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ますみ　かなこ 「今日のお仕事もみんなで頑張りましょうね」 「あ、ああ〜、落ち着いて〜！」 「ふふ。頼りになる子ばっかりで助かるよ」 「私なんかがいなくても……多分、大丈夫だと思います。あは、は」力なく笑む 「──自分が犯した罪と、その痛みを噛み締めながら死ね」 →SAN0ロスト、シナリオ通過10ヶ月後復活 一人称：私　二人称：〜さん、〜くん、あなた ──────────────────── ▶︎年齢 　33歳 ▶︎職業 　サイレン清掃職員 　17歳に入社　勤続16年 ▶︎身長 　156cm ▶︎容姿 　茶髪　三つ編み 　菫色の瞳 　丸メガネ ▶︎誕生日 　1月9日 ▶︎誕生色 　苔色「人の温かさを感じられる人」 ▶︎誕生花 　スミレ ▶︎花言葉 　「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」 ▶︎イメージカラー 　紫 　ポジティブ：神秘、高貴、優雅、感性 　ネガティブ：不安定、孤独、二面性 ▶︎好き 　綺麗なもの、平和、鹿肉、キャラメルラテ ▶︎苦手 　汚いもの、悪人、辛いもの ▶︎性格 内気で大人しい性格 腰がかなり低く、清掃社の仲間以外には敬語を使う。 顔見知りや自分より年下の相手を見捨てらない。 いたって平凡な北海道の一般家庭で生まれ育つ。 猟師の父親に銃火器の類を習い、休みの日は父と兄の後を追って狩りをしたことも何度もあった。 動く獲物を息を凝らして狙い、仕留める緊張感。 周りの空気や意見に身を任せ、揉め事を起こさないように笑顔を振り撒き自分を押し込める普段の日常では感じることのない空気感。 その中に身を浸す狩りは彼女にとっては酷く新鮮で、没頭する。 裕福な家庭とは言えないが、父と母と兄の4人で穏やかに暮らし、佳菜子は幸せだった。 17歳、火事で全てを失うまでは。 いつもどおり高校に通い、いつもどおり授業をこなし、いつもどおり家に帰ろうとしたあの日。 週末の狩りに同行するために母と約束した定期テストの結果が渡されたあの日、彼女は浮き足立っていた。 目標の80点を大きく上回る95点を獲得した用紙を抱え、自宅へと駆けて行く。 「ふふ、これでお母さんも許してくれる！お父さんとお兄ちゃんに褒めてもらえる……！」 寒さも忘れるほど高騰する気持ちを胸に、白い息を舞わせながら雪道を走る。 角を曲がり、自宅が見える──はずだった。 茶色い煉瓦の一軒家は、真っ赤に染まっていた。 轟々と燃え上がる炎は、家屋を薪がわりに燃やして12月に似合わない熱を周りに撒き散らす。 大切な、大好きな、家が焼かれていた。 「……おとうさん？　おかあさん、おにいちゃん」 「────い、や」 「やめて」 「おと、さん！おかあさっ、おにいちゃん！！！」 掠れた悲鳴混じりの声を上げながら動かない足に鞭打って必死に駆け出す。 やめて、やめて、私のかぞくが中に、 燃え盛る炎の中に飛び込もうとするが、勢いの強い熱風に阻まれ叶わない。 消防車を呼ぼうと視線を荷物に向けたその時── 視界に影が映り込む。 焦点の合わない目で火の海を見上げ引き笑いを繰り返す男。手には灯油タンクが握られ、この放火を行った犯人だというのは一目で分かった。 ばちりと視線が交わる。 気付かれた男は顔を引き攣らせながらも愉快そうに佳菜子を嘲笑い逃げるように走り出した。 「────待ちなさいよ」 「逃げられるわけ　ないでしょう」 人を撃つことは動物を撃つことのように許されることではない。 人を殺すことは、動物を狩ることのように擁護されることではない。 そんな考えは、今の彼女にはなかった。 彼女の思考はただ一つだけ。 『逃げる獲物を仕留める』ことだけだった。 物置にいつも仕舞っている父親から受け継いだライフルを背負い、獲物を追う。 逃げるルートを予想して先回りし、廃ビルに駆け込む。 高い場所──屋上からスコープを覗き込み、奴を捕らえる。 「──」 狙いは1ミリも外れることなく 静かに、鮮やかに、男の脳天を撃ち抜く。 無様に身悶える間もなく倒れ込み動かなくなった男を見下ろす佳菜子の目に、もう光は宿っていなかった。 その日から、彼女にとっての殺人は狩りと同義になる。 悪人を殺すことは増え続けた鹿の数を減らすことと同じ。 悪人を狩ることは動物の狩りと同じ。 世の中にとって良いこと　素晴らしいこと 掃除をするように世界を綺麗にすること！ 隠し事の多い洒掃 讙相手に自分も話していないことは多いが、仕事仲間として一番信頼を置いている。 ■特徴表───────────────── 3-8 信頼のおける人 探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能な限り助けようとする人間だ。その評判が今後も続く限り、任意のコミュニケーション系技能３つに、それぞれ+10% ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 6-7 不屈の精神力 気絶しても、次の各ラウンドの最初に【CON*2】ロールを行う。 成功なら治療を受けずとも自分から目覚めて、そのラウンドから再び行動が可能となる。 ───────────────────── ■イメージソング───────────── ♪ジブラ/すりぃ ───────────────────── ↓以下、秘匿内容 ■秘匿内容──────────────── HO1：誰よりも讙に詳しい。 君はこの組織に入って10年以上のベテランである。 君は、洒掃 讙（さいそう　かん）とは長年の相方であるが他のメンバーには話していない。 讙は元々秘密の多い男であるため貴方にも隠している事があることを知っている。 リーダーの讙とは別途で連絡手段を持っており個別で指示を受けることもある。 また時折、讙がHO4に対して距離を置いていることを知っている。 君は讙から「狼を模した首飾り」をお守りとして受け取っている。 長年の裏社会知識を蓄えている君はセッション中、任意のタイミングで知識技能成功すれば、何かしらの情報が手に入ることがあるかもしれない。 ▼技能ボーナス ・EDU+3（超過可能） ・火器技能の初期値が50固定 ・目星+20 ▼個別推奨技能 ・目星、ライフル 特記・＜目星＞に成功すればライフルの射撃距離を無視して対象を狙い撃つことができる。 【個別導入】 ある日のことだ、応接室で讙が誰かと会話をしているのを立ち聴きしてしまった。 内容は完全に聞き取れなかったが、「山海経工業」という組織が相手だったらしく、讙の声は少々緊張しているように思えた。 讙は最後に「分かっているよ、決して違えないこれは僕たち3人だけの契約だ」と相手に伝えているのを聞いた。 その後応接室から讙だけが出て行った、確認のために中に入るも商談の相手を見つけることはできなかった。 その後、讙に問いただしてみても「誰とも話していない」「応接室には誰もいなかっただろう？」と返されてしまう。 個人で「山海経工業」について調べてみたが情報は出て来ず、本当に存在している組織なのかも不明であった。しかし彼と会話していたということは存在は確かだ、本人が認めないが、君は讙が隠しているものを探している。 ▼リーダーについて HO1の相方で長年共に行動をしている。君には現場仕事とメンバー統制を任せている。自身の事務所で事務仕事や客との交渉を主に行っている為、体力よりも交渉型の人間で事務所で寝泊まりしていたりする。君には事務所の鍵を渡しているので自由に出入りはできる。 いつも長袖を着ているので色白で少々不健康に見えるかもしれない、 ▼サイレン清掃で働く年数によっては追加で情報が出る可能性がある

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