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物心ついた時から両親は子供への愛情より、お互いの欲のためにぶつかりなぜ自分がこの歪な輪の中にいるのかわからずにいた。 あまりにも放置され最低限の世話しかされなかった。両親からの注目を集めるために家の中でわざと転んで泣いたとき両親は喧嘩を止め、駆けつけ「大丈夫？どこが痛いの？」と声をかけてくれた。それが彼のたった数年の人生の中で１番に嬉しかったことだった。 親からの愛の受け方を”見つけてしまった”彼の行動はエスカレートしていく。突然意識を失ったように頭から倒れる。階段から落ちる。包丁で指を切るなど。 頻度とタイミングから自演であることがバレ相手にされなくなっていく。それでも自傷行為をやめない。 趣味：ぬいぐるみの綿を少しずつ取ること。自傷ほどではないが無心になれるので落ち着く。 持ち物にある自傷で使ってるはさみかカッター、カミソリで切って開いて足から抜く。頭を抜く時が特に楽しい。 ぬいぐるみの綿がなくなったら買う。ぬいぐるみの見た目にこだわりはなく綿が多そうなものを買う。 小学校に上がった時も友達の作り方が分からず自傷行為でしか注目を集められなかった。しかしそれも数カ月たてばクラスにバレ異常者扱いといじめを受ける。 進学しても噂はすでに広まっており陰湿ないじめを受ける。それは高校生である現在までに至る。 彼にとって自傷行為は愛や注目を受ける手段であるのと同時にストレス緩和と生きている実感を得る役割となっていった。 間宮 凌也はミュンヒハウゼン症候群である。 ▽ミュンヒハウゼン症候群 周囲の関心や同情をかったり、懸命に病気と闘っている姿をアピールし精神的満足感を得るために病気や重病であることを装ったり、自傷行為や尿検査などの検体をすり替えたり、偽造工作などを繰り返し行う精神疾患。 ＜家族について＞ 毎日怒鳴り声が聞こえ、その中にはPCにかかるお金に関しても喧嘩をしているため、申し訳なく思っている。 時折父の「なんであんなやつ産んだんだ。」という話題の聞こえ「僕が迷惑かけてるんだ。」と消えてしまいたくなる衝動に駆られる。 その衝動を緩和するため、居心地の悪い時間を少しでも少なくするために普通二輪の免許を取得した。 ＜兄について＞ 自傷行為を肯定はしないが、否定もしない。あまりに傷がひどいと手当をしてくれる。 兄には感謝しているが、県外の大学に”逃げた”と思っている。 ＜憎悪について＞ クラスメイトからいじめを受けており、いじめ自体に不快感と憎悪を抱いているがそれ以上に「なんで僕のことかわいそうとか思ってくれないの？」 「こんなにけがしてるのに何で誰も手を差しのべてくれないの？」という少し考えればわかる理由を彼は理解できていない。 ＜願望について＞ 常に「僕を受け止めてくれない人なんている意味がない。死ねばいいのに。」と強く思っている。 反対に少しでも受け止めて、認めてくれる人がいたら狂気的に依存するだろう。その人が離れようとしたときは■■■■■。 ・全体振り直し無制限！ ・全体振りで決めた後、能力値1個だけ1d10回の振り直し可(1d10回振った中から好きな値を選べるよ)

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