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クトゥルフ PC作成ツール
アーサー・モンロー
ID:4659744
MD:6383795e77e507566aef1ea9c379bc5c
アーサー・モンロー
タグ:
モナンガ
シェステーマ・ソーラーレの騎士:HO7
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生まれ・能力値
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CON
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20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
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APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
■プロフィール 呼名:"ライオット" 本名:アーサー・モンロー(※本人以外でこの名前を知っているのは反乱軍のリーダーだけ) 身長:187cm 誕生日:2月1日 好きなもの:自由、仲間、ラーメン 嫌いなもの:支配、差別 世界中の貧困地域で国家への反乱を煽動するテログループにして反乱軍『リベルタス』の幹部。実力は折り紙付きで近接戦を得意とし、参謀として活躍することもある。その若さで得た地位を鼻にかけることはなく、同じ目的を抱く相手であれば誰であっても気さくに接する好青年な面を持つ。ただし、一度敵と見做したら一切の容赦をしない冷徹さも持ち合わせており、その危険性から世界的に指名手配もされている(テレビのニュースでも"ライオット"の名で度々写真が映るため、顔を見たらわかる人はわかってしまうかも)。 ■特徴表 2-6 アウトドア派 潜入任務が多い中でも単独で行動することが他幹部より多く、幼い頃の経験もあり1人キャンプとか得意になっていたりする。 3-6 格闘センス持ち主 反乱軍に拾われてからずっと戦闘訓練を受けさせてもらってたおかげで開花した才能。軍内でもリーダーに次ぐ強さだと言われているかも。 ■備考 ・辛いもの耐性43 【技能解説】 ・用心棒(2015)参考。 ※PCの特徴的に近接戦に特化しているイメージなので、《任意の火器技能》を無しにして《回避》に振りました。また《鍵開け》するよりも"鍵開け(破壊)"というか"鍵開け(こぶし)"しそうだと思ったので、余った職業技能値を長年の戦闘訓練から《マーシャルアーツ》に振りました。 ・ソードの高さは少年の心。嘘じゃないけど嘘です。あまりにも生身で突進し過ぎて生傷が絶えなく、父親同然であるリーダーに武器で身を守るよう諭されたから、まだ扱い易いと感じた剣を使うようになったため。 ・心理学は(政治家たちの動向を掴む為に学問として学びもしたが)主に戦いの中で研ぎ澄まされた。 【武器参照元】 ・カトラス(ショートソード)、小型ナイフ→http://kasyutouri.blog.shinobi.jp/武器/近接戦武器 ・メリケンサック、リベレーター→https://seesaawiki.jp/trpgyarouzu/d/%C1%F5%C8%F7%C9%CA%B0%C6 【イメソン】 ・リベリオン(Ado)←メイン ・One day(Rootless)←サブ ・ONE OFF MIND(VAN DE SHOP)←これ踊ってほしいっていうただのPLの願望なサブ2 ■シナリオ報酬系 【AF】 ・ 【呪文】 ・ 【後遺症】 ・ ■通過したシナリオ 『誰彼の彼方に紡ぐ』 (2PC制KPレス、PC:エレプス) →両生還 『シェステーマ・ソーラーレの騎士』 (KP:鏡屋ミエさん、PL/PC:HO1アオゾラさん/星霜熾希、HO2ciaoさん/金守雅、HO3Regulusさん/Sofia・Mariani・梵、HO4栗野さん/出雲韴志、HO5さえきさん/花邑菊、HO6にゃんころさん/Gilbert von Zathurn=Holm、HO8玲央さん/御鏡蓮架、HO9かつおみそさん/Arcanoavis.O.Relinquish、HO10鏡屋ミエさん/Luna.Wednes) →エンド2-B(全生還) 後遺症:INT/2、EDU/2 不定の狂気「自己犠牲」3セッション分 ※以下、PCの背景に関する詳細設定(海苔食べてたら長くなりました。読みづらかったらすみません。) ■経歴 アメリカ合衆国の権力者のトップであるモンロー一族のとある一家の長男として生まれるも、欲のまま下劣な手段も厭わない両親や、当然の様に他人を虐げる親戚たちに嫌気が差して、とあるスラム街で家出同然に暮らすようになること9歳。そこで出会った同い年の少年ことライオットと友情を結び、立派な悪ガキとして育つ。 2年が経ち喧嘩もいっぱしにできるようになった頃、ある日国の軍事実験にスラム街が巻き込まれることを知りライオットと共に逃げ出そうとするも、自分を探していた父親に捕まる。せめて友だちだけでも助けてほしいと懇願した結果、自分は一生をモンローの為に捧げることを誓わされ、共に都会の生家に連れて来られたライオットは奴隷同然に扱われてしまう。劣悪な環境で重労働を強いられた結果病に罹ってしまった友だちは死の間際、恨まれていると思い込んでいたアーサーに自由になれと笑って伝え、支配への反乱の意志を目覚めさせる。そうしてアーサーは衝動に駆られるまま生家に火をつけ飛び出し、自由を求めてスラムへと向かい、ライオットと2人でいつか世界へと旅立つ為にと密かに貯めていた貯金を手にして、いざ国境の向こうへ行かんとした時、強い爆風と衝撃に吹き飛ばされ、意識を失う。次に目覚めたとき、アーサーは『リベルタス』の本部にいた。 最初は孤児と思われて保護されただけだったが、自分も『リベルタス』の一員として虐げられる人々の自由を求めて戦いたいと懇願し、以降様々な戦闘訓練を受けながら世界各国での内戦に参加し、時にはスパイとして、時には反乱の旗手として頭角を見せ、モンローという性を隠しながらも弱き人々の希望の星として君臨するようになる。 とある国で邪神を崇めたてる一つの教団と戦った経験がある。その際、下級の奉仕種族である神話生物や不完全な状態で召喚された邪神とも拳を交えることになり、世界にそういった存在がいることを知った。その戦いでは被害を最小限に食い止めることはできたものの、生け贄にされた国民等の救助はできず、"ライオット"の中でも悔いの残る戦いとして記憶されている。(※下記の「アーサーとライオットについて」に詳細を記載。) ■台詞例 「同志たちよ!!武器を取れ!!お前たちには、自由になる権利がある!!!」 「よろしくな、おれはライオットってんだ。苗字?忘れちまったよ」 「自分が正義だなんて思っちゃいないさ。でもな、目の前で餓死する子供を見て冷静でいられるほど、利口にもなれねぇんだ」 ■人間関係 ・テレジア・モンロー(PLもなか)……親戚。モンロー一族にしては珍しく庶民的な環境で育てられたシスター見習い。 ・アルフォンス・J・モンロー(PLもなか)……モンロー一族当主の外孫。一族にしては珍しくまだ腐っていなかったが、知らぬうちに行方不明になっていた。 ・ウァロ・レアティヌス(PLもなか)……『リベルタス』の仲間。その強さを信頼してもいたが、日本での任務の際に行方不明となった。任務の傍ら捜索を続けている。 ■裏設定 ・モデルはONE PIECEのサボ、だった。脳内で動かしてみたら正直サボかどうかわからなくなった。 ・異名は「解放の星」。 ・実家を燃やした時に顔に大きな傷ができた(APP8)。この傷のおかげでモンロー一族からも自分がアーサーだと気付かれていない。 ・「差別」を強く憎む結果平等を意識しすぎて、女性に対してもかなりガサツになってしまった。 ・ゲイ(タチ)の素質がある。(※苦手な方はすみません) ・非童貞。とあるスラムのお金に困ってた娼婦の為に貞操捨てた。苦しんでる相手の為なら平気で命張るし体も張る。 ■アーサーとライオットについて ※読まなくても大きな問題は無い内容です。PLの備忘録として記してます。 とある国での潜入任務の際に、同志たちから奇妙な噂を聞く。その噂とは、土着の信仰とは異なる宗教に目覚める民たちが増えてきていて、中には行方不明になった者もいるとかいないとかと言ったもので、実際に反乱軍に志願していた者の所在がわからなくなる等といった事態が起きていたこともあり、"ライオット"は小隊を率いて真相を確かめに行くことにした。 噂の教団の教祖がいるという神殿に潜入したところ、自分より何歳か歳下の少年がなんらかの儀式の生け贄にされる予定だという情報を掴んだ。このままでは少年の命が無駄に消され、教団に囚われた他の市民までも危険に巻き込まれかねないと判断し、少年を含めた捕らえられた人々の解放の為に教団を破壊することにする。儀式中の警戒が緩んだ瞬間を狙って一気に戦闘をけしかけたものの、教団が密かに放っていた下級の神話生物が妨害してきて、更には"ライオット"たちとは別に教団を壊滅させようとしていたデルタグリーンの部隊も参戦し、また儀式の生け贄にされていたはずの少年がなんらかの呪文を行使したことで召喚の妨害を受け不完全な状態で顕現した神も暴れはじめ、教団の拠点であった教会内は混沌とした戦場と化した。 不完全な神は自身を崇め奉る信者たちをも容赦無く喰らい、そんな神を完全に封じようと少年は血を吐きながら不気味な呪文を唱え続け、神の奉仕種族である異形たちは邪魔者たちを皆殺しにしようと鉤爪を振るい、デルタグリーンは生け贄にされそうになっていた一般人を肉盾としながら武力を行使し、敵も味方も狂気の中で死に狂いながらも、どうにかして救われるべき人々を救おうと"ライオット"が一歩踏み出したところで、神の狂拳が真っ直ぐその頭蓋を抉ろうと飛んでくる。刹那、部下であったウァロ・レアティヌスが身を挺してその攻撃を庇い、命を失った様に見えた。どこか満足気な笑みを浮かべていた彼の顔がかつての友と重なり、自分を庇った命がまた目の前で失われることに耐えられず狂気に呑まれそうになるものの、奇跡的にウァロはすぐに息を吹き返し、"ライオット"に事態の収束こそ最優先事項だと伝える。正気を取り戻した"ライオット"は生き残った仲間たちと共に神話生物たちを倒そうと奮闘し、理念は沿えないもののこの場に於いては目的は大きくは違わないとデルタグリーンとも手を組み、なんとかしてこの戦いを勝利という形で終わらせることに成功した。 教会から立ち去る際、例の少年の遺体が何処かに消えてしまったとデルタグリーンたちは慌てていたものの、反乱軍である自分たちとしては救えなかった命があるということ自体が、今後死ぬまで背負わなければならない悔いであり、真の自由を求めて明日も戦う理由となるため、目の前に見えている遺体だけでもその者たちの故郷に連れて帰ろうと回収し、迷うことなく帰路につこうとしたところで、ふと目に映った大樹の元に傷だらけの旅道具を見つける。教団の私物には見えず、巻き込まれた市民の誰かの物かもしれないと、持ち主を特定する為にも一旦預かることにし、アジトに帰って中身を調べてみれば、その旅道具が例の生け贄にされようとしていた少年の物だとわかってしまう。少年がどんな人物で、デルタグリーンとどの様な繋がりがあるのか分からない以上、どうしたものかと悩んでいたところ、少年宛ての手紙が遺っていたことに気づき、その送り主がアメリカのミスカトニック大学の教授であると判明する。ミスカトニック大学に行けば荷物の処分にも見当がつくし、ついでに今後『リベルタス』の活動の障害となる存在の一つとしてデルタグリーンが該当するか否かを検討する為にも、今一度アメリカに帰らねばならないと、約10年ぶりに憎しみと懐かしさのつまった大地に足を踏み入れることにした。 神への生け贄だった少年の名は"アーサー・プロペティア"。その生涯はおおよそ幸福とは程遠いもので、淡々とした文章の中から滲み出る希死念慮は読み手の心をも凍らせそうなほど諦観と混ざり合い、世界への不快感で彩られていた。しかしそれは呪いではなく、ましてや憎しみでもなく、ただ静かに終わりを望む純粋な気持ちとして綴られていて、"ライオット"に生まれて初めて「絶対に救えない存在」というものを知らしめるに至る。 ミスカトニック大学にて、事情を聞いた教授から遺品の一つだと見せられた日記を読み終えた"ライオット"は、初めての存在にしばらく言葉が出ず、"ライオット"を指名手配犯とわかっていながらも知人の恩人であるとし、あたたかく迎えてくれた教授に差し出された紅茶が冷めるまで、己の中に生じたどうにもならない悩みに、自分なりの答えを見つけようと静かに拳を握り締め続けた。少年の日記は遺言としてミスカトニック大学の私物となっているため、貸し出しや授与はできないと言われ、特に反論する気力も無いことから素直に返したものの、衝撃はなかなか治らず、アメリカの支部に帰るまでどこをどう歩いたのか覚えていないといったほどに、"ライオット"は自分の中で何らかの変化が起こっていることを痛感せざるを得なかった。救えない者を救う手段という、0に何かの数字を掛けて0以外の数字を導き出そうとする様な、絶対的に不可能で不可視の解答を求める心は、それでも全てを救いたいという己の傲慢か、己を救ってくれた「ライオット」ならば救えるに違いないという理想か、生涯永遠に親友を背負い続ける重さに唐突に息苦しさを感じ、言葉にできない苦しみにもがきながら、己の無力さを痛感し、ライオットを失って以来流さなかった涙を流しながら、"ライオット"は消えたはずの「アーサー」が確かに在ることを感じる。モンローの名と共に空っぽな人間として育っていたかもしれない「アーサー」は葬ったつもりでいたが、果たして「ライオット」の影であり続ける今の自分は昔憧れた"自由な人間"となれているのか、胸を張って親友に自慢できるのかと問われるとはっきりYesと答えられない己に、ならばどうなるのが正解なのかと問いを繰り返し、1人では導き出せないその答えに悩み続けていると、疲労で限界を超えた脳は眠りを選択し、気づけば云年ぶりの夢を観ていた。 周りは懐かしいスラム街で、あの頃の親友と己がなんの悩みも無い顔で己の横を駆けていく。けれど2人は暗く窮屈な豪邸のふりした牢獄に閉じ込められ、1人は幼い命を失ってしまう。牢の中で目を閉じたのは幼い己で、絶叫した親友は家に火を放って外に逃げ出した。炎の中、己は静かに満足気な笑みを浮かべていたが、その顔が己ではなくあの時一瞬見えた生け贄の少年の顔となっていることに気づいた途端、炎は目の前の少年ではなく自分を包み込んでくる。あまりの熱さに必死にもがいて逃げ出そうとするものの、そんな自分を嗤うように少年の顔をした己は立ち上がり、音のない声で「何故逃げる?」と問いかけてくる。息が詰まりながらも「逃げなければ死んでしまう」と応えれば、「殺そうとしているのはお前なのに?」と返され、一層炎が高く激り己の身を焼く。「それはお前の方だろう」と返すと目の前の己は可笑そうに嗤って、「違う。お前が殺そうとしているんだ、自分自身を。それが贖罪だと思っている。自分のせいで死んだ親友への。けれどそれが間違いであることも、本物の"ライオット"がそんなこと望んでいないことも解っているから、矛盾だらけで苦しいんだ。後戻りできないほどに歪んでしまっていて、あいつと同じ様に自分もまた救えない存在なのだと気付いてしまったから、それが認められなくて苦しいんだ。その炎は、お前自身が無理だと解っているのに、救われたいと願ってしまう思いの強さだ」と、幼い己の顔で真実を突きつけた。じゃあ、どうすればいいって言うんだよ。その呟きは音になる前に夢と共に霧散し、怠い頭を抱えたまま朝を迎える。窓ガラス越しに見えたモンローの文字にどうしようもなく吐き気を感じながら、今更変わることなど赦さないし赦されないのだから、悩んでいる暇などないと己に言い聞かせ、それでも燻る"炎"をせめて未来に繋がるものにしようと、全ての救われるべき者たちを救う為の新たな原動力として燃やすことにした。 ×××××××××××××××××××××××××××××× シナリオ『誰彼の彼方に紡ぐ』で出会ったエレプスという少女に気付かされた「ライオットと一緒に自由を目指している」という想いは、驚くほどすんなりと己の心に納まった。今まで何故あれほど悩みもがき苦しんでいたのかと不思議に思う程にしっくり来ていて、『リベルタス』の仲間たちへの隠し事には引け目を感じ続けているものの、いずれ自分の心まで焼き消してしまうのではと思っていた炎は今はただ静かに己の目指すべき道を照らしていた。もう迷う必要など無いのだと、あの時のライオットの様に隣に立ってくれているこの炎こそ、或いは"ライオット"なのかもしれないとすら感じられ、あるべき場所にあるべき想いが灯されたことで、自分の歩みが軽くなっていることにも気づく。 アーサーは確かに1人の歌姫によって救われた。それは親友の為に自分は消えなければならないと背負い続けた罪悪感を、親友との誓いを果たすため歩まなければならない償いの道へと繋げることで、その先に見える明るい未来をこの青年にも目指させる、確かな道標となった。それが歌姫にとってはなんてこともない"当たり前"のことだとしても、それに押される心の軽さはアーサーにとっての希望に他ならず、アーサーと"ライオット"、その2人が夢見る自由へと進む為の光そのものだった。 その後、"ライオット"がエレプスへの恩返しにと、『リベルタス』の情報力を使って色々とやらかすのはまた別の話。恋でも無く友情とも違うが、これもまた絆なのだと"ライオット"は笑っていたとかなんとか。それからエレプスの本性を垣間見るようになり、「天使?悪魔の間違いだろ…」と呆れ顔で呟くようになるのも、ずっと先の話。また、きっとあの"アーサー"にも救いはあったのではと、あの教会に再び向かい、"アーサー"を知る男と出逢うのも、どこかであるかもしれない未来の話。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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エラーメッセージ
「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
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