タグ： くじゃ2 花冷えに亡く季節

冒険家教授（2015）ベース 職業技能ポイント：[EDU*10+CON*10] +専門の技能として2つ選択：[キャラクター背景から〈生物学〉〈博物学〉を選択。] 特記：[研究分野における〈目星〉に+20％のボーナス。] 特徴表：[動物に好かれる/独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。] 【アルカネット-Alkanet】 花言葉：真実、大切な思い出、可憐、偽り、あなたを信じられない 学名：Anchusa（アンチューサ） 和名：アフリカワスレナグサ（阿弗利加勿忘草）、ウシノシタグサ（牛の舌草） 誕生花：2月9日 由来（花名）：①学名は、ギリシャ語で「化粧品」や「紅」という意味を持ち、 かつてこの属の一部、近縁種の根（外皮）からは口紅や頬紅などに使われる染料が取れて用いられたことが由来。 ②和名「牛の舌草」は、英語で「Bugloss（ビューグロス）」と呼ばれ、ギリシャ語で「牛の舌」の意味がある。 葉の形と大きさ、毛が生えてザラザラしている質感が由来とされている。 ③「アルカネット」と「アンチューサ」は、別々であるか・同じであるか、主張される場によってそれぞれ意見が違う。 由来（花言葉）：「真実」「大切な思い出」「可憐」などは、 ムラサキ科の同植物で、よく似た花を咲かせるワスレナグサから、近い意味としてつけられる説がある。 備考：アルコールとまぜると赤や桃褐色の繊維染料がとれることから、染料として使っていた時期があった。 初夏に咲いた花は切り花にしたり、また砂糖がけにしてお菓子の飾りなどにもされていた。 全草を硬い毛が覆いザラザラした手触りだが、その姿からは想像もできない可憐な花を咲かせることから、 美の女神とされる「ビーナスのお気に入りハーブ」とも言われている。 【アルマ-Alma】 ラテン語で「養うこと、滋養（を与える）、命、健康の源」を意味するAlmus（アルムス）の女性形。 転じて、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語では「精神の拠り所、魂、霊魂、心」を意味する。 イタリア語の「arma」では、「武器、部隊、フェンシング、コインの裏」などの意味がある。 南米チリ・アンデス山中には、世界最大のミリ波・サブミリ波干渉計である「ALMA電波望遠鏡」が存在する。 ミリ波やサブミリ波によって、これまでの望遠鏡では観測できなかった暗黒宇宙を見ることが可能になる。 【ガーネット-Garnet】 石言葉：真実、情熱、友愛、繁栄、実り 由来（石名）：①ラテン語で、種子の意味をもつ「granatum（グラナートゥム）」が由来。 ②採掘されるとき、赤い柘榴の実が集まっているような姿をしていることから、 日本では「柘榴石（ざくろいし）」という名称で、1月の誕生石として親しまれている。 由来（石言葉）：①原石は、実ったザクロの種子に似ていることから、“実り”を象徴する宝石とされ、 情熱には「目標に向かってコツコツと積み重ねてきた努力を実らせる」という意味がある。 ②中世ヨーロッパでは、妻が変わらない愛の確認や、生還の御守りとして、戦いに赴く兵士に贈られる風習があった。 一途で永遠に続く愛の象徴、血液の象徴とされており、生命力や愛情を高める効果があるといわれている。 ③欧米では、卒業の時に今後も友達であることを意味して、ガーネットのリングを贈る風習がある。 また、親が子供に「人生に忠実であれ」という意味の思いを込めて、初めて贈る宝石でもある。 【性格】 弾ける笑顔と、初めて見る雪に燥ぐ子犬のように駆け回る天真爛漫さを持つ。 何事にも興味津々で好奇心が強く、学ぶことを惜しまないため、納得するまで追求したがる。 しかし、興味が薄れてしまう頻度も同じぐらいに高く、マイペースで捉えどころがない。 一度疑問を感じたことは、誰かが答えてくれるまで質問をやめないところは玉に瑕である。 また、好き嫌いの基準がハッキリしており、身に感じた物事の本音は、直ぐに口から出てしまう。 対して、興味がある分野には目を輝かせながら賞賛の言葉を重ねるが、決して意図的ではない。 未だ知りえない、あらゆる世界中全てを調査することに憧れており、 探検家の真似事か、誕生日で贈られたらしい「一眼レフカメラ」をいつも首から垂れ下げている。 また、目に付いたものを描き写す癖があり、草花や動物、景色などでスケッチブックが埋まっている。 他人からすると、点と線が重なっているようなだけの出来栄えだが、本人は自信満々に披露するようだ。 ※以下シナリオネタバレ ●花冷えに亡く季節 HO1記 アルマは記憶障害という、重い病を患っている。 想い出を持つことはゆるされず、家族や友人を思い出すことすら儘ならないが、 明朗快活で無邪気に日々を送っているような彼女の姿からは、想像できないだろう。 なぜなら、彼女は「毎日が誕生日である」からだ。 目が覚めて真っ先に視界へ入るものは、ベットの傍らに置いてある古びた一眼レフカメラと、 しわだらけのバースデーカード、そして、それを挟めていたスケッチブック。 豪華で華々しく、赤い宝石が印象的なバースデーカード、その裏は対照的に、 読むに耐え難い、幼さが垣間見える文字が連なっているが、アルマにだけは読むことができる。 『誕生日おめでとうアルマ、将来の冒険家さん。今日は素敵な1日になる、だって貴方がこれを読んだから。 さあ、これらを持って外に出て。そして未だ知りえない、世界に溢れるたくさんの素晴らしいものを見つけるの。 私にはきっと、それを可能にできる力がある。自分の好きなことぐらい、もう自分で知ってるでしょう？』 そうして、空も飛ぶことができてしまうような気持ちで駆け出していく、失った魂の記憶を取り戻すように。 サナトリウムに訪れることとなったきっかけは、既に失われた記憶だったとしても、 そもそも本人には、病を治したいという意思があったのかどうかすらも、 自分と、自分の可能性を愛しているアルマにとって、今になっては知る由もない。

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