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【名　前】エル・ブランシュ 【職　業】ネイチャーフォトグラファー　登山家 【年　齢】33（狂気山脈登頂時は32） 【性　別】男性 【身　長】186cm 【体　重】75kg 【出　身】カナダ 【髪の色】ダークブロンド 【瞳の色】ディープブルー 【肌の色】白 【経　歴】 ネイチャー系のフォトグラファー 世界のありとあらゆる美しい自然を撮り続けているうちに、山登りの技術が上がった 【性　格】 人好きのロマンチスト。 人懐こい性格で大型犬を連想させる。一人でなんでもこなす器用さを持つが、心を許した人の前では甘えたがる傾向がある。 【生い立ち】 家族構成は両親と妹、それから飼い犬のテオの五人家族 動物や自然が好きで、休日にはハイキングに出掛けたり、海へ泳ぎに出かけたりとアウトドアな一家。 また歳が少し離れていることもあり、妹との仲は極めて良好であったが、妹が14の時に事故に遭い車椅子生活を余儀なくされることに。消沈し、泣き濡れる妹をなんとか笑顔にしたいと妹が好きだった星空の写真を納めるべく、夏山登山を敢行したのが人生初の登山であった。 そこから妹や妹と同じ様な境遇の人たちに世界の美しい景色を見せる為にネイチャーフォトグラファーを志し、それを生業として暮らしている。 【恋人】 フレイ•アングスタフ 35歳 登山医 出会いは妹が定期診察に向かう病院。妹を迎えに行ったエルはそこで妹が見知らぬ女医と楽し気に会話を交わしていることに気が付いた。そばに寄ってみればエルに気づいた妹が嬉しそうに彼へと告げる。 「お兄ちゃん！先生、お兄ちゃんの写真のファンなんだって！」 趣味で休日に登山やトレッキングを行っていたフレイは、自然の美しさ、厳しさをありのまま写し取るエルの写真に感銘を覚えていた。自分の受け持った担当患者の兄が、その写真家だということに彼女も驚きと興奮を隠し通せないように見える。 運命的ともいえる出会いを果たした二人の距離は急速に近づき、いつしかザイルパートナーとしていくつもの山を登頂することとなった。 そんな二人が、狂気山脈登頂プロジェクトに名を連ねることになるのは、ごく自然な流れだったのかもしれない。 だが、運命の女神はここで残酷な気まぐれを引き起こした。 現地での準備期間中、エルが病に倒れたのだ。命に別状はないものの人類未踏の最高峰に挑むのは困難であるという状況。泣く泣くエルは登頂を諦め、登山医として参加することになっていたフレイだけが第一次登山隊に参加した。 「エル、しょうがない人ね…いい子だから、ここで待っていて」 自分も登りたいと甘えて駄々をこねるエルに、フレイはいつものように優しく微笑み、彼の額にキスを落とすのだった。

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