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『もしもし、さっきまで刑務所にいたの！』 『世界こどもの日だったからね、子供は宝だよね！』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 児童虐待者専門の殺人鬼、二十代前半。 神出鬼没で不可視の殺人鬼(笑) 超高速で移動し殺害対象の首を刈る。周囲に人が居ようが防犯カメラが回っていようが、誰にも見られることもなく画面に映ることもなく行動が可能。 快断メリーはこの特殊な移動方法の説明をする時、漫画のネタに例えて『瞬歩』と呼称する。たまに『剃』になる。 楽観的でとても社交的、何故か都市伝説達全員の電話番号とメールアドレスを所持しているコミュ強。 他の都市伝説と同様に自宅・普段の職種は謎に包まれているが、金銭には全く困っていないらしい。 曰く『宝くじで40億あたったから』と発言しているが、その発言時に読んでいたのが宝くじで40億当たった男の異世界冒険談だった為、虚偽の可能性が非常に濃厚。 特技は速読と反復横飛び。 ■事件経歴(頻繁に話にあげられる物を抜粋) ～シナリオ本編3年前～ ・『新宿歌舞伎町拉致殺人事件』 初めて快断メリーが起こした(とされる)事件 当時歌舞伎町に潜んでいた売春仲介業者の約4割を一晩で拉致し、次の日の朝に切断した四肢と首をごみ袋にいれて歌舞伎町ごみ捨て場に遺棄した事件 袋に添えられた紙に『やってみたらできた！』と書かれていた ・『児童養護施設長殺人事件』 二番目に起こしたとされる事件 役所に赴いていた認可児童養護施設の施設長の首を『人前』で切断して殺害した事件、目撃者は無し その後、施設長が一部の児童に虐待行動を行っていた事が警察の調べで判明 殺害直後、施設に『もしもし、今そこの施設の人を殺したの』という連絡が入ったが、架空の番号だった為に特定することは出来なかった ・『警察署傷害放置事件』 『今日の占い、人助けすると良いことがあるって！』という留守電が夜4時頃に警察署の電話に届いていた事で発覚 隣町の警察署前に少年犯罪に関わっていた犯罪グループ5名が拘束され、爪を全て剥がされた状態で放置されていた その内の一名に『因みに私は牡牛座だよ』と記載されている紙を持たせていたが、その日の牡牛座で人助けが吉としていた占いはアメリカ地方雑誌の占いコーナーだけという事が、事件から三ヶ月後に判明 担当官は「俺の90日を返せ」と証言している ・『府中受刑者大量殺人事件』 11/20、午前10時 府中刑務所に真正面から入り、5.5mの塀を飛び越え、性犯教育全32工場の内5工場にて一部の仮釈放が決定していた受刑者と模範囚、刑務官を除きB級受刑者計48名を殺害 その後本庁の包囲網をすり抜け、5.5mの塀を飛び越え逃走、一時間後に東京の漫画喫茶の固定電話から警視庁に電話を掛け、『快断メリー』として都市伝説認定認定される ・『児童虐待者請負殺人事件』 偽の快断メリーによって引き起こされていた事件 逃走した偽物を帰宅ラッシュ中の駅構内で殺害、そのまま事件は被疑者死亡で送検された 快断メリーの模倣犯は全員本人の手で殺害されている 他、彼女が関与していると思われる事件多数。 詳細不明、所在不明。 ■シナリオ内特殊行動 ナイフと跳躍の複合ロールに成功で、一気に距離を詰めて相手の急所を的確に狙う事ができる。 対個人行動限定技能、+1d4の追加ダメージが入る ────以下、快断メリーについて 本名は目能理奈、21歳 出身は山奥にある田舎で、先祖の隔離遺伝で金髪を生まれ持ったことで固定観念に固められた田舎の老人達により、一家共々村八分にあっていた。 9歳の頃に親に連れられる形で上京し、両親は理奈を都会のど真ん中に放置してそのまま去ってしまう。 それから素早さを生かして盗みを行っていたが、ある日物知りでトンチキで人付き合い最悪の発明家の老人に拾われ、彼が死ぬまで共に暮らしていた。 発明家の老人はとてもトンチキで、科学の力で江戸時代や戦国時代の侍や忍者の技術を本気で再現しようとしており、理奈はそれの手伝いとして毎日楽しく暮らしていた。 その時の技術により、沖田総司独特の剣技の足運びをマスターすることになる。 理奈が18歳の頃、老人は老衰で死亡。 研究を手伝ってくれた理奈の為にと今までの研究成果やロボットを全て売り払い、信頼できる友人にその資産と理奈の事を託して失くなる────が、その友人により資産や住んでいた住みかを全て奪われ、理奈は再び路頭に迷う…………と思いきや。 理奈は踵を返してその友人を呆気なく殺害した。 へんくつな老人に『話の通じない敵には容赦するな』と叩き込まれていた為、敵と判断した友人を殺害。 これが理奈の人生の中で初めての殺人となる。 思いがけず二人分の資産を手に入れた理奈は考えた。 どうせいうか捕まるなら、その前にスリル満点の素敵な恋をしてみたい……では、今の自分が素敵だと思う人間は一体誰だろう？ 考えてから、そうだと手を叩く。 子供だ。 老人は子供が好きだったし、自分も嫌いではない……それなら大体の人間は子供が好きだろう。 だが例外はいる、自分の親のように。 なら子供を虐げる人間を殺して回れば、いつかその人間から子供を守ろうとする素敵な人間に出会えるのではないか───老人のトンデモ思考回路は理奈にも伝染していた。 それなら、準備をしなくては。 老人譲りの機械力と、お金と、技術を使って。 何時か素敵な人に巡り会うために、この道をもっと赤く染めていこう……それで死んで老人と再会したら、こういうのだ。 『人を見る目がなかったね、お父さん！』 現在は己を追うある警官に熱視線を向けているが、その警官は犯罪者大嫌いマンな為、恋が成立することは天地がひっくり返っても無さそうである。 余談だが理奈は快断メリーと言う呼び名を気に入っており、印鑑やサインを作ろうか検討したことがある。 ■特徴表 ・27:珍しい技能 日常生活では役立たないが、特定の人を感心させるような[INT×5]%の技能を1つ、KPと相談したうえで持つことができる。 ・33:飛ばし屋 空間把握能力に優れている。 あらゆる＜操縦＞技能の基本成功率が50%となる。 ■謎の技能について ・芸術【電話帳閲覧】 要するにハッキング。 対象の持つ通信機器のアドレスを知らないと使用不可能。 ■イメージソング ・天才ロック/カラスヤサボウ ・真生活/案山子

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