってみたんだ。との事。バイト先は中学生の家庭教師。 　友人は割と多い方だが、あんまり踏み込んだ関係を作るのが得意ではないのかどちらかというと顔見知り止まり。女性関係に着いても同様。「いい人止まりでいつも終わっちゃう」らしいが、それとは別に副自身が意図的に持とうとしていないところがある。 　夜間はなかなか連絡が取れず、捕まらない。本人はただちょっとなどと言うが、ふと見たときに怪我をしていることもある。 一人称：俺　二人称：君、あなた 「大丈夫？ 良かった」 「優しく、優しくありたいんだ。人にね」 「あー……あはは……ごめん。ちょっと夜は用事があるから……」 通過シナリオ 「忘失の底で、君が哭いている。」 　――以下、「忘失の底で、君が哭いている」HO1の内容を含む。 　結局いつも言い訳を探しているだけ。 「俺は悪くない。何か理由がきっとあったんだ。そうだって言えよ」 　雨宮副は本質的に物事の解決手段として暴力を常とする人間だ。怒りのコントロールが出来ない、抑えが効かず衝動的になってしまう。それに任せて力という手段を行使する。雨宮副とはそういう人間だ。 　夜連絡が取れなくなるのはこの後暗い感情を処理するように一人で夜の街を歩いているから。怪我をするのは喧嘩のため。女性関係を持とうとしないのは、自分がいつかきっと相手を殴るだろうことを理解しているから。 　怒りに任せ、衝動のままに暴力を振るい、自己嫌悪に陥る。繰り返し。友人の前では良い顔をしているがそれもどこまで出来ているかは分からない。副はそんな自らの本質を恐れているし、酷く嫌ってもいる。その上で副は言動上そういう素振りを見せながらも手っ取り早い怒りと物事の解決手段として、言い訳を重ねながら影で暴力というものを利用してきた。 　そんな暴力的な自分の一側面から目を背けるため、自分が人を救える立派な人間であると自分に言い聞かせるための手段として。彼は医師という職をを志した。一浪までして医大を志望したその努力は、自分の暴力衝動から逃げるためのものだった。 　その日を忘れて十年。雨宮副は「そういう人間」として生きてきた。 　――そんな折での、己が殺人についての記憶の想起である。 「嘘だ」 　なんの目的で。誰を。どうやって。こんな人間ではあるけれど、まさか自分が人殺しまでするなんて。 　嘘だ。何かの間違いだ。記憶違い。自分はそんなことするはずがない、していたとしても何か理由があったに違いないのだ。何か、そんなことをしてしまってもしょうがない理由が。だって、自分はこんなにも暴力を嫌い、自分の性質を嫌い、その同じ手で人を救う職に就こうとしているのに。 　確かめなければならない。 　自分は「そういうやつ」じゃないんだって。 　雨宮副、彼の目的は「真実を確かめること」だ。 「そんなはずない。そんなはずないんだ。普段だって本当はあんなことしたいって思ったことなんてない」 「俺、そりゃ、多少手が出やすい方かもしれないけど。でも次からは気をつけようってちゃんと思ってて、だから、まさかこんなことまで、」 「怖い。俺に制御出来ない俺はどこまで行くんだろう」 特徴表3-6「格闘センスの持ち主」 　雨宮副は自分が暴力的な人間であるということをよく覚えている。その手段をよく覚えている。その手段と自分をを嫌う一方で、影で自分がどういう手段に出ていたのかを覚えている。幼いころから雨宮副にはその素質と才能があった。幼いころからその行動を繰り返してきた。 ▼HO1 10 年前のあの日、君達は確かにあの映画館へ映画を観に行った。 それなのに何故だろう。どんな映画を観たか、その映画にどんな感想を持ったか、その一切を覚えていない。 忘れたままでいてはいけない、どうにか思い出さなくては。そう、強く感じる。 君の【目的】は 10 年前に何があったのかを思い出すことだ ▼秘密 君は最近になって自分が「殺人を犯したことがある」ということを思い出した。 なんの目的で。誰を。どうやって。その一切を覚えていないが、10 年前のあの日、あの映画館で確かに君は誰かを殺した。 なぜ忘れていたのだろう？……このままではスッキリしない。あの映画館に行けば、全て思い出せるだろうか？ 君の目的は【真実を確かめること】だ 君はアビリティ「暴力衝動」を取得している ・暴力衝動 使用条件：戦闘中 君には暴力的な一面がある。 このアビリティは任意の SAN をコストに使用できる。 このアビリティを使用したとき、コストにした SAN*5％攻撃技能の成功率を上昇させることができる。

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