タグ： おりづか こうき

フォトスタジオ「シミュラクラ」に勤める３２歳のカメラマン。 性格は真面目で礼儀正しいが、口数も少なく朴訥としている事もあってクールな堅物と思われがち。 プライベートの交友関係は広くないが、仕事熱心で面倒見がよく、温厚な態度も手伝って周囲の信頼は厚い。 汐留 渚とは腹違いの兄妹で、彼女が小学生の頃に晃貴の住む街に引っ越してきた事がきっかけで交流が生まれる。 父親と離婚した事がきっかけで体調を崩しがちになった母親との暮らしを支えるため、学生時代からアルバイトを繰り返しており、 バイト先の一つであったシミュラクラでカメラマンとしての素質を見出され、密かに勉強を続ける。 その一方で学業も非常に優秀であったが、それらの学費をほとんど奨学金で賄っていた。 その物言わぬ努力が実り、現在の彼は国内でも少々名の知れたカメラマンで通っている。 ちなみに芸能人顔負けのルックスから、何度もモデルとして起用された事がある。本人は給料さえ出ればそれでいいと思っており、あまり仕事に頓着はしていないようだ。 普段はメディアカメラマンとして雑誌・新聞等の画像素材撮影をしているが、芸術カメラマンとしても活動しており、業界ではこちらの方が有名。 なおバツイチ。相手は有名女優だったが、お互い仕事に打ち込むあまりほとんど顔を合わせる事がなくなり、わずか３年で離婚。 それでも晃貴は彼女を「被写体としては生涯最高」と評しており、今でも稀に仕事でバッティングしては食事を共にしている。 しかしそれ以来女性への向き合い方に苦戦しているようで、苦手意識を持っているようだ。

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