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うすあけ　るり 「ようこそ最上(もがみ)村へ。私はルリ。よろしくね」 「……『死』？死ってなに？眠ることを外の世界ではそう言うの？」 「小さな村だけれど、ゆっくりしていってね。何か困ったことがあったら力になるわ」 「この村が、私の世界。私の生きる場所。生きる世界なの。外の世界がどうだなんて関係ない。私はこの村の人々が大好きよ」 一人称：私　二人称：あなた、〜さん ────────────────────── ▶︎年齢(外見) 　221歳(21歳) ▶︎職業 　教会勤務(シスターの手伝い) ▶︎身長 　158cm ▶︎誕生日 　8月12日 ▶︎誕生花 　クロユリ ▶︎花言葉 　「恋」「呪い」 ▶︎容姿 　深緋色のロングヘア 　灰色の瞳 ▶︎好き 　仁の手作りお菓子、他人の笑顔、最上村の村人たち ▶︎苦手 　痛いこと ▶︎性格 穏やかで人当たりの良い性格 200年という時を生きてきて、村の中で起こる事に対しては基本的にどんなことにも達観している。 ただ、信仰の儀式に対する肉体的恐怖は消すことが出来ず、儀式当日や儀式の内容について触れられると身体が勝手に硬直したり軽い痙攣を起こすことがある。 "痛みに麻痺した精神"と"痛みへの恐怖に正直な肉体"が乖離しており、本人に身体のことを指摘しても「わあ、本当だね」「昔からこうなんだ。外ではこの現象に名前とかついているの？」といった軽い調子で返す。 仁と莉生とはとても仲が良い。 仁といる落ち着く時間を大切にしており、夜中こっそり莉会いに来てくれるのをいつも心待ちにしている。 莉生とは外見年齢が近いためよく2人でガールズトークをして盛り上がっている。 いつか他の村人のように年老いたり外の世界に行ってしまうのかと寂しく思っている。 自分にしか見えない彼のことは好意的で、見かけると少し嬉しそうにする。 他の村人と違い200年容姿が変わらない自分と幽霊の彼は共に異質で、一方的に親近感を抱いている。 ■職業ベース─────────────── 【宗教家】 技能：オカルト、聞き耳、経理、心理学、説得、図書館、歴史 +この中から１つ選択＜言いくるめ、信用、他の言語（漢文、ラテン語、梵語） 　→信用を選択 ───────────────────── ■由来────────────────── ◇薄明 自然現象の「薄明(はくめい)」から 日没後・日の出前、しばらく薄明りの状態が続くが、これを薄明という。この現象は、観測者の上空の厚い大気の層の空気の分子や浮遊塵(じん)による太陽光の散乱によるものである。日の出前（日没後）太陽が地平線下6度に達するときを常用薄明の終わり（始め）といい、もっとも明るい星が見えなくなる（見え始める）。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◇流璃 フランス語の「religion(ルリジオン)」から 意味は『信仰』 【理性】が【流れ】落ちた生き物 ───────────────────── ■秘匿────────────────── HO1-【祈り】 貴方は『死を目の当たりにしたことがない』｡ 故に､あなたには『死』という概念が無い｡ 個別推奨技能：＜心理学＞､＜応急手当＞もしくは＜医学＞ あなたは村に住む一人の人間だ｡ 村の住人に非常に愛されており､村の住人ほとんどと面識がある｡ あなたはこの村から出たことが無く､この村の外の世界のことを全く知り得ない｡あなたにとってはこの村が世界だろう｡ 幼い頃から外に出ると疫病にかかる等と言われ､村の外に出ることを禁じられていた｡ (※村の名前等は基本決めなくても構わないし､決めてもいい｡村はずっと発展していない) そして､あなたは現在の姿から『もう二百年もの間､姿が変わらない』｡ それは自分だけであり､村の者が老いていく様は見たことがあるだろう｡ だが､どの村人も老いてくると知らずの間に『村を立ち去ったのだ』と教えられる｡ そして､あなたにとっての両親はもうとっくの昔に､あなたが生まれて数十年してこの村から立ち去ってしまっている｡ もしかしたら当時､村長に「疫病にかかるのに何故立ち去ったのか」を問うたかもしれない｡だが､村の人は口を揃えて「神様が知らないことは私も知らないのだ」と妙なことを言ってそれ以上のことを教えてはくれなかった｡ 二百年も生きてきて､現在は村のシスター達と共に教会に住んでいる｡ 親友に来栖 仁という人物がおり､夜中にいつも抜け出してあなたに会いに来る彼と仲がとても良い｡ そしてもう一人､あなたには五年前からあなたにしか見えない男が時々現れる｡ 名前は知らない｡教えてくれないのだ｡だがどうにも､彼の姿を見ると心が複雑に掻き乱される｡ 彼の存在は村の人に話したことがあってもいいし､無くても構わないが「きっと気のせいだ」と誰も信じてくれなかっただろう｡もし話しているのであれば､唯一､来栖のみ興味津々で聞いてくれているかもしれない｡ ───────────────────── ■NPC────────────────── 【来栖 仁(くるす じん)】 年齢は23歳｡爽やかな好青年であり､好奇心旺盛である｡ HO1にとって良き相談相手であり､良き友人である｡よく真夜中に家を抜け出しては､教会までこっそりと遊びに来てくれる｡ 村の外を夢見ており､外には何があるのか､などを彼と話した記憶がある｡ ある夜､村の外に憧れを持つ彼に「いつか来栖もいなくなってしまうのか」を聞いた時､彼はどこか寂しい顔で「俺は確かに村の外にはいつか行きたい｡でも､俺はお前と一緒に行きたいんだ｡外はきっと良い世界だ､だって皆この村から出ていくんだもんな｡だから､いつか一緒に行こう」と言われたことがある｡ あなたはその言葉が胸に残っている｡ 因みに趣味はお菓子作り｡偶に持ってきてくれているかもしれない｡ 【皇 莉生(すめらぎ りお)】 年齢は21歳｡ 村に住む宿屋“スメラギ”の娘であり､自信家である｡ 宿屋には“水”“月”“鏡”“花”の部屋がある｡来栖を含めて幼い頃から時折遊んでいた｡ 恋がしたい！と彼女は恋に飢えているようだが､良い人は見つかっていないみたいだ｡ あなたのことは好いており(※恋愛等ではなく)､よく食事などを共にしている｡来栖とも普通に仲は良いのだが､恋愛発展はしていない｡ 【あなたにしか見えない男】 若干発言の中に血気盛んなところが見られる｡ よく村のことについて訊ねてきており､何かを探っているようだ｡ 彼が何かをするということもないので､あなたは放っておいている｡現れたり現れなかったりするので幽霊に近い｡貴方と時折話し相手になってくれるが､そんなに長続きしたことはないだろう｡ ────────────────────── ■【十年に一度の信仰の儀式】について──── この村には十年に一度､“信仰の儀式”というものがある｡ その日は決して家から出てはいけず､時間になると村人が一人ずつ呼び出され､儀式が終わればまた一人その儀式を受ける､というものである｡ 内容は､“ただひたすらに苦痛を耐えること”である｡ この儀式に対する意識は自由だが､あなたはこの儀式の中で「毒を飲まされる」「骨を何本も折らされる」「身体を鋭利な刃物で滅多刺しにされる」「水に顔を押し付けられ溺れさせられる」等の酷い酷い痛みを味わってきた｡ あなたの身体は非常に治癒力が高く､翌日には治るのだが身体は無意識にもその痛みに恐怖を感じているかもしれない｡ この“信仰の儀式”は､毎年6/6に行われている｡ そろそろやってくるはずだ｡ ────────────────────── ■死に対する概念について(PL向け情報)──── HO1には徹底的に､“死”というものがないと思っていただいて構わない｡ 例えば他の人に言われたとしても､「死ぬって､何？眠っているのとどう違うの？」くらいだ｡ 他の動物(犬や猫等の生き物)の死に目に出会っていたとしても､それを村人は「眠っているだけだ」と言われている｡ ────────────────────── ■村の掟について────────────── 村には掟がある｡といっても､殆どが来訪者に対する掟だ｡ その1､年齢を問われた場合は自分の外見年齢を言う事｡ その2､“信仰の儀式”に関しては言ってはならない｡ その3､教会の地下室の存在を言ってはならない｡ 貴方は少なからず､今までこのことを守ってきた｡ ────────────────────── ■ステータスについて──────────── HO1の身体は治癒力が高いため､＜応急手当＞や＜医学＞への心得がある｡どちらかの技能に+50の補正が入る｡ また､自分がされた場合は+3の固定値がつく｡ 更に､能力値にCON+3される｡(上限は突破しないものとする) また､＜クトゥルフ神話＞技能に+6される。 ──────────────────────

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