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◯オーロラ(Aurora)/『極夜行』HO1：人 【オーロラ】：「落ち着き」「静寂」「私を思ってください」 ◆HO1 人 　あなたは村の聖職者である。 　推奨技能：〈水泳〉 　あなたは村の巫女の血を濃く受け継いでいる。 ・銀河から零れた星の煌めきを糸と紡いだ銀色の髪を肩の上ほどの長さで切り揃え、左右の横髪を三つ編みとして結っている。瞳は青と緑、そして数多の光の渦たるオーロラを閉じ込めたかのような不可思議な色合いをしており、注ぐ光の量や目にする角度によって違った色彩を見せる。まさしく、名前の如くに、人ならざる魂を、神秘を、確かに正面から見つめる瞳。 　表情や感情は豊かで、ころころとその色彩が代わる。けども時折、雪や氷、海や空を、静かな瞳でじっと見つめていることがある。それはまるで、空の色を、星の色を、オーロラの色を、雪の色を、瞳へと刻みつけるようでもあって。或いは、それらの中に住まう「なにものか」を、ただ見つめているようでもある。 ・体格はほどほど。身長自体は平均的ではあるが、あまり筋力がつき辛いからだではある。ただ、その分体が軽いため、動き方はかなり身軽であり、また、地上よりも水の中での動き、泳ぎを得意としている。肺活量もかなりのもので、一度潜ると、しばらくは青に沈んで、まるで溶け込むように泳ぐことができる。 　当人としても泳ぐことをかなり好んでいるため、時折、ふらりと一人で海や水辺へと向かい、その青の中に身を浸しながら、頭上の鮮やかな空を眺めていることがある。ふたつの青に、蒼に囲まれると、何処かほっとする。 ・明るく気丈に振る舞いながらも、その実穏やかで優しい性格。人、他者の感情への共感性が強く、時に己の感情も左右されてしまうことがあるため、出来る限り気丈に振る舞い、それを無くそうとしている。 　自身に任された仕事はきちんとこなしたい質であり、途中で投げ出すことは好まない。 　また、己が「巫女」の血を受け継いでいることには強い誇りを抱いており、巫女であるがゆえにしっかりとしなければ、と己を立たせているところもある。だが、些か空回りしがちであり、人には見せないが、それで時折落ち込んでいることもある。 ・人への共感性が高いが、その実、時折目に見える、耳に聞こえる人ならざるものたち────精霊や霊への共感性はそれ以上のもの。 　彼ら彼女ら、或いはそうと定義することが出来ない様々の声や思い、意思や感情を見聞きし、時に誰かへと伝える。その役目、そして己の性質が、何よりも大事なものであると認識している。この声を聞いて、この姿を見れるものは極々少数で、そんな自分たちがそれらを見落としてしまったら、聴き逃してしまったら、彼らの言葉や思いは、何処にいってしまうだろうか。だから、せめても、聴こえる自分が、見える己が、それを受け止めて、しっかりと繋げたい。 ・ゆえに、人のことも放っておけなければ、精霊や霊的なことも放っておけず、どちらにせよ、なんにせよ、頼まれたことなどは大体引き受けてしまう。 　ちょっとお節介気質でもあるが、些か、お節介というよりは、献身にも近しい。 　人、強いては魂のため。精霊や霊、強いては自然のため。己が、役に立つならば。そんな献身。 　最初はぼんやりとしていたものが、今では強く、明確になっていくたびに。彼らの為に、なりたいと思う。 ・そんな、神秘的な感覚に陥っているときは、普段の明るさがなりを潜めて、シン、と雪が降り積もる雪原のような気配になる。 　己のすべてを集中させて、それらを認識しようとする。一種のトランス状態、或いはゾーン状態にも近しい。 　人から声を掛けられた際に、何とか自身で意識を取り戻すように気を付けているが、時折それも難しく、どこか、遠い場所を、魂のある場所を見つめてしまっていることもある。 　そして、時に自身のものではないそれらが見え、聞こえることに、些かの苦しさを覚えることもあるけれど。その苦しさ含めてすべてひっくるめて、受け止められるようになりたい。 ・水を泳ぐことと、星を見ることが好き。鮮やかな世界を見ることも好き。もちろん、人々の営みに寄り添うことも。 　海はすべての恵みで、空はすべてを見守ってくれている。 　雪積もる大地であったとしても、生命の営みは鮮やかな鼓動で世界を満たしているから。 　それらすべてと寄り添うことが、己の役目で。 　それらと共にある村の人々のためにも、為りたいと思う。 ・きょうだい、ヤコネのことも。とても大事。彼よりもふたつ年上だから、ずっと昔から、お姉ちゃんであろうと頑張っている。 　子供のころから、己が人とは違うのだと認識して、寂しがっていた彼のことが、どうしたって記憶に残ってしまっている。でも同時に、嬉しがってる姿も覚えていて、今は、割り切れているようだから、見守っているけれど。 　形や認識が異なったのだとしても、今いる場所は同じなのだから、と思っている。ヤコネだって、血はつながっておらずとも己の家族で、そして、弟だと、思っている。大事で、愛しくて。だから、人よりもどうしたって、声もかけるし、寄り添おうとしてしまう。 　ただ、年齢が年齢であるから、勿論、踏みこみすぎないように意識をしながら。お互いの心地が良い線をきちんと引きつつも、でも時折少しだけ、手を引きたくなる。 　あと、幼少期の癖か、大きく立派になった彼が、昔と同じように何かあると抱き上げることだけは、ちょっと複雑。ヤコネの大きくてたくましい姿は自慢ではあるけれど、それでも、己だってもう20歳越えの大人なのだから、そう簡単に持ち上げられると、複雑な気持ち。けども、なんやかんやいいつつも、そのまま腕に体を預けてしまうことが多い。 　=押しに弱い。 ・体力はあるが筋力は強くないため、時々犬ぞりの犬たちと戯れると、その勢いに負けて思いっきり雪の中に転がされることがある。複雑。 　けども、みんな可愛い子たちだから、最終的には思わず笑ってしまう。 　ヤコネのように犬ぞりをうまく扱いたい気持ちだけはあるが、どうやらあまり才能がなく向いてはいない。 　だからせめても、星の位置で駆ける場所を示せるよう、星だけは見失わないようにしている。 ・自身のその持っているものが、他者とは違うこと。それは、自分がいちばんよくわかっていて。 　人とは違うこと。やっぱりそれは、…………少し嬉しくて、けども寂しいことだから。 　ヤコネの気持ちは、分かる、のかもしれない。 　違うからこその、役割もある。だから、私は私の役割を、できることを、果たしたい。 ・イメージソング：「Good Morning, Polar Night」「AURORA(藍井エイル)」 ・カラーコード：0054A6　サファイアブルー 【花言葉】 81：満作（まんさく） 「霊感」「ひらめき」「直感」「神秘」 直感をなによりも大切にせよ。貴方の味方になるだろう。それは危険なことかもしれない。だが、貴方をなによりも信じているのは貴方自身に他ならない。 6：ガーベラ 「希望」「常に前進」「辛抱強さ」 とにかく願っている、なにかを。とにかく想っている、なにかを。根拠などない、考えなどない。ただ、進めばなにかが動くと知っている。ならば進むしかない。 49：芥子（けし）・ポピー 「恋の予感」「いたわり」「陽気で優しい」「思いやり」 とても優しく、落ち着いた人。許すことが和解への道だと知っている。皆が悲しいと私も悲しい。笑ったほうが絶対に楽しい。 【通過シナリオ】 ・『極夜行』：SAN値+1,精神分析+6 ＜以下、『極夜行』HO1：人　HO情報有り＞ HO1 人 あなたは村の聖職者である。 推奨技能:〈水泳〉 あなたは村の巫女の血を濃く受け継いでいる。 あなたの母は村の巫女であり、あなたはその血を濃く受け継いでいる。 それ故か、物心つくころから他人には見えないものが見えたり、他人には聞こえない音が聞こえたりすることがある。 この能力は年齢を重ねるごとに強くなっているようで、はじめはぼんやりと何かが存在することしか分からなかったものも最近は輪郭まで捕えられるようになっていたり、何の音か識別することすら難しかった音もはっきりと聞こえるようになっている。 ▼シナリオ内での特殊能力 あなたはシナリオに設定されたポイントで〈目星 / 聞き耳〉ロールを行った際にスペシャル 以上の出目が出た場合、任意で霊視、霊聴を行うことが出来る。 ▼〈霊視 / 霊聴〉について 使用すると霊や精霊等、人ならざるものたちの声を聞いたり、その姿を一時的に目にするこ とが出来る。彼らの声や行動は、探索者たちを良い方向へと導くための手がかりとなるだろう。 『使用する』との宣言のみで使用することが可能だが、使用の前提として “シナリオ内で設 定されたポイント” での〈目星 / 聞き耳〉に “スペシャル以上の出目で成功する” 必要がある。 ※通常成功では〈霊視 / 霊聴〉を使用出来ず、〈霊視 / 霊聴〉のために〈目星 / 聞き耳〉をロールすることは出来ないため注意。 探索者作成の注意点: ※技能値の振り分けは EDU*20+INT*10、もしくは EDU*10+POW*10+INT*10 で算出したポイントを好きな技能に振り分けて良い。 ※任意ではあるが、下記の条件を満たしていくことを推奨。 ・〈水泳〉65 以上 ・DEX、POW14 以上 〈操縦:犬ぞり〉の取得は自由だが、〈水泳〉の取得は必須。(無いと死にます)

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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