タグ： 慄然卓 菫

姓:杜（と） 名:照羲（しょうぎ） 字:子耀（しよう） 謙虚で控えめな官吏。 礼部であくせく働いている。 五年前の科挙にて「探花」として進士及第。 その後「状元」と知り合い、仲良くなる。 榜眼として進士及第した沈 長庚(字は仲瑾)とも仲が良い。 二人は数少ない友人であり、詩作について談義を交わすのが好き。 実は武侠小説も好き。 科挙において自身のプライドを傷つけた状元には僅かな憎しみを抱いている。 科挙での不正疑惑の犯人が彼である可能性が判明した際、密告をすれば下剋上ができるのだろうとも考えていた。 しかし、今まで親しく付き合ってきた彼を裏切れば、それ相応に恨まれるのであろうとも理解していた。 それ以上に、数少ない友人を失うのが怖かった。 不正疑惑が消え、事件も解決した現在では不信感を抱くことなく、親密に付き合っている（つもりである）。 しかし、僅かでも親友を憎しみ、恨んだという事実は消え去らない。 故に罪悪感を抱いている。

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