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HO2：化学の先生 性別は不問。 ▽孤児院 貴方は孤児院で暮らしていた過去がある。元々は産みの親の元で生活していたが六歳の頃に起こった事故を境に孤児院に引き取られたのだ。そして十歳の時に新しい親代わりの両親の元で暮らすようになった。 貴方は何故か孤児院にいた頃のことが思い出せない。綺麗にその記憶だけが無いのだ。親代わりの両親曰く「頭をぶつけたから」らしい。 ▽毒の器 貴方は赤子の頃から毎日毒を摂取し続けてきた。親から当たり前のように与えられていたのだ。毎日の食事やおやつに微量の毒が入っており、産みの母親は嬉しそうに毒の入った瓶を幼い貴方に見せながら「これが神聖な蛇の毒よ」と言い、食事にその毒を加えた光景をなんとなく覚えている。 孤児院に引き取られた以降は毒は摂取していない。 ▽過去の事故 六歳の頃、貴方は目の前で親しい人が死ぬのを見た。貴方が口付けた食べ物を親しい人が口にした時にその人物は顔色を真っ青にし、痙攣しながら口から激しく吐瀉物を嘔吐して死んだ。産みの母親は怯える貴方を優しく抱きしめた後、死体をどこかに隠した。その後、キッチンで何かを煮込む母親の後ろ姿を覚えている。そういえばあの日の夕食に煮込み料理は無かったはずだ。 ▽HO1 のこと 貴方は初めてこの学校で HO1 と出会ったはずだが、どこかで会ったことがあるような気がする。 ▽特記 ・貴方は幼い頃の事故のことが忘れられず、自分の体液(血液、唾液、汗、その他など)が他人に害をもたらすのではないかという恐怖感がある。 ・孤児院を出たあたりからどうも呼吸器に障害があり、たまに発作が起こることもある。キャラクターシート制作時に CON を-1 する。 ・貴方は化学を中心に理科系の学問が得意だ。化学の初期値は50、物理・生物・地質学の初期値は20。 ▽NPC 貴方は定期的に呼吸器内科に足を運ぶ。貴方の担当医は土居という男だ。無精髭を生やした彼の口調は軽っぽく、年齢が伺えない不思議な男だ。彼から処方された薬を貴方は定期的に摂取している。 ▽処方薬 貴方は病院から処方される薬に依存している。幼い頃から同じような薬を服用し続けてきたため、薬がないと貴方は非常に不安になって激しい発作を起こしてしまうのだ。 信用,心理学,説得,図書館,値切り 【性格】 へにゃ〜っとしてて物腰柔らか、優しいしでも仕事はしっかりやってる先生。いざという時頼りになる先生。 怒ることはあまり得意ではない。保守的で人の誘いやお願いを断れない性格。 好きな人の前だと途端にダメ男になる 【過去の事件のこと】 小学校に入学してから仲良くなった女の子の友達を、家に招き入れた。 当時2人で仲良く遊びながらとても楽しく1日を過ごしていたが、母が3時のおやつに用意してくれたお菓子とアイスココアを友人が取り間違えてしまう。気づかないうちに自分のココアを飲んでしまった友人はその場で息絶える。 齢6歳にして目の前で人間が死ぬ瞬間を見てしまった（）は、それ以来自分の体液が他人に触れることも、自分のプライベートスペースに他人を招き入れることもトラウマになってしまった。 事故発生以降、マスクや手袋を年中つけるようになった。汗や涙、唾液などの体液がどこにも付着しないよう徹底して自分の肌を隠している。 また、当時は無自覚だったが女の子のことが好きだったため、女性に対して恋愛感情を抱くことも苦手になってしまう。 母や事故の件が大きな要因だが、多様性の社会になじみ差別的な性格でもないため性自認はホモセクシャル寄りのバイセクシャル。 【ho1先生のこと】 6歳の頃淡い片想いをしていた相手に面影が似ているため好意を抱いている。 他人の空似とはいえ、自分が殺めてしまったのかもしれない相手にこんな気持ちを抱くのはいかがなものかと自戒しているが、理性的に気持ちを抑えられない。 休憩のつもりで保健室を利用しているが、全てに邪な感情がないわけではない。 【その他】 化学の教員になったのは、目に見えない細菌や薬物の成分に対し理解を深め、自分の体液の毒のことをもっと知りたいと思ったため。 猛勉強をし、育ての親に大学へ入れてもらって教員免許も取得したが自分の唾液の成分に関してはいまだに理解できていない。毒蛇についても調べたが毒を採取するのが困難なため、どの蛇の毒を摂取していたかも判明できていない。 母が言っていた「神聖な蛇の毒」について何か宗教に関連したものなのかと思いつき記憶をたどるが、当時母が何かの宗教団体に入信していた記憶がないため母に対する不信感が募っている。宗教に対しても否定的。 事故から数年経ち、知識もついてきてから段々と「母があの日煮込んでいたのはあの女の子だったのでは」と確信づいてくる。 しかし真実を知りたくないので、女の子の行方は調べていない。 孤児院に移った頃は孤独になってしまった寂しさで苦しんだが、大人になって物事の判別がついた今はたった一人の肉親を疑う辛さに苛まれている。 [シナリオ中] HO2：肌が異常に痒い。見てみれば肌の一部がまるで爬虫類のようになっており、額に三日月型の印が刻まれていることに気がつく。APP-1永久喪失。SANc(1/1d3)。 また、蛇のような硬質な肌を一部手に入れたことによる装甲+1。

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