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えのもと　かなみ ■職業ベース：大学教授(2015) EDU*20 ■特徴表 【愛書家】 〈図書館〉に+20%。さらに図書館に出かけなくても、自宅書庫で〈図書館〉ロールが可能。 009D5B マラカイトグリーン (malachite green) ▽すごく長い人生背景。下に簡易版あります。 ■国語教師 専門は古典だが現代文も教えており、国語教科全般を受け持つ教師。 何をするにも平均、時々ちょっと上…くらいのクラスカースト中堅どころに属し続けていたタイプ。モブといったらそう。 特別目立つことも好きでは無く、子供のころからの好きなことと言えば本を読むことだった。 それは学生時代も同じであり中高生の頃は図書委員を務め、放課後は専ら図書室で本を読みふけっていた。 なにも変わったことは無い、平和な日々を過ごしていたが、なんとなくそれは心のどこかで退屈だと感じていた。 そんな時に出会ったのがとある女子生徒だった。 彼女は全く別のクラス、別の科だったので普段の授業では全く顔を合わせることもなかったが、ひょんなことから知り合い後に親友となる。 次に読もうとした本に手を伸ばした時、偶然その手が重なったのだ。 なんてことはない出来事だったが、その本はいわゆる物好きが好むシリーズものの本であり、同じシリーズを読んでいた人間に初めて出会ったことが嬉しく、ついつい話しかけた。すると相手も同じ気持ちだったようで意気投合。 以来、放課後は毎日一緒に本を読んで感想を話し合う仲となった。 彼女と知り合ったことで退屈だった毎日はキラキラとした青春となり、来る日も来る日も図書室へ足を運んだ。 しかしある日の放課後、彼女は図書室に来なかった。 彼女が亡くなったと聞いたのはそれから一週間後のことだった。 クラスも科も違う彼女のフルネームを知ったのは、あまりにも悲しい事実と同時であり、はじめ聞いた時は同一人物だと信じられなかったが、ああこの名前は彼女なんだ、と嫌でも分かった。 私と似てる名前だね、彼女がそう言っていたから。 彼女が名前を教えてくれなかったのは、きっと彼女は自分の事を知られたくなかったんだと後から知った。 彼女はいじめられていた。 そして、その果てに自殺をしてしまった。 どうして彼女をもっと知ろうとしなかったんだろう、どうして彼女は私に話してくれなかったんだろう、自分に出来ることは何かあったのかな 毎日考えても答えは出なかった。 そうしている間に卒業の時期が訪れる。 卒業式の日、ふと思い立って彼女が亡くなってからは足を運んでいなかった図書室へと向かった。 なんとなく、今向かわないと後悔すると思ったのだ。 そしてあの時の思い出の本を手に取る。 すると中に挟まっていたのは彼女からの手紙だった。 それは佳奈美にとって大切なかけがえのないものであり、教師を志すきっかけとなるものだった。 手紙の内容は何気ない彼女からの言葉だった。 毎日楽しかったことや、読んで面白かった本、次に読みたい本…毎日話していた会話そのものだった手紙。 きっと彼女は本当は死にたいなんて思っていなかったはずだ、だってこんなにも綺麗な言葉を遺しているのだから。 きっと彼女が自身の事を教えてくれなかったのは、私の前だけでは「夏木真奈美」じゃなくていいから。 私はきっと彼女の居場所だったんだろう、そう思った。 手紙の最後に書かれた言葉は「大好き、ありがとう。また明日」だった。 彼女の手紙はどんな言葉よりも重く心に残るものであり、彼女が残した言葉があるから、もう二度と大切な人の明日が奪われないように、未来ある学生を守りたいという一心で教師になった。 先生としての立場ならきっと、生徒よりもたくさんのことが知れて、それでいて距離も近い、そんな存在になれると思ったから。 居場所のない存在の拠り所、誰かの居場所になれたら、そう思っている。 ■簡易版 ↑そんな背景があるので、いじめられている生徒に親身に接している。 教師としてもいじめを見過ごすわけにはいかないので努力したいが、若い女教師ということもありなかなかうまくはいっていない。 気の強さや正義感が強いわけではないが、そうなりたいと思う善人。 彼女の名前は、夏木真奈美 ▽『先生』シナリオバレ エンド「せんせい」 - 今日 0:23 後遺症： 「膿の呪い」APP を１D3 永久喪失 (※治療を行えば回復は可能だろう) 「永遠の“狂気”」あなたは自分を「神経衰弱と体調不良で精神科病棟に入院している作家」であると認識している。必要に応じて CS を組み替えること (※成長ロールは行ってよい。) 生還報酬： 「せんせい」あなたは自分の内に百の貌の狂気を飼っている。あなたは紙面上にいくつものあなたを生み出すことができる。正気度が０まで削れた時、一度だけ「記憶を保持した状態で」CS を作り直すことができる。(ただし技能の成長値の持ち越しなどはできない。)

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