タグ： じゃそ おえくとぅ

竜崎　顎ことジャスティスの妹。 性格も得意分野も兄とは正反対で落ち着いた性格。 スポーツが得意で瞬発力、持久力は目を見張るものがある。 元卓球部で冴木島とは同じ中学。戦型はカットマン 異次元のフットワークと分析力で、一度見た球種はほぼ確実に返球できる上、どんな位置からでも攻撃できる。 男女の違いがあるため公式試合では戦うことはないが 冴木島とほぼ互角の実力を持っている。 中学2年時オープン大会にて全国上位の高校生相手にパーフェクトゲームで優勝を飾り、 そこから急激なスランプに陥り、2年の夏の大会で準優勝。そこで卓球部を退部している。 …天才の苦悩とは凡庸なものには知り得ないのだ。 彼女はずっと悩んでいた、楽しいはずの公式試合。 格上だと思っていたものたちの実力は、とうに超えてしまっていたのだ。どんな選手との試合も、 「アイツ」とやった時よりずっと味気ない。私は「アイツ」と試合がしたいのに、 どうして女の子に生まれてしまったんだろう。そう思ううちに、 真剣に自分に挑む選手に対して、「手を抜いてしまっていた」のだ。その結果、負けた。 準優勝なんて初めてだった。相手は最後の大会だった。相手を憐れんで負けることなど初めてだ。 失礼だ、私は選手失格だ。真剣にやる相手を侮辱した。 そんな罪悪感を持つようになり、いつからだろう、彼女は大好きだった卓球をすることが苦痛になっていた。 それから、彼女が選手としてのラケットを置くまでに、それほど時間はかからなかった。 高校生になり、大会に出なくなった今でも、亡霊のように、未練がましくトレーニングを続けている。 冴木島は今でも彼女と練習や練習試合だけはしているようだ。 「出ねぇの？大会」「……」「そっか」練習中、幾度も聞かれたその問いに　彼女は俯いて押し黙ることしか出来ないのだった。 好きなものははんぺん　嫌いなものは生野菜 最近の悩みは配信中の兄がうるさいこと

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