タグ： melt

界(サカイ) 本名:比良坂　幽(ひらさか　かすか) 職業ベース:2015版ネット犯罪者[EDU×20] 職業技能:コンピュータ　心理学　芸術(ハッキング)製作(コンピュータウイルス) 図書館　法律 個人的な関心の技能二つ:→目星、聞き耳 職業特記:CON −1 ネット上の噂話に関する図書館　製作:コンピュータウイルスに＋10％のボーナス 特徴表:天才[INT+1] カノヨ街にひっそりと佇む何処となく虚無的な雰囲気を持つ鳥居。 酷く華奢な身体を持つ少女とも少年ともつかない見た目の住人。羽織に埋もれるような体には夥しい包帯やお札めいたものが隙間を埋めるようにベタベタと貼り付けられている。 一人称「ワタクシ」 二人称「御前様、貴方様」 根城としている長屋からあまり出てくる事がない。 カノヨ街での彼はこのようなもの。 現実での彼は、17歳の少年。 ヴィノムスに属する構成員だが、ヴィノムスに何故属することになったのか、幽は覚えていない。 しかし、ぼんやりと自分には守ってくれる親や保護者などがいなかったのだろうなと思っている。 人よりも回る頭と、何事もそつなく熟す器用さも、この組織にとって都合がよかったのだろうなとだけ考えている。　 そもそも他の構成員は下剋上に色めきたっているが、記憶処理を施され、構成員としてこんな世界に送り込まれた時点で、程の良い駒であり盾なのだろうと考えている。 成功すればそれはそれ。失敗すれば乗り込んだ構成員に負わせて構成員を束ねる上は、逃げるだろう。 そして幽はそもそもヴィノムスという組織を一欠片も信じていない。 「カノヨ街」の実態が精神重篤患者のための収容施設である時点で、この組織の職員である、という認識さえ歪んでいる可能性がある事を想定しているが故に、自分の自己意識と正気を担保できないため、この現実さえ幻覚ではないかと、考えている節がある。 ただ、帰る場所も伸ばす手も、その先には何もない。上げる声すら意味がないと知っているから。 命じられた指令は熟すと決めている。 そこに悪意はないが、即する感情もない。 愛情を受けた事がないのでどこか虚無的で、空っぽ。 自分に価値を見出さず、周りに対しても価値を見出さないため、酷く刹那的。 今回の下剋上がうまくいこうがうまくいかなかろうが、死のうが死ぬまいが、やはりあまり興味がないが、あの世界が崩れて行くその瞬間に、住人たちがどのような顔をするのか、にだけうっすらと思考を巡らせることもある。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ