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「死は救済とはまさにこの事だね！」 「仕方ないじゃないか、無理なものは無理なんだから」 HN:とにかく死にたいヤスムラ 一人称:僕 二人称:君、◯◯さん 朗らかな優しい好青年。友達は多い方。どちらかというと陽の者、の感じ。今年二十歳。 以下秘匿関連 ~ヤスムラの人生早見表~ ・あたたかい家庭にうまれる。長男。 ・3歳の時に妹がうまれる。 ・何気ない日常を過ごす。友だちもたくさん作る。 ・小中もごくごく普通の学校生活を送る。頭がちょっと良い高校に進学。 ・考査の点数は平均よりちょっと上。順位もぼちぼち。 ・友人に薬を勧められる‼️ここから右肩上がりのグラフが急降下。 ・1回だけなら大丈夫、の気持ちで薬を飲む。Highになる(知ってた) ・これマジダメやあかんわ‼️思うて友人を止めようとするも無理だったし逆にまた薬もらっちゃった。 ・捨てるにもこういうのって普通に捨てていいのかわかんないしとりあえず持ってたらまた使いたくなってきちゃって使う。Highになりたくて…… ・ダメってわかってても体が欲しがるようになってしまう。友人に貰おうとはしてないけど拒まなくなった。立派な薬中まであと少し‼️この頃から気を紛らすためにリスカ始める。 ・ちらほら幻覚が見え始める。気のせいだと思うようにしてた。まだ正気を保ってた。 ・考査の成績が下がり始める。親から心配されて自室に突入される。薬バレる。通報チャ〜ンス‼️ ・サツに捕まる。初犯という事と弁護士のおかげで豚箱に入るのは免れた。執行猶予‼️ちなみに友人の事は一切話してないので友人は捕まってない。 ・高校は停学。良好だった家族仲にもヒビが入った。家庭崩壊チャ〜ンス‼️ ・自責の念に駆られて友人を呼び出し薬をねだる。初めて金のやり取り有りで薬を貰う。注射使うやつ。 ・1度の薬の使用量がバカ増える。友人からのだけじゃ足りなくて闇サイトで購入。この頃から母は広海に元に戻ってほしいという想いからヤバめの宗教にハマる。 ・ほどなくして薬またバレる。父ブチギレ母ギャン泣き妹ドン引き。混沌(カオス)。 ・サツに世話になる。弁護士が頑張って懲役は2年で済んだ。この頃から腕を搔く癖がでる。多分これは17の冬頃！ちなみに高校は退学処分だし妹は中学でいじめられ始めた。1年半後くらいに信頼失った父がリストラされる。 ・2年後19の冬、家に帰ったら荒れた父と神を信仰する母と引きこもりの妹がいた。 　アハハ！もう全部どうでも良くなっちゃった！僕みたいなのは、死んだ方がマシだね！ ・薬はやめれなかったのでたま〜に闇サイトで知り合った人から買ってた。 ・川に溺れてみたり高いところから落ちてみたり首を吊ってみたり。色々やったけど全部いいところで生きちゃった。 ・死にてえの気持ちのままネットサーフィンしてたら安楽死倶楽部を見つける。応募🎶 ・当選‼️ヤッタ〜‼️‼️‼️当日は集合時間前にヤクをキめてウッキウキで死にに行った。 ・海で溺死‼️広い海で溺死。ふふっ。 　もしも来世があるのなら、まともに、まじめに、生きて行きたいものだね。 * 順調だった人生が狂い始めたのは高2の秋頃。 翌年の受験のために毎週1日、友人とファミレスで勉強会をしていた。 ある日突然、みるからに怪しいモノを勧められた。透明の袋に入った白い粉。友人は「これ、めちゃめちゃ効くよ！」「俺なんてテス勉前日までしてなくて、でもこれ飲んでやったらマジ調子良くて～…」等々言ってきた。絶対に受け取ってはいけないものだとわかっていても、断りきれなかった。 自宅へと持ち帰り、勉強机の上へと置き、眺める。どうしたものかと悩み、2学期の中間考査が近いことを思い出した。 …たったこれきり。1度だけなら、と。今思えばやっぱりやめておけば良かったと後悔している かもしれない。 友人の言う通り、信じられないほど勉強が捗った。これまでの人生で１番気分が良い。今ならどんな問題だって解けそうな気がする。なんだってできる。そんな気持ちと同時に、やはりあれは危険な薬物だったんだということを理解した。授業で学んだ症状とまるっきり同じだったから。でもそう思ったのは一瞬だけで、 夜までその高揚感は続いた。そのせいか中々寝付けず、目は冴えきっていた。 翌朝、今まで体験したことのない倦怠感に襲われた。体が重く、起き上がることさえできなかった。1日中ベッドに横たわり、学校は休んだ。 次の勉強会の時も、友人は薬を渡してきた。自分が渋い顔をした後、「こういうのはダメだよ」「良くないと思う」「犯罪だよ」と言っても、友人は「先輩も、××もやってる」「余ってるから」「タダでやるよ、友達だから」等と、一切引かなかった。 「それでも僕は受け取れない。君のことも警察に伝える」そう言って立ち去ろうと思った。しかしそれは、"思った"だけだった。 結局、最初の時のように、そのまま帰宅することになった。リビングのゴミ箱に捨てようとはしたけど、家族に知られては大変だと思い、また自室へ持ち込むことになった。その日使うことはなかった。引き出しに閉まっておくことにした。

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