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クトゥルフ PC作成ツール
小紅(シャオホン)
ID:4642668
MD:8aa70a4f12d4b09c9cfefbfca4e9fd56
小紅(シャオホン)
タグ:
蹂躙するは我が手にて
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
HO3:C国の参謀総長 貴方が居なければ、戦争は3年早く終結したとされる __貴方は稀代の策士であり、軍師である。 D国の技術を盗み、その技術を広く普及させたことにより、貴方の作戦は思惑以上の効果と戦果を生み出した。 推奨技能:<製作(軍事作戦)>orそれに該当する技能 準推奨技能:<目星>、<図書館>、<精神分析>、<戦闘技能> 職業:宦官(犯罪者置き換え) 言いくるめ、鍵開け、拳銃、忍び歩き、値切り、変装、目星+個人的あるいはその時代の特色的な技能としてあと一つの技能(取得:芸術(謀略)) ------------------------------ 剣山のような険しい山岳「龍涎嶽」に囲まれたC国(正式名称:狗狼帝国)は、2XXX年においても古風な東洋の街並みを保ち、足を踏み入れた旅人を時間旅行気分に誘う美しい懐古の都であった。かの国は「芸術家の桃源郷」とも呼ばれ、文学、絵画、詩、音曲等で世界の最高峰に立っていたと言えよう。最後の皇帝「狗 狼炎」は詩と文学に優れ、”表向き”参謀総長であった第一皇子「狗 狼牙」も水彩画に長けていたという。国民にも純粋に芸術を愛し、無邪気とも言える人物が多く、そんなかの国が各国の弱みを握り敵国同士を争わせる事で戦争への直接介入を拒み、さらにはD国の技術を盗みその技術を広く普及させるなどという、狡猾かつ大胆な行動に出ることを、国の内外を問わず予想できた者は殆どいなかった。 しかし、かの「芸術家の桃源郷」はもはや見る影もない。B国将軍の手によって意図に反し第三次世界大戦の主戦場にされたかの国は、天然の要塞と呼ばれた龍涎嶽を更地同然にされ、特有の美麗な伝統的建築物も約八割が倒壊し、見る影もなく無残な姿を晒している。 そんなC国から戦犯として拘留されたのは、衰弱し寝たきりの皇帝でも廃人同然で部屋に籠る第一皇子でもなく、ひとりの美しい宦官だった。狐のような耳尻尾や蛋白石色の瞳という異形を備えた、華麗な衣装を纏う艶麗の美青年が縄打たれ連行される様は、戦乱後の荒廃の中にあってもなおC国の芸術家たちの創作意欲を刺激した。 宦官の名は「小紅(シャオホン)」。かつて龍涎嶽に暮らし、皇帝によって虐殺された少数民族「シベット族」のわずかな生き残りであり、皇帝に寵愛された男妾であり、皇子をはじめとした皇族や臣下たちをその色香と恐るべき謀略で篭絡し傀儡として操った稀代の妖夫であり、「籠の鳥」である境遇からの解放とC国への報復を企む復讐者であり、そしてこの第三次世界大戦を3年長引かせた、事実上の参謀総長である。 物心ついたばかりの幼い頃に両親や同族を殺したC国兵によって捕らえられ、「美しい幼獣」として皇帝に献上され、愛玩動物のごとき名を付けられ、以後30年近くを皇族の慰み者として暮らした小紅に、人並みの心が備わるはずもなかった。後宮の奥深くで人目から隠されて育った小紅は、成長し傾国の美貌と知識、そして狡猾さを手に入れると、早速C国を掌握しにかかった。皇帝には夜伽の際に毒を盛り、病にしか見えぬように衰弱させ、ベッドから起き上がれぬ老人のようにしてしまった。勇敢で才知に溢れた皇子ですらも、小紅の色香と媚態とに惑わされ、傀儡となり、彼の”助言”の通りに軍を動かしてしまう。皇子は幼少のころから小紅に思いを寄せていたため、裏切られたと知った時の精神的ショックは相当なものだっただろう。「戦争が落ち着いたらそりの合わない婚約者を排斥し、彼を妃に据えるつもりだ」と彼の日記に残っている。(なお、その婚約者もこの日記が書かれた後に小紅によって謀略の渦の中へ放り込まれ葬り去られている) こうして為政者の力を弱め、実権を掌握し、従わない皇族や臣下はなぜか皆次々に”大罪を犯し処刑”され、C国を散々に食い荒らし、蹂躙し、やがて世界までもを腐食した彼だが、自らが血と肉、智謀と毒の散らばる玉座に収まることは終ぞなかった。 恐らく彼の最終目標であった「国家の乗っ取り」は、あるひとりの軍人と、夢から覚めた皇子によってあと一歩のところで阻まれるのである。 第一皇子と共に国際連盟に小紅の告発を行った英傑「狸 美正」は、女子でありながら男女両方の機能を併せ持ち、他に子のいなかった狸家において跡取りの男児として育てられた。彼女は家の掟に乗っ取り幼いころから父母について武道と芸術の両方を教え込まれ、結果齢二十にして男子にも劣らぬ頑健な肉体を持ち、小柄ながら威圧感のある、小さな熊のようなずんぐりとした堂々たる体格を持っていた。(芸術のほうはあまりぱっとしなかったのか、情報が全くと言っていい程ない。)彼女はC国の戦後処理において大いに活躍した。妖夫小紅の張り巡らせた蜘蛛の糸に気が付くや否や、彼の色香に翻弄された人々を叩き起こして回り、最も小紅に毒されていた人物である第一皇子に関しては、「顔を張り飛ばす」という不敬を行ってまでも目を覚まさせたようだ。小紅捕縛の際にも八面六臂の活躍をし、力の限り抵抗する小紅を難なく押さえつけて見せた。最も、鍛え抜かれた屈強な軍人である彼女に、後宮の奥に垂れこめて暮らし繊弱で優美な肉体を寵愛され続けた小紅が、力で敵うはずも無かったのだが。 彼女は「私もかつて彼の誘惑を受けたことがある」と語っている。かの女狐は優秀な軍人である彼女にも目を付け、自らの手駒にしようと企んだのであろう。しかし結果はご存じの通り、全くの徒労に終わったようだ。彼女は小紅について、「まるで媚びを売って大人の庇護を得ようとする擦れた貧民の子供のようで見るに堪えなかった」と述べている。小紅に誑かされ良いように操られた皇宮の人々が、彼女と同じような感性であったなら、C国の皇族であった狗家は今も健在だっただろうか。あるいはあの荒廃と衰退しか生まぬ悪夢のような惨憺たる第三次世界大戦の被害ももう少しマシなものになり、「芸術家の桃源郷」もまた失われることは無かったのかもしれない。彼女は失意のうちに残された第一皇子に対し、「我が国が失ったものはあまりに大きい。心中お察しするが、疾く立ち直り為政者の責任を果たしてほしい」と厳しい意見を述べている。 美正が国際連盟への告発を行ったのは、皇族や国民による私刑を防ぐ意味合いもあっただろうか。しかし、錯乱した皇子が国民全体に向けての放送で小紅の悪事を公表したことで、その行動は全く意味を成さないものとなった。移送前に皇宮の地下牢に投獄された小紅は、官僚や侵入した国民からの集団暴行を幾度も受け、国際連盟員が護送の為に到着した際には、彼は暴行や凌辱の痕に塗れてボロ雑巾のようになり、息があるのも不思議な状態で不潔な牢の隅に、それでもなお蛋白石色の瞳に奇妙なぎらつきを宿したまま転がっていたのだと言う。彼の片耳は無残に引き裂かれ、皇族達を惑わせた蠱惑の美貌には、熱湯でも掛けられたのか痛々しい火傷の痕が残っていたそうだ。 かくして地に堕ちた美しき妖夫小紅は護送に耐えうるだけの治療を施され、国際連盟の管理する監獄へ送られた。誰かが差し入れたのか、はたまたまことしやかに囁かれる彼の妖術のなせる業か、監獄に送られる彼は暴行の痕もなく美麗な衣を纏い、皇帝に寵愛された美しい宦官として、国民の面罵を涼しい顔で受け流しながら連行されていった。 彼の行ってきた数々の悪行、そしてこの無為で最悪の戦争の責任の一端を追う戦争犯罪人として、彼は極刑を免れないだろう。美しいものを愛する芸術家の国であるが故に、恨みを抱く美貌の男に魅入られ、腐り落ちたC国。彼らは荒廃と衰退の後に、小紅の呪詛から逃れ出たのだ。一度崩壊したこの国も、英雄美正の指揮と逞しい芸術家魂の元、徐々に元の姿を取り戻していくだろう。 かの妖狐の怨念が、再びこの地に舞い戻らなければ、だが。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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