タグ： 季柏 埋め百合HO1

かしい つばめ / 梅に鶯、白百合に烏：HO1 あなたは『姉』だ ◆芸術家ベース #7e2639 目星→聞き耳に変更 「私」「貴方」「〜さん」 高校二年生、総合学科。 茶道を嗜む家系に生まれ育つ。家を継ぐことは決まっているが、一つの物事だけでなく色々なことに触れることで知見が高まる、とのことで現在は寮生活をしている。 感情があまり顔に出ないタイプ。そのせいか友人は狭く深くという感じ。 茶道部所属。幼い頃から学んでいるだけあって腕前は良い。また、同じ日本文化である華道も学校に入学してからすこし知識をつけている。とはいえ、まだまだ素人のレベル。 〈HO妹〉とは学内で一番仲が良い姉妹関係。 彼女の前では比較的表情が緩みやすい、らしい。 【通過シナリオ】 梅に鶯、白百合に烏　(萌葱心桃) ❀❀❀ 後遺症・AFなど ❀❀❀ 　 【後遺症】 ◆無理に手折られた花は君の顔に傷跡を残す。APP-8 【アーティファクト】 ◆相方PC図鑑 (【相方PC】にはひらがなで相方PCの名前をいい感じに入れよう) 小さな手帳が入っており、開けばスケジュールの書き込めるカレンダーとメモ帳のようだ。見てみればカレンダーには相方PCの今年の予定が書かれている。現在確定している物のみであり、相方PCが予定を決める度に増えていく。 メモ帳部分には相方PCのプロフィールが記載されており、常人の数倍もの相方への知識を手に入れることが出来る。尚、こちらはプライバシー保護の為現時点での数値/データのみである。 ❀❀❀埋め百合 HO姉 秘匿バレ含❀❀❀ 人を人として認識することができない。そのため人付き合いが苦手。 表情がわからないと、何を考えているのかわからない。声や体の仕草だけでどうにかやってきている。 自然と花への知識はついたけれど、それが綺麗なのかどうかはわからない。綺麗かどうかで花を見た事がない、だから華道はまだ苦手。 〈HO妹〉だけは顔がわかる。自分と同じ人間であると認識できる。今まで見た誰よりも綺麗だった。咄嗟に彼女に声を掛け、今の関係を築き上げた。 あの子にこの事を話すべきか、考えあぐねている。卒業するまでには話すかもしれない。 【秘匿HO】 ◆HO姉 君が見る世界は“異常”だ。 物心ついたころから、あなたの視界は色とりどりの花で埋め尽くされていた。 ライラック、桜、アネモネ、アイビー…様々なそれは、人だった。 君は人を人と認識することができず、その顔は花の形をしている。 昔に一度だけその話をした際、家族に「絶対にほかの人に言ってはいけない」と強く言い聞かせられたため、そのことを知っているのはあなたの家族だけだ。 ◇（HO妹）について そんな君だが、最近唯一“人”として認識できる人物を見つけた。それが（HO妹）だ。 彼女を見たとき、思わず声をかけてしまった。「妹になってほしい」と。 彩に満ちた君の視界の中で、一等美しいのは彼女だ。 ----------------------------------------------------------------- 静かな雨が降っていた。それはしっとりと君の頬を濡らし、意識を覚醒へと導く。 人だ。君の足元には、一人の人が倒れていた。 その顔は白いチューリップを模しており、その下は真っ赤な血で濡れていた。 この人は一体誰だろう？ 君の細くしなやかな白い指は泥と血で汚れており、じりじりと痛んだ。 目の前の光景から目をそらすように指先をさすれば、甘い香りが君を見る。 妹だ。君の、最愛のひと。 そのふたつの瞳はしっかりとあなたを捉える。 君は彼女のまろい頬へと指を添わせ、誘うように声をかける。 「この死体を一緒に埋めてほしい。」 雨が降っている。紫陽花が濡れている。 春は死んでしまった。 -----------------------------------------------------------------

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