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＊2015俳優ベース ＊特徴表 1-4オシャレ…いつも身だしなみに気を使っている。APP+1。 3-7俊敏…どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。＜回避＞の基本成功率は、通常の[DEX×2]ではなく[DEX×5]である。 容姿： 白銀の髪は腰くらいまであり、毛先にかけて緩く巻いている。瞳の色は灰銀。 どちらも日本人離れした色だが、アルビノのため自前。紫外線に弱く、午前中から昼過ぎに出掛ける時は基本的に日傘やサングラスが必須で服装もUVカット加工の濃い色の物を着用している。 備考： 高校を卒業後、そこそこ大きめの劇団に入団し地元から離れ一人暮らし中。 元から演じる事が好きだったため、劇団員の仕事は天職だと思っているし厳しい世界だと分かってはいるが充実した日々を過ごしている。 家族仲は良好。 一人称：私 二人称：あなた ©sasAIchi様 「すみません、もう1度お願いしても良いでしょうか…！」 シナリオ： 以下『偶像は四季に祈る』ネタバレ注意！！！ ◇HO1「春」 必須技能〈芸術：演劇〉〈精神分析〉 元演劇部であり、演じることに長けている。 ▼探索者について あなたは「救いを求めている」。 幼少期いじめを受けていたあなたは、自分の本心を隠すようになった。 演技という仮面で素顔を隠すのは居心地がよかったが、本当の自分は救われないままだ。 ▼技能 「カウンセリング」 人生経験からか、他人の精神を安定させることに優れている。 シナリオ中の指定されたタイミングで、1回につき1人に対し、相手が発狂状態でなくとも〈精神分析〉を行うことが出来る。成功した場合、1D6のSAN値を回復させる。ただし自分に〈精神分析〉を行うことは不可能である。また、これにより最大正気度を超えることは無いものとする。 ▼人間関係 【 春川 さゆり / はるかわ さゆり 】 ひととせ高校の演劇部にいた頃の、1つ年下の後輩。 高校2年生のある日、あなたは一人の女子生徒がいじめられているのを見た。過去の自分を思い出したからか、はたまた他の理由か。あなたが手を差し伸べたその子が、春川さゆりだった。 春川は演劇部に入り、その後もあなたたちは良い先輩後輩、そして友人として関わりを続けた。詳細は教えてもらえなかったが、「好きな人ができた」と春川が嬉しそうにしていることもあった。 あなたの卒業後もたまに会うような間柄だった。しかし卒業して約半年後（春川が3年生）、何かのきっかけで彼女は精神的に弱ってしまった。少しずつ回復し、現在は小さなカフェで店員として働いている。話を聞けば錯乱してしまうため、何があったのかは聞けずじまいだ。 【 夏目 薫 / なつめ かおる 】 「共通情報」参照。 あなたにとって彼は恩師である。ちょっとした相談をすれば、彼は笑顔で話を聞いてくれた。自分の本心を否定しないような彼の態度に、あなたは少しだけ本音をぶつけられたのかもしれない。 ただ、彼は自分のことを話すような人ではなかった。卒業後も連絡先を知ることは出来ず、今何をしているのかは分からない。あなたは、またあの頃のように、彼と少しでも言葉を交わしたいと思っている。 【 他PCたち 】 高校で3年間同じクラスだった友人たち。 少しは本音で話せていたのだろうか、それとも、怖くて演技をしていたのだろうか。どちらにせよ、彼ら彼女らはあなたにとって懐かしい記憶の一部であり、かけがえのない存在である。しかし自分から連絡する勇気を、本当のあなたは持ち合わせていなかったのだろう、卒業後は疎遠になってしまった。 ▼特記 ・シナリオを通してHO内容に変化があっても構わない。どのように変わっていくかは探索者次第である。 ・「いじめの内容や深刻さ」「どの程度救いを求めているか」「本心と演技の割合」「春川、夏目薫への感情」などはPLの解釈によって好きに考えて良い。 ・HO内容にある程度沿っていれば、高校生活については自由に考えて良い。 ・必須技能はシナリオの進行や生存率に関係するため取得を勧めるが、PLの判断に任せられる。 裏設定： アルビノと言う事もあり、中学を卒業するくらいまで虐めに遭っていた。 初めは見た目が違う自分を可愛いとお人形さんみたいだとみんなちやほやしてくれていたが、昼休みの時間にみんなと外で遊べなかったりプールの時間は見学をしていたりと我慢する事が多かったため本人的にはあまり嬉しくなかった。小学校中学年～高学年になってくるとアルビノを除いても整った容姿と幼少期から培われていた演技力に女子生徒から僻まれるようになる。それを男子生徒が庇ってくれたものだから更に悪化した。黒板に悪口を書かれるとか机に悪戯書きをされるとか教科書を破られるとか、そういった目に見える虐めではなく陰口を囁いたりある事ない事噂されたりと精神的な虐めだったため小学校時代に虐めが露呈する事はなかった。中学になると女生徒からの虐めは更に陰湿なものに変わり、男子生徒からは性的な目を向けられるようになり軽く人間不信になっていた。そんな時、ひととせ高校の事を知り推薦制度を用いている事、自分の演技力の事、地元からは離れている事など自分にとっての幸運が重なり家族に相談してひととせ高校を受ける事に。無事に推薦入学も決まり、家族全員で引っ越す事も決まったためこの虐め生活ももう少しで終わると心に余裕が出来た卒業間近、強姦未遂を受けた事で家族に虐められていた事が露呈した。小学校の時から自分を虐めていた内の1人の好きな人が自分を好きだと知った事で起こした事件だと語られた時は乾いた笑いしか出なかった。だが、その件で家族からは謝罪を受け、泣きながら辛かった事や苦しかった事を吐き出して演じる事も得意になってしまった事も伝えた。それでも演じる事を止めなかったのは自分の好きな事でやりたかった事だから、高校も予定通り入学。 高校に入学してからは虐めを受ける事もなく比較的平穏な学生生活を送っていた。勿論演劇部にも入部し、充実した高校生活を送っていたが結局過去のトラウマが原因で本心から話せていたか、本音で接していたかと言われれば全くない。むしろ相手が求めるような立ち振る舞いをして相手が求める言葉だけを紡いでいたため、どれが本当の自分なのかそもそも本音がどれなのか分からなくなっている。相手の望む自分を演じてしまう自分を直したい葛藤はあれど長年染み付いたものをそう簡単に変える事も出来ず、自分を虐める事もなければ純粋に仲良くしてくれていた友人たちにも本音を隠すような事ばかりしか言えていない事がいつからか苦痛に感じてしまっていた。どう自分を表現したら良いのか悩んでいる時に相談に乗ってくれたのが 夏目 薫だった。彼に対してだけはほんの少しずつ素の自分を出せていたのかもしれないが、素の自分だと思っていただけで演じていたものなのかもしれない。教師と生徒という立場上仕方のない事ではあるが、自分の事を話さない彼に対して完全な信頼は寄せられなかった。それでも救われた事は事実で、卒業した今なら先生も自分の事を話してくれるのではないか、もし話してくれたら自分も素を出せるのかもしれない、そうしたら友人たちとも本音で話せるようになるのではないか、今までの事を謝れるのではないか、と思っている。 春川の事を助けたのは今の自分のようになって欲しくなかったから。しかし演劇部に誘った事で自分と同じ道を歩んでしまうのではないか、彼女に手を差し伸べたのは自分の自己満足でしかなかったのではないか、と葛藤を繰り返していたが自分を慕ってくれる春川を突き放す事も出来ず良い先輩後輩としての関係性を崩せなかった。彼女に対しても追い目を感じている部分があり、様子がおかしくなった事も聞けずにいる。 虐めの延長で強姦未遂を受けた事がトラウマになっており、性的な視線や接触に対して過剰な拒絶を示してしまう。男性恐怖症とまではいかないが、恋愛恐怖症ではあるかもしれない。 過去の事やそれが原因で求められる自分を演じてしまう事、本音で話せなかった事が心苦しかった事、自分を受け入れてくれた人たちに本音で接したい事、本当の意味で『友人』になりたい事、そう言った本心を聞いて欲しい。聞いた上で受け入れて欲しい、家族以外の、たった1人で良いから本当の自分に触れてくれる人をずっと捜し求めている。 本心と演技の割合は家族以外には1:10。本心を語る事は演劇関連を除くとほぼない。 夏目薫への感情は初恋に近かったかもしれない。それを恋だと自覚するには至らなかったが。 春川や他PCに対しては本音で接する事が出来なかった負い目を感じていると同時に許してくれるのなら本当の友人になりたいと思っている。 因みに演劇自体は演じるのも観るのも本当に好き。恋愛感情を向けられるのは怖いが恋愛自体には興味があるので、恋愛系の小説をこっそり読んでいたりもするしいつか自分にもそんな相手が…と淡い期待を抱いてもいる。 それ以外に好きなものや嫌いなものはないと思っているが、甘いものがあまり得意ではなかったり逆に辛いものが好きだったり雨の音が好きだったりとちゃんと好き嫌いはある。それを演技で殺し、好きなものも嫌いなものもないと思い込ませている。自己暗示に近いかもしれない。 素の性格は怖がりな癖に変な所で大胆で、更に好奇心は強め。知らない世界にも平気で踏み込んでいく。 シラー(白)…3～6月に咲く。花言葉は『寂しさ』『哀れ』『多感な心』『変わらない愛』 松…4～5月に咲く。花言葉は西洋で『pity(哀れみ、同情)』『hope(希望)』 ワスレナグサ(ワスレ"ナ"グ"サ"→さな)…3～5月に咲く。花言葉は『真実の愛』『私を忘れないで』

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