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「あっつい………溶けるぅ......僕にネット環境と冷房完備された部屋をください…………」 「ゲームとリアルなんて大差ない。分析すれば答えは一つ。」 「このエクレンウルーのCPUは僕だ。ショートすることない最高峰のスペックで華麗に導いてあげる。」 引きこもり。専ら家に居たいけど、怪盗をやるうえでハッキングが自宅で出来ないことが多いため、なくなくその時だけ外出する。 それ以外で基本で家を出ない。 【興味P取得理由】 回避、忍び歩き、追跡、図書館、電気修理、コンピューター 通過予定シナリオ「JOKER≒JOKER」ＨＯ ♢　参謀 本名は雪平　耀石(ゆきひら　だいや)。表では顔を出さずにプロゲーマーをしている。 ハッカー一家に生まれて父、母、妹がいた。 両親は別に家を継いで欲しいと思っていたわけではなく、普通の一般家庭と同じ生活を送っていた。 探索者自体は生まれつき物覚えが良く、頭の回転が早かった。5歳の時にはPCを分解していたし、小学生の時にはPCを自作しこっそりハッキングとかゲームを作ったりしていた天才肌。両親が舌を巻くレベルだった。 ミュミュはゲームを作るときやハッキングする時いつも一緒だった、悪戯をするときも、困ったときも。 一緒にいるのが当たり前で、大切で大好きな家族の一員で。 いつも作ったものを見せるたびに家族はいっぱい褒めてくれた。そして 「輝石、お前は才覚がある。だからこそ、ちゃんとその力を守り、使い方を間違えないでね。」 と両親はいつも頭を撫でてくれた。その両親の手の体温が大好きで。 妹もいつも作ったゲームを隣で一緒に遊んでくれた、白熱すれば自身の長い髪を結えながら 「これからもお兄ちゃんの作った最っ高なゲームを一番にプレイするのは私なんだから！」 そう言って満面の笑みを向ける妹が大好きで。 物覚えがよかった代償だったのか元々コミュニケーションを取るのが苦手で学校に行けず引きこもりの探索者を家族は優しく見守ってくれていた。 そんな幸せな時間はずっと続くと思っていた。 探索者の誕生日、妹はサーカスを見に行きたいと言っていたのを思い出し家族に観に行きたいと提案した。家を出るのは久々ででも、家族と一緒なら大丈夫だと思ってたんだ。 それが間違いだった。 運が悪かったのかもしれない。耳をつんざく爆音と人々の悲鳴。地面を赤く染め上げる血の海。人の波に飲まれて家族と離れてしまい、彷徨っていたところで、自身の端末からミュミュが声を上げる。そちらを見れば瓦礫に埋もれていた綺麗な長い見覚えのある髪と髪留め。必死に叫んで助けを乞うたが救助は間に合わず、瓦礫をなんとか退した時に見えたのは、妹を守るように抱きしめている両親と妹の亡骸だった。 それからさらに家に引きこもるようになった。瞼を閉じればあの光景がフラッシュバックする。僕がいくなんて言い出さなければよかった。もう、後悔しても遅い。もう、ミュミュしかいないんだから。 僕は、持ってる力を全て使って復讐を誓った。 幸せな時間を大切な家族を奪った奴を僕は絶対に許さない。 ＨＯ♢／参謀 ||秘匿 あなたは数多の情報網を持つ。 そんなあなたは大昔、「黄の王教団」というカルト集団によりとあるサーカスにてテロにあい、家族を失った。 それ以来カルトを探し出そうとしてきたものの現在に至るまで見つかってはいなかった。 そして先日、二つの情報をジャックすることとなる。 一つは「標的の歌姫が所属する楽団がカルトのものらしい」ということ。 もう一つは「人工島の中心核といえる巨大コンピューターが何者かにハッキングされた」ということ。 理由は不明。目的も不明。だがしかし一つわかることは、これによりセキュリティが強化された。 …もしかすれば、この島にはなにかあるのかもしれない。 〈作成について〉 あなたは培った情報処理能力により元となるアイデアに+２０で作成が行える。上限を超えることはできない (INTの変動はありません) 〈推奨技能〉 図書館、目星、芸術：ハッキング、アイデア、忍び歩き、変装 【LAST　JOKER】 あなたは本シナリオ中に限り最後の切り札として【芸術：ハッキング】【アイデア】をそれぞれ一回ずつ確定成功することができる。 使用する場合はKPに宣言しなければならない。 ■事前導入あらすじ サーカスでのテロ。あれがカルトにより仕組まれたものだと知ったとき胸に抱いたのは怒りだったのだろうか…それとも。 今日もあなたは電子の海にて情報を手綱に駆け巡る。 秘匿NPC「ミュミュ」 HO♢の家族が作成した存在だ。家族の意向でバックアップは作成できない様作られている。 家族がいなくなる前からそばにおり、あなたにとっては最後の家族といえる存在だ。||

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