タグ： ちゃるめらKPC アルジャーノンの伝言

●ミュージシャン　（2010） 職業技能：言いくるめ、聞き耳、芸術（歌唱、何かの楽器演奏）、製作（作詞、作曲）、説得、心理学、値切り、ほかの言語（英語） 【プロフ】 幼少期は香織とは対照的に明るく天真爛漫でさっぱりとした性格。 香織と同じようにクラリネットをやっている。 父が無類の楽器好きであったことから、小さなころから楽器を習っていた。 両親に愛されて育ち、経済的な面や愛情に大きな苦労をしたことはなかった。 自身が興味を持った音楽も小さい頃からやっていたこともあり、同世代の中では才能もあった。 ただ、本人が慢心するとそういうわけではなく、好きなことに対しては非常に努力家。 その分興味のないことに関してはとことん苦手。 勉強は悪くもないがよくもない。 ある程度進学を重ねたらその傾向は顕著になり、音楽にのめりこむように。 大学や就職でも順調で、オーケストラに入団できることになる。 順風満帆な人生といっても過言ではないが、それゆえに今の環境を当たり前として享受しすぎていた。 ある日、大事な演奏会で目立つをしてしまい、その後はミスを唐突に吹けなくなった。 演奏への自信を無くし、周りにまで気が回らなくなり、集団からも孤立していく。 実力の世界は残酷で、そうなった彼女は取り残されていった。 そうして...今のままではいけないと両親に相談しようとしたところで起こったのが、事故だった。 交通事故らしく、病院についたころにはもうすでに二人ともなくなっていた。 もともと限界だったこともあり、天涯孤独になったことで心が完全に壊れてしまう。 鬱になってからはあんなにすきだった楽器が弾けなくなった。 触ることで失敗した経験が思い起こされ恐ろしくなった。 まるで自分の人生がすべて壊れて無になってしまったかのような気がした。 今まで目立つ大失敗をしたことがなかったゆえに、どうしていいかわからず、 さらなる不幸に見舞われそのまま転がり落ちてしまったのだ。 どうしようもない理不尽や挫折を知るまでは、頑張れば周りの人は認めてくれて、やった分だけ自分は報われると思っていた。 でも自分ではどうしようもないところで世界は動いてしまう、ああこんな世界なんて。 【PCとの関係】 家が近いため小さい頃から付き合いがあったが、本格的に仲が良くなったのは中学生、吹奏楽部に入ったときだった。 幼少期から音楽をやっていることもあり、香織には音楽を教えたり、趣味の話をするようになった。 同じパートのこともあり、一緒にいる時間も多かったことだろう。 大学では彼女はほかの道に進むことになったが、それでも仲が良く定期的に連絡を取り合う。 香織は香織なりにやりたいこと、目指したい道があることを聞き、素直に応援していた。 そして自身も香織の頑張りを聞くことで、同じように努力しようと気持ちを入れなおすことができていたのだった。 また、真面目過ぎる彼女がどこかで倒れたりしないか、等よく心配をしていたりすることもあり、その忙しすぎる生活に小言をいうことも。 自分が折れてしまったときは香織が留学中だったこともあり、何も相談しなかった。 それよりも先に周りが見えなくなってしまい、ふさぎ込んでしまったためかもしれないが。 鬱になってしまってからは以前のような活発さはなくなり、ふさぎ込みがちになる。 急に泣きだしたり話を聞かなかったりと香織にとっては以前とは人格が変わってしまったように思えることもあっただろう。 後遺症-2か月

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