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■THEME　☞　石英　#4f4a54 ▼立ち絵 　モロツヨシ　さま 　　人間(男)メーカー(仮) 　　https://picrew.me/image_maker/32223 ▼人物紹介 　賢母ごっこをしている親を刺激しないように生きてきた本の虫。 　母親にすべてを管理され続けている。 　最近出会った”聖書”に没頭している。　「コールドスリープって実質ノアの箱舟だよね。」 　将来の夢はお花屋さん。 　一人称　☞　僕 　二人称　☞　あなた 　⋆———⋆　ここからシナリオネタバレ　⋆———⋆ ▼星へ至る棺（KP,夜色 さま／2022-11-04~11-05） 　ひとつの後悔もない、なんて言ったらかっこつけすぎだろうか。嘘ではないんだけど。 　三人を…坂本さんを家族の元へきちんと帰してあげられなかったこと、ライカが未来を掴めなかったこと。それはとても悔いている。無理やりにでも、ライカをポットに乗せてあげればよかった。選択なんて慣れてないから間違えてしまった。 　でも、後悔がないというのも本当だ。僕はどうしてこうも自分本位なのだろう。 　初めて触った犬、ライカはふわふわだったな。目はまん丸でキラキラしていた。僕の倍くらい呼吸をしていて、一生懸命生きていた。 　初めて自分で物事を決めるのは心臓が高鳴った。高揚なのか恐怖なのかは判別がつかなかったけれど、悪くはなかった。 　母の知らない友人を持ったのも初めてだった。きっと彼らの中では小倉さんしか母のお眼鏡に適わなかっただろう。でも賑やかで、僕が憧れた日常だった。 　結局親の期待にも応えられず逃げ出した僕に、彼らは安寧をくれた。永遠に苦しむこともない、僕とライカが眠る場所。 　ああ、なんて。 　なんて、穏やかな時間だろうか。 ▽成長 　クトゥルフ神話 3 ▽事前設定 　僕は行方をくらましたい。不良…なんてかっこいいものじゃないが如何せん親が悪い。母は僕を管理したがる。”学者の妻で学者の母”になりたいらしい。粗相をすれば食事抜きや屋外放置、殴る蹴るのお仕置き付きだ。僕の体が人より少しだけ丈夫で助かった。父は僕が中学生のときに家を追い出された。 　でももうそんなこと言っていられない。弱音を吐いたって意味ないのはもうわかってる。あと一年半で臨床研修に入らなければならない。でも、僕はお花屋さんになりたいんだ。 　『バイト代1000万円のコールドスリープの大規模治験』、趣味と実益を兼ねた僕のための仕事だ。神様は僕を見捨ててなんていなかった。 ▽星へ至る棺＜事前情報＞ ――――コールドスリープ。 それは人類が遠い未来へと至るための一つの方法。 そうしてこれは、それを可能とする安全な治験のはずだった。 プレイ人数：１人（新規キャラ限定、既存ＰＣとの関係づけもやめた方が良い） 想定プレイ時間：3.5時間～（３時間×２日間予定） 舞台：現代日本/クローズド ロスト確率：中 【推奨技能】《基本探索技能》《知識技能》 シナリオ都合上、低POW（特に9以下）や低SANでのプレイは危険。 【事前ハンドアウト】 暮戸（クレド）地域に住むあなたは、この度『暮戸宇宙開発研究所』が研究開発をすすめている『コールドスリープ』の大規模治験に応募することとなる。 内容は『１２時間コールドスリープの処置を受ける』というもの。 しかし安全が確認されているとはいえ大きなリスクが伴うため、この治験のバイト料は破格のものである。 ―――――その額は、一人1000万円。 募集人数10人に対し、その額と内容から話題が話題を呼び、その当選倍率は５００倍以上。 幸か不幸かあなたは見事その治験の参加資格を得ることが出来た。 本日あなたはその大規模治験に参加する。 【暮戸地域について】 ・比較的静かであり、都会田舎といった位置づけ。 ・周りの都市への交通の便がよくベッドタウンとしても知られている。 ・学術研究都市にも指定されており、研究施設が多い。 ・図書館や大きな自然公園、ショッピングセンターなど各種施設がある。

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