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霧原怜司25歳。 お嬢様（西園寺麗華）のSP。（お嬢様に惚れてる。）25歳。 大切な人は麗華。 麗華は大財閥西園寺家の娘である。 麗華は昔、社会勉強の一環としてお忍びで普通の小学校に1年間通っていた時期があった。 小学校3年生の時である。 その時に隣の席になったのが怜司だった。 怜司の両親はギャンブル依存がひどく家にいないことが多かった。 暴力をうけたり、ご飯が食べられない日もままあった。怜司は学校では静かに過ごし、友達がいなかった。 学校も休みがちだったため、たまたま隣の席の麗華がプリントを渡す役目に選ばれ、（SPを連れて）怜司の家にやってきては、ご飯を一緒に食べたり一緒に話をしたりした。話している中で麗華は怜司の家庭の事情を知ったが、お忍びで来ているため何かをすることはできなかった。 1年経ち、麗華はお嬢様学校に戻ることになる。もちろん怜司や他の人たちはそれを知らない。 怜司は初めてできた友達が居なくなるのは寂しかったが、自分にあげられるものもなかったので、ノートを破って「元気でね」と一言書いた手紙を渡した。 麗華がいなくなった後、怜司は不良たちの輪の中に入り過ごすことが増え、だんだん暴力的になっていった。 14歳の時、家を出る。 悪い大人たちに使われ、犯罪のやり方など教え込まれ、家出した不良少年たちと共に犯罪ばかりするようになる。 （一方この頃、麗華は父を病気で亡くし、西園寺グループを全て取り仕切る権限を得る。） 怜司は喧嘩をしたり、詐欺を働いたり、悪いことばかりして生きてきた。 両親から逃げた先で生きていくのに、それしか方法を思いつかなかったし、周りに流されてしまっていた。 17歳の時、麗華が沢山の私兵を連れてやってきた。（麗華は怜司を覚えていて助けに来た。） 怜司は一目で彼女が麗華だとわかったが、今の自分を見られたくなかった。 逃げないと…と思ったが、あっという間に不良チームのメンバーは次々に倒され、捕まっていった。 怜司は最後に麗華と一対一で勝負となり、怜司はナイフで応戦したが、素手の麗華にボロ負けした。 戦うのを諦めた怜司を見て、麗華はとびきりの笑顔で、 「私は世界平和を目指しているの！これは、その第一歩よ。弱者からお金を騙し取ったり一方的に暴力をふるうことは、弱い人間のやること。本当に強い人は、その強さを他人のために使うのよ！怜司にもそうなってほしいわ！」 と言った。 怜司は、自分の親や社会のせいで自分は悪い奴になったんだ、だから仕方ないしお前らのせいだと思いながら人を傷つけて生きてきた。 しかし、麗華だけは違った。 あの1年間、麗華は自分に会いに来て、友達として優しくしてくれた。 そして、その麗華に再会し、こんな駄目になってしまった自分とも対等に話してくれる麗華に惚れてしまった。（顔も可愛い。） 麗華は、「もし働き口がなければ連絡してきて、うちで働かせてあげる」と名刺をよこした。 保護観察期間ののち、怜司は麗華のもとに行く。 「麗華、好きだ。麗華の夢を俺にも一緒に叶えさせてくれ！」 その後、SPとして何としてでも麗華を守ると決め、強くなると決めた。 麗華は常に怜司や部下に対し、 「ノブレスオブリージュ。あなたの力は誰かを助けるために使うのよ。」 と言う。 麗華は西園寺家という大財閥の財力、権力、あとは本人の力（物理）で持てる全てを使って世界平和を実現しようとしている。 麗華は海外のライバル会社から誘拐されるかもしれない（？）という情報が入り、影武者を本家におくことにして、本物は玲司とともに一時的に都内のマンションの最上階にこっそりと住んでいる。 怜司は麗華の隣にいるために、麗華の目指す世界を作るために、麗華のいうノブレスオブリージュができる人間でありたい。 だから、彼は目の前の人を必ず助けるし、世界平和に繋がるならどんなこともやり遂げる覚悟でいる。 麗華のことは2人の時は「麗華」と呼ぶが、他の人がいる時は「お嬢」と呼ぶ。 麗華から作法や言葉遣い、普段の生活態度など色々怒られる。 怜司は麗華のことが好きなので、少し不満そうにしつつも大人しくいうことを聞く…と思う。 麗華の命令は絶対に叶えようとする。 麗華に対してめちゃくちゃよいしょしたり可愛いなどと言ったりするが、麗華はそれに対してわざと照れることもあれば無視することもある。（日常風景なので周りの人は誰も気にしていないし本人たちも冗談みたいにやっている） ■麗華の性格 自信満々。努力家。優しいけど厳しい。情に厚い。礼儀や作法に厳しい。 ●人間山脈　（2015） ボディーガード、SP、付き人、黒服など 職業技能：投擲、武道、素手の近接戦技能２つ ＋個人的な関心の技能３つ http://kasyutouri.blog.shinobi.jp/職業/職業一覧%E3%80%80（更新：2017.10.17）

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