タグ： 片鱗

私/あんた・オマエ/呼び捨て ショートカットの女子高生。表情の起伏が少なく、この世の全てがつまらない、と言わんばかりの顔をしている。(そんな表情で過ごしていたから、「喧嘩売ってんのか」と勘違いされて同級生からいじめを受けているのだが……) 今までの人生で自由にならなかったことが多く、頑張っても仕方がないと諦めきっている節がある。それでも家出や完全な逃避に走っていないあたり根はまじめなのだが、本人は否定している。実は中学まではまじめに勉強しており、成績もそこそこだったのだが高校に入ってから一気に生活が乱れたらしい。 家にいるのも学校にいるのも嫌いで、どちらからも離れた居酒屋で年齢を誤魔化してアルバイトをしている。料理が趣味。以前は家でも料理を作っていたのだが、姉が家を出てバイトを始めてからは全く作らなくなった。 家族が嫌いだが、4歳年上の姉にだけはよく懐いている。現在でも連絡を取り合っているが、姉に負担をかけたくない、帰ってきてほしくないため自分の状況については相談できていない。 自分の名前を心から嫌っており、「何が愛だ、バーカ」と悪態を吐いている光景がしばしば見られる。 ストレスが溜まると料理で発散するタイプではあるが、それはそれとして家族やクラスメイトは不幸になれ、目の前から消えてほしいと考えている。家では泣く、キレる、暴れる等の抵抗はひとしきりやっているが、すべて家族に暴力で返されたため最近はおとなしくなっている。学校でも同じように無気力な態度で過ごしており、特にいじめてくるクラスメイトにやり返したりはしていない。（逆にこちらが加害者扱いされることも分かっているため） 最近、殺人鬼のメイドを匿っている。 非日常に足を踏み入れたような気がして、少しだけ日々が楽しく感じられているようだ。 「……私に何か用？用がないなら、あっち行ってれば？」 「勝手にすればいい。黙ってれば、そのうち飽きる。それでいいでしょ？向こうはサンドバッグが欲しいだけなんだから」 職業技能：学生の「家庭科が得意」「アルバイトに精を出す」を参考に。

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