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Rum（ラム） #DE82A7 ◆CS作成メモ 特に制限がなかったためHO特性っぽいDEXが主に高いのが出るまで一括振りを数回。適当なのを選択。一部入れ替え。 ・特徴表 <6-7/4-4/1-1/6-5/4-10>適当に5回くらい振った中から二種。 4-4：動物に嫌われる(1d6→5) 4-10:夜に弱い(1d6→5) (CS作成時のみ可セッション中適用なしとのことだったので6-5とかもっとフレーバーみたいなの選ぶ気だったけど必要な技能多くてなりふり構ってられなくなった…) ◆ 刃物系技能+50について、HO読んだ感じ戦士とか銃火器の達人みたいに「〜系技能に一律+」かと解釈して作成してますがもし1技能のみでしたら修正します！ ◆設定 現在23歳。サイレン清掃在籍11年。 通称はラム。 本名は砥柄 与為（とつか・よな）だが基本的に名乗ることはない。 ------------ 対人面でも仕事ぶりでも何の問題もない。 敢えて言うならやや軽薄な印象を与えるかもしれないが、協調性はある。 のらくらとしていて深い悩みも無さそうに見えるほど、本心を表面に出さないタイプ。 人生の転換点が二度あり、一度目は全て失った10歳の頃と、リーダーと出会った12歳の頃。 父は先祖から受け継いだ遺産を守ってきた大地主の日本人で、母はカトリックのアメリカ人だった。 二人とも既に他に身寄りのない状態で出会っており、生まれた頃から与為にとって他の家族や親戚はいない。 砥柄とは父の姓であり、与為とは母がアメリカ人としても名付けられる名前「Jonah」に父が漢字を当てたもの。 母がカトリックのため、「間違えても改め、学べる子に育つように」と聖書からとり、「神がヨナに慈悲を諭したように、自らも与えることのできる人間に育つように」と漢字を付けた。 父は大地主だったが、祖父の代もその前も欲のない人間が多く、管理費やらを回す程度の最低限の収支でしか土地を運用せず、殆ど持て余していた。 当然目を付けた不動産関連のコンサルやら投資関連にもよく営業をかけられたり、足繁く家まで通われたり。 (これはいい話系の記事だけど一年半かけて営業されたりするらしいhttps://style.nikkei.com/article/DGXKZO57828950Y0A400C2XXA000/) それも数えられる人数ではなく、顔も覚えられない程で、当然良い人ばかりではなかった。利権の絡む話なので寧ろ逆の方が多い。 騙されそうになったことは多々あり、そんな経験から人の悪意に敏感で、厭世的な人だった。 母とは旅行先で出会っており、彼女は無欲なカトリックで、孤児院育ちで家族も財産もなく、手に届く幸せに感謝を忘れない人だった。悪意に敏い父だからこそ、彼女の善意の素朴さに惹かれた。 母の影響で父もカトリックになっており、与為も子供の頃はよく教会に連れて行かれていた。 子供の頃から人の好いようなふりをして近づく人々に父が嫌そうに取り囲まれる光景を何度も見てきたからこそ、見えている表情だけで判断することなく、隠された嘘や悪意に気付きやすくなったのかもしれない。(→心理学や特記) 特に多かったのは持て余していた山のことで訪れる営業だった。 リゾートを開発するには打って付けの立地と広さで、元から目をつけていた業者は多かった。 しかし父にその気はまったくなく、全ての営業を断った上でただそのまま守り続け、先祖から受け継いだものだから、と大事にしていた。 開発する気も売り渡す気も一切無かったが、ストレスでノイローゼになりかけたある日、母は「重たいのなら手放せばいい」「あなたを苦しめるものはあなたの人生に必要ではない」「自分とあなたと子供と三人でいられるなら、他に何を失っても不幸にはならない」と説得する。 当然葛藤や苦悩は多かったが、最終的には母の言葉を受け入れ、原因になる土地を全て教会に寄付しようとしていた。 結論から言えば、それがトリガーを引くことになってしまった。 この土地を狙っていた中には上広財閥もあり、長期的に交渉し続けていた。売りに出されるのならともかく、寄付されればもう二度と手に入らない事になってしまう。 そこで迅速な解決として、一家暗殺の計画が上がったのだった。 この家族には親族が居らず、幼い一人息子がいるだけで、相続者が他にいないことも条件が整っており、格好の的だったと言える。 殺人事件となると利権が絡む以上は捜査の目が厳しくなることが予想されたので、テロを装って計画された。世間には他の思想や思惑があるように見せ、この家族はあくまでそれに巻き込まれただけの一般人である、というように。 ことを日本警察の管轄外で済ませる為、家族が母の母国に旅行に行った時、好機とばかりに実行された。 地下鉄の爆破テロとして実行されたその暗殺計画では、カモフラージュに無関係な人も巻き込まれている。 与為は運良く怪我をしたのみですぐに死にはしなかったが、周りの大人に保護されようとした時、自分を仕留め損なった殺し屋の悪意と殺意に気付いてしまい、訳も分からないまま本能的に逃げ出した。 その日がトラウマで人間不信になっている。人の内面を透かすように観察する癖が染み付いているのもこのせい。(心理学) 目の前で両親を失って一人逃げ出してからはNYのスラムで2年間を過ごした。NYには6万人以上のホームレスが存在し、2万人以上の子供である。 与為の死体が上がらないことで裏社会では懸賞金がかけられ殺し屋に狙われるような状況で、ホームレスに紛れて逃げ隠れするように生きる日々だった。 とにかく誰のことも信じられず、ホームレス同士のコミュニティでも腫れ物のように浮いていた。 スラムでは捨てられていたラムの空き瓶に拾い集めた金や物乞いで貰った金を入れて持ち歩くようになり、名前も名乗らないので周りの子供や大人に「ラム持ってるあいつ」「ラムの」などと呼ばれており、次第に「ラム」が通称になっていった。 そんな生活が2年ほど続いたある日、(恐らく仕事でNYに来ていた)リーダーと出会う。 上っ面の愛想で乞食をするのは得意だったのでその日もいつものように引っかけに行ったのだが、久々に話す日本語に動揺している内になんだかんだ話し込んで保護されたとかそういう感じな気がする(この辺は始まってから固めてもいいな〜というふわふわの妄想) なんだかんだでリーダーに迎えられ日本に帰り、サイレン清掃で働くことに。 その目的は当然復讐である。 両親はともかく与為に関しては本来行方不明となるはずだが、爆破だったということと、財閥の裏工作もあり、一家全員が死亡したとして処理されている。 一家死亡のため国有地となった砥柄家の土地はのちに公売されることとなり、上広財閥に高額で落札され、現在は上広財閥の運営するリゾート施設となっている。

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