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特徴1 スポーツ万能 エレキテルのPSI能力を持っている。 とある研究施設があった。 そこではPSI能力を開花させるための実験が繰り返し行われており、集められた被験体はみな、親元から売られた、あるいは連れ攫われた子供たちであった。 実験の第一段階として、子供たちはとある魔術により一切の過去の記憶を消されている。そのため子供たちはほとんど自我のない状態で、名前もなく、振り分けられた番号で呼ばれていた。 子供たちは毎日、非人道的な実験を強いられていたという。 実験が開始されて数年経った頃、1人の子供がPSI能力を発現させた。エレキテル─念じる事で電流を発生させる能力だ。研究者たちは長年の悲願が叶ったと、これまでの長い道のりに想いを馳せ、喜びに沸いた。 ─数日後、研究所にて大規模な爆発事故が発生する。職員のほとんどが死亡、あるいは火傷により重篤な後遺症を負い、また多くの実験に関する資料も焼失した。 事故の原因は電気系統の故障であるらしいが、詳細は不明である。 つーわけで被験体チャイルドだったけどPSI発現と同時に自我が芽生えたので研究所ぶっ壊して逃げてきました。 今でも研究所の人間に追われているのではないかという恐怖があり（あれだけ派手にやったのに！？）一つの場所に止まることを避けている。常時逃走癖を引いてる感じ。たまに研究所にいた頃の悪夢を見て、そんな日はタバコの量が増える。 名前はすっかり忘れてしまったので、研究所で呼ばれていた名称「被験体番号10番」から「10（いお）」と名乗っている。 年齢は不詳。10代後半から20くらいだと思う。セッタに出会うまではギャンブルでその日暮らしをしていた。

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