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6年目美術教師（高校を1年遅れで入学）。専門は風景画で、特に版画を得意とし個展もたまに開催しているが、水彩画も得意。 地味でおっとりしていて、ちょっとどんくさい。しょっちゅう忘れ物をするし物を意味のわからないところに置いて忘れるので、生徒によく笑われている。口癖は「ちょっと準備室行ってくるわね〜」。ただ、バカにされているというわけでもなく、気さくに話しかけられるちょっと年上の先輩ぐらいに思われている。 普段は美術準備室におり、他の科目の先生とは特段仲が良いわけでもない。新聞部顧問を務めているが部活自体はあまり活動していなく割と定時で帰ることが多い。 趣味はYouTubeライブでの視聴で、特に魚に餌を与えるもの（https://youtu.be/HbV7110wh8c）や保護猫シェルター（https://youtu.be/nSq1UJiR6pg）などが好き。授業の合間などにこっそり試聴しているが、本人はサボっていると思われるのが嫌で誰にも言っていない（他の先生や生徒は知らない）。動物が好きで、カメラロールは近所の野良猫の写真ばかりだが全て「みーちゃん」と呼んでいる。 現在はペット不可物件に母と二人暮らし。煮物と味噌汁が得意で家庭的な一面もあるが、結婚のけの字も出てこない。 杏は中2の時に産まれた。ちょうど入院しておりあまり会えなかったが、逆にそれが程よい距離感を保ち2人はお互いが大好きだった。 柚が大学入学ぐらいのタイミングで両親は離婚しそこからはお互い接することもなく過ごしたが、杏がたまたま赴任先の中学に入学。しかし、あんなに好かれていた杏から特に近寄ってくることもなく、むしろよそよそしさを感じたことから、柚から声をかけることは遠慮していた。柚としては、中学生は多感な時期でもう大人に片足を突っ込んでいるのだから、大人になった姉からの言葉は鬱陶しい・余計なお世話だ、と思われるだろうと思い、特に口出しをしようとは思わなかった。ただ、柚自身は嫌いになったわけではなく、もし杏からなにか助けを求められれば助力を惜しまなかっただろう。

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