タグ： しぐれ りひと

特色のない関東の一般家庭で生まれ、３歳離れた人使いの荒い姉に昔からこき使われている。かわいい女の子に目が無く、見つけ次第所かまわず片っ端から声をかけるナンパ男。かわいいの定義が曖昧で、女の子であれば割と誰でもアリだし、なんならジェンダーレスが広まったことによりたまに男にも声をかけてしまい、性別の概念すら超えそうになっている。ナンパの手法は意外とさっぱりしており、ノリが悪かったり本気で嫌がってそうなときはすぐにやめるようにしている。人間関係を構築するのが非常にうまく、年上からはかわいがられ、年下からは慕われ、同年代からはイイ感じにいじられる人気者。陰キャ陽キャと区別することを好まず、気が合うならどんな属性の人ともつるむため人脈が広い。モテはするが今は追いかける恋愛にハマっているらしい。意外と恋人がいた経験が少なく、恋人がいるときはナンパをやめて一途になる。「なんか想像と違った」という曖昧な理由で振られることが多く、本人も原因が分からない。それでも「そんなワガママなところが逆に良い」と一人で燃え上がってしまうため、本人は否定するが若干Mっ気がある様子。自己肯定感が高くメンタルは比較的安定している。割とキツイ言葉で断られても気にせずケロッとしていることが多い。 小学校に入学すると同時に当時姉が護身用に習っていた柔道教室に通うことになる。最初はいやいややっていたが、姉と張り合うように練習を重ねるうちに、プロの世界を目指すほど熱中していた。しかし、とある理由から柔道は高校卒業を機にやめてしまい、大学では全く関係のないサッカーサークルに所属しており、同じサークルの友人に誘われたら行く程度のエンジョイ勢らしい。スポーツ全般が得意で勉強は少し苦手だが地頭の良さだけでなんとかなっている。特定のアルバイトはしていないが、友人たちのバ先のヘルプに呼ばれることが多く、様々な業種のアルバイトを器用にこなして遊ぶためのお金を稼いでいる。本人は内緒にしているつもりだが、意外とビビりで高いところや暗いところが苦手。血も出来れば見たくない。大学３年生になり、いい加減将来どうするか決めなきゃな～と思いつつも、器用貧乏で無駄に選択肢が多いためいまいち決断できずにいるのが最近の悩み。 ★GMとプレイヤー用の裏設定（彼の行動理念やモノの考え方） ・実は非常に受動的で優柔不断な性格。将来の夢もアルバイトも好きなタイプも恋人との別れ時さえも自分の意志では決められない。友人たちにはその性格をマイナスにとられることはなく、「自分たちの趣味に付き合ってくれているイイやつ」程度に思われているが、さすがに歴代の恋人達にはばれてしまったらしい。 ・唯一続けたいと思っていた柔道は、これも結局は姉のついでに習っていただけで自分の意志ではなかったのだと気づいた瞬間、人生をかけるほど真面目に向き合うのが怖くなり、逃げてしまった。それ以降何かに真剣に打ち込んでいる人に無意識に苦手意識を持つようになる。 ・ナンパは友人に誘われてから始めた。別に本人の性格的に絶対に必要な行為というわけではないが、大きな問題に直面するのを避けるために小さな悩みをわざと抱え、つかの間の安堵感を手に入れるためにやっている節がある。

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