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クトゥルフ PC作成ツール
救頭 燐迎
ID:4646074
MD:8f4d222bd775bcb772673b7d5f25f9e3
救頭 燐迎
タグ:
#し宅
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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SAN
現在SAN値
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(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
くとう・りん 救頭の家の昔の字は違っていた、と何かで聞いたことがある気がするが、少年にも細かいことはわかっていない。親もその話をし(たがら)ないし、そもそもどこで聞いたのかもわからない。 燐……光を運ぶもの。 迎……字の通り。 光を運んで、迎えるもの。第一子の誕生は母親にとっては天啓に近かった。そう、確かに彼女にとっての光だった。父親の考えた候補の名前をすべて脇に押しやって、この名前を選んだのだ。半ば何かにとりつかれるかのように。 子は鎹であるのだから。 ▼誕生日:7月4日 https://365x7.net/day/0704 ▼2023/04/23-2023/09/01 かえりのかい エンドA →5か月は不定が続いた:色欲(表) 堕落:快感を求め、それに依存するようになる。酒、薬などの中毒症状をシートに加える。 →→煙草を吸うようになった、暴露系ユーチューバーの才能が生まれた。 いただいたエンドSS(警鐘・かえりのかいネタバレ)https://fusetter.com/tw/ZtcVcYzS#all ▼選択技能 ・運動部でエース(元ですが……) →回避、芸術(何かのスポーツ)、水泳、跳躍、登攀、棍棒 ・数学が得意 →経理、コンピューター、図書館、物理学 ▼興味技能 ・ナイフ:後述する人形のため。 ・隠す:後述する人形のため。 ・隠れる:本当は野球を続けたかった。窓から部活動を見ている。でも、そんな自分を見られるのは嫌なので、見つからないように。 ・目星:観察する癖がついている。人でも物でも。推し量るもの(データ)として。多少こどもらしくない目つき、これは父親譲りだ。 ・医学:外部圧力による、強制的な興味関心。救頭の長男に産まれたのだから、避けられぬことだ。 ・心理学:表面的な部分だけを見て人を判断することができない。真意がわからないと、信用することができない。 ▼某県某市立某中学校 2年1組 在籍 担任:小野あきら(おの・あきら)。30 代前半女性教員(体育)、あっけらかんとしていて生徒からは人気だが、けっこういい加減なため保護者からは不人気。バレーボール部顧問。 →母とは違うタイプの女性だ。だからといって合うわけでもないのだが……少なくとも母とは合わない担任だ。家で散々文句を聞かされる。 ▼野球部「元」在籍:4番バッター 2年生に進学してしばらくしたころ、利き腕とは逆の腕(左腕)を骨折。続けることが困難になり、マネージャーとしての立場の誘いも断り退部。 現在は帰宅部。 ▼2015特徴表 ・5-10 受け身:どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。ショックのCONロール(”クトゥルフ神話TRPG”61ページ)の成功の範囲に+20%。 ・4-8 大切なもの(D):他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失った時には1/1d8正気度ポイントを失う。 →D特徴表ボーナス:その他欄へ40P(内訳:精神分析+20、ナイフ+10(マイナス-13+10=-3)、心理学+10(-3+10=7)) →海ノ明人形:いつからか夢の中に出てくる黒髪青目の少女を模った人形。フェルトと毛糸の手作り。 どうしても作らねばならないというような、強迫観念にも似た思いにとりつかれて縫い上げたもの。あまり出来がいいわけではないが、幼い男子としてはそれなりに気を遣って作られたものである。 普段は鞄の底の下(2重底にしてある)に隠している。なのでほとんど鞄を手放さない。もしくは制服の内ポケットにしまい込んでいる。(そこまで大きなものではない) なんでかわからないが、手放してはならない気がするのである。少女の名前は海ノ明、だと夢で聞いた気がするので、そう認識している。 粗雑な造りではあるが、前髪を降ろしたり真ん中で分けたりすることができる。 年頃の男子としてはあまり受け入れられることではない趣味(趣味というより執着か?)のは理解している。誰にも話したことはない。もちろん、母に一番知られたくない。 人形を作ったのは去年(中学一年生のころ)。布団の中、スマートフォンのライトを頼りにひそかに作り上げた。このころは両腕ともに健在だったのだ。 ★ボーナス内訳解説 ・精神分析:はじめ、こんな夢を何度もいつも見るなんて自分は頭がおかしくなったのではないかと思い悩んだ。父の学術書や町の図書館などで本を読み漁った。フロイトの精神分析入門とか。ユングの夢分析とか。結果は芳しくはなかったが……今では何か理由があることなのだと自分に言い聞かせて開き直っている。 ・ナイフ:人形をつくる裁縫のさなか、扱いをほどほどに覚えた。裁ちばさみとか立派なものは自室にないので、ただの鋏とか、カッターナイフとか。 ・心理学:母にこの人形が見つかることだけは許されない。過保護かつ過干渉な母の眼を欺くにはどのようにすればよいか?彼女の行動パターンや思考パターンを(可能な限り)把握して導き出した持ち運び方法。 ▼人物 年齢の割には落ち着いている少年。 二年生の途中、雨の降る6月頃に野球部を骨折で退部したあとは、帰宅部として過ごしている。 基本チャイムの後はまっすぐ帰宅しているようだが、まれに、廊下から野球部の練習を見下ろしている。 アンニュイでクール、あまり自分を出さずに静かに教科書を見ている姿勢は多感なクラスメイトには魅力的に映るだろうか? *** 1年生の頃はもう少し賑やかな少年だったように思う。少なくとも、クラスメイトの男子グループの中で揶揄い合って笑う姿は見受けられていた。 野球部で4番バッターの花形、勉強もできて顔立ちも整っている、あまりさわがしい方ではないが、たまにはにかんだような笑顔を見せる少年。 それなりに友人もいて、部活動にも積極的に参加していた態度は2年生になって一変した。 利き腕とは逆の腕、左腕を吊って登校してきたのは夏の訪れの予兆が見受けられるようになった季節だ。 エースの負傷は野球部のメンバーだけの動揺ではおさまらす、少なからずの同級生を騒がせたが、それだけでは済まなかった。 バットが持てないのならその知識と経験でマネージャーでも、と提案する顧問の教師を押し切って部活を退部。 話によれば、話し合いの行われた野球部の部室には担任と少年の母親を含めた四人がいたという。 女の緩急の激しい声と、少し戸惑ってどもる教師の声の合間に少年の声は一切ないまま、四者面談は終了した。 野球部の部長も引き留めた。しかし、少年の方から断ったのだ。 「受験勉強をするから」、それが理由だった。 少年の家は町医者の家だった。住宅街にある、少し大きな白い建物。 その裏手にある一軒家が少年の家であり、監獄だった。 一人息子である少年の将来の夢は医者だ。父親と同じ医者。それは自分の意志で決めたものではない、既に敷かれたレール。 救頭医院を継ぐのは息子である少年であるという事実は覆されない、覆されてはいけない。 半ば病的なほどに少年にそれを教え込んだのは、少年の母親だった。 少年の母親は看護婦だ。父親の経営する医院の看護婦。 かつては若く美しかった面影をまだ色濃く残す顔には、隠せない歳の印が刻まれつつあった。 少年の父親が医院に新しく来た若い看護婦と不倫をしているとわかったときから、少年の母親はひどく美しくなり、そして壊れていった。 *** 子は鎹だ。 父親と母親を繋ぐ肉の鎖。それが実子である。 少年の母親にとって、少年が──腹を痛めて産んだ一人のこどもが──父親の望む通りの医者になることだけが、彼女と夫を結びつける唯一の方法だった。 だから──だから、何があっても、息子を犠牲にしてでも、息子を理想の医者に育て上げねばならない。 夫の不倫が発覚したのは息子が中学に入って少しした頃だった。 初めは信じられなくて、自分の勘違いだと自分に言い聞かせて。 そう見えているだけで、ほんとうは自分がつかれているだけで。 だって、自分と彼は恋愛結婚で。愛していると言ってもらって。 愛し合う二人と、才能にも恵まれたかわいい息子、幸せな家族。 そうと信じていても、やはり不安は募っていくもので、だから。 冬になるころ、勇気を出して夫に声をかけてみたのだ。信じて。 自分が恐れている返事は返ってくることがないものだと信じて。 しかし、返ってきたのは残酷で、そして酷く冷静な言葉だった。 夫の冷え切った言葉は、自分の信じた幸せな家庭の夢を壊した。 だから──だから、母親は、息子を使うことにしたのだ。 夫の愛を取り戻すために。息子は、子供は、親のためにあるものなのだから。 息子が部活動から帰ってくる時刻が気になった。 部活動を終える時間、学校から自宅までにかかる時間。 それを加味しても、どうにも遅く感じた。 まさか、遊んで帰ってきているのではないだろうか。 まさかとは思うけれど。悪い仲間とつるんでいるのではないだろうか。 それとなく息子に声をかけてみても、何事もないかのような返事だけだった。 まさか、母親である自分に言えないことでもあるのではないだろうか。 想像は膨らみ、不安は恐怖を呼び、そして恐怖は狂気に届く。 いつものように部活動から帰ってきた息子の手を引いて、夫婦の寝室へと連れて行った。 素直に言うことを聞く子だったがさすがに動揺して困惑しているのを無視して、掴んだのはその左腕。 状況を把握しきれていない息子をいいことに、全身の体重をかけて──鈍い音が鳴ったのと、少年が叫んだのはほぼ同時だった。 あらぬ方向にねじ曲がった腕を見て、呆然と目を見開き、ワンテンポ遅れて顔を青くした息子の頬が吐瀉物で膨らんだのを見て── ──その口に唇を重ねていた。乾いた薄皮の抵抗、苦く生ぬるい、彼の体内にあったモノ。 垂れ落ちた汚物で制服のシャツが目も当てられない状態になった頃には、眼前の少年の瞳はすっかり抵抗の意志を失っていた。 「お遊びは終わり。お受験をするの。お母さまのために──お母さまのために、立派なお医者様になってね、燐迎」 その言葉にも、諦めたように薄く頷いて見せる程度には、物分かりがよく、頭のいい息子だった。 *** いつだって、傍には母がいる。 いつだってというのは言い過ぎかもしれない。それでも、そう言いたくなるほど、いつだって母が傍にいるのだ。 傍にいて、俺を見ている。 父さんが若い女を愛人にしてから、母はおかしくなった。 いや、元から多少は──心配性で過保護な母親ではあったが、ここまでではなかった。 言外に野球を辞めろと言われていたのに気付かないふりをしていたせいだろう、腕を折るという強硬手段に出られた時、俺の中でも何かが壊れたらしい。 きっと、そういうものなのだろう、と思っている。 子供は大人の、親の言うことを聞くもので、そして、そうしていれば基本的に将来の不安もない。少なくとも自分の場合は。 言われる通り勉強していい大学に行って、いい医者になれば、金にも職にも困らないで生きていけるだろう。 だから、部活なんかに明け暮れていないで早いところ受験勉強に手を付けるべきだという母の考え方は、ある意味ではもっともである。 きっと、心配なのだろう、と思う。 母親はおかしくなってしまったが、元々強い人ではないのだ。 父さんに裏切られているから、俺も裏切るのではないかと心配している。 俺までもが母さんを見捨てていくのではないかと思っている。 だから、学校から帰ってきて家にいる間はほとんど俺の傍にいて、見守っているのだ。監視していると言ってもいいだろうが。 さすがに勉強中と就寝、自分の部屋にいる時は勘弁してもらった。安心させる証拠に、俺の部屋の窓には鉄の格子がついている。 それで、いい。それでいいのだ。他に俺には、することもないのだし。 父さんは何も言わない。俺たちのことを見ていない。 朝、誰よりも早く病院に出勤して、誰よりも遅く退勤して帰ってくる。 仕事熱心なのではない、愛人と仲睦まじくする時間がそこしかないということなんだろう。 親が不倫をしている、ということは、ショックではあったが……それよりも、どこか淡々とした事実のように感じられた。 それはきっと、俺がこの人から惜しくなるような家族愛なんてものを貰ったことがないからだろう。 父さんは家族に興味がない。興味がないので、俺がどんな成績を取ろうが反応しない。 いい点数を取っても、褒めてくれるのは母さんくらいだ。母さんも、満点が取れなかったら鬼のようになるけれど。 学校も前は楽しかった。今は、なんというか……どうでもいい。どうでもよくなってしまった。 担任の女教師は体育会系、と言う感じだ。俺は騒ぐタイプではないので、たまについていけないこともある。 クラスはにぎやかだが、俺がその輪に入ることは少なくなった。別に、避けられているわけでもない。必要があれば喋るし、消しゴムが落ちたら拾い合う。 いじめられたりしているわけでもない。いいクラスだろう。俺が、俺の意識で、浮いているだけだ。 同級生の女子に、告白されたことがある。 直接話すのは恥ずかしかったのか、その友達の女子が俺宛の手紙を持ってきたのだ。 嬉しかった……か、というと、よくわからない。よくわからなかったから、返事はすぐには返せず、家に持って帰った。 かわいらしい花の柄の便せんに記された丸い文字の手紙は、鞄の中からそれを見つけた母さんの手で破り捨てられた。 母さんは過保護だ。 素直に断ったので女子を泣かせてしまったが、俺が謝るようなことでもないだろう。 それに、今は、そういうことは考えられない。 夢をよく見る。知らないことがある夢だ。 夢にはいつも、見たことのない少女が立っている。 俺はその子を知らない。それでも、知っているように見える夢だ。 俺はその子と出会ったことがない。それなのに、俺はその子の名前を知っている。 海ノ明……口に出してもわからない。知らない名前だ。それなのに、俺はその子を……知っているような気がする。 変な夢だ。だからと言って誰に相談できるだろうか。父さんは論外だし、母さんに言えば何を言い出すかわからない。 同級生に言えば頭のおかしいやつとして見られるだけだ。 だから、誰にも言わずに抱えている。 自分でも馬鹿なことをしたと思うが……どうしてもそうしないといけない気がして、一年の時に、その子を模した人形を作った。 本当に恥ずかしいと思う。でも、そうしないといけない気がしたのだ。全く馬鹿らしいと思うけれど。 これこそ、母さんに見られてはいけない。これはラブレターとは違う。たぶん。 ♪aLaLe / NEE https://www.youtube.com/watch?v=kek3IG-6APU 警鐘の救頭燐迎のリードトラックが緊急生放送なら、こちらはこう。 ♪人間みたいね / キタニタツヤ https://www.youtube.com/watch?v=cBxQ6bmy_9I
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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