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　水無月 六華(みなづき りっか)とは、シナリオ「脱獄は乙女の嗜み」の登場人物である。特徴は「マニア・コレクター」と「好意を寄せられている(71)」。 【概要】 　私立舞麗慈和学園高等部3年生。生徒会役員と弓道部に所属している。そして歴とした旧財閥の血を引くお嬢様である。一人称は「私(わたくし)」。常に上品な敬語を使い、後輩にも敬称をつけて丁寧に話す。 また、日本全国……さらには海外の優れた調度品や特産物を収集する趣味があり、高い価値を持つコレクションとしてとても大切にされている。 　そして彼女には許嫁がいる。名前は雲野 大良(くもの ひろよし)。国内最大級のIT会社の一人息子だ。これは幼い頃に家同士が決めた婚約である。 【人物】 　容姿端麗にして文武両道。水無月家の令嬢に相応しい非の打ち所のない才媛である。学園内でもその身分に恥じぬ振る舞いを心掛けており、品行方正な優等生であるよう努めている。規律を重んじる性質により、ややドライで近寄りがたい印象を与えることもあるかもしれない。許嫁である大良に対しても冷淡に振る舞っており、関係は冷め切っているようだ。 　……しかし、これは六華と大良との決め事によるものである。「許嫁だからと好奇の目で見られるのは互いの日常生活の為にも避けたい。ならば、いっそドライな感じで接してしまおう」という意図からそのような契りを交わしたのである。 　つまり、六華が大良に対して冷淡に振る舞うのはあくまで人目のある学園内でのみ。二人きりになるとそれはそれはもう…… 　めちゃくちゃデレッデレの甘っ甘になる。六華は大良のことが大好きなのである。もうずっとくっついていたいくらいに好きで、一生添い遂げると心に決めているのである。しかし、水無月六華は完璧なお嬢様で在り続けなければならないため、大良に現を抜かし、無防備な姿を見られる……などということはあってはならないのである。なので今日もキリッとした顔で頑張っていらっしゃる……本当はいっぱい甘えたいし甘やかしたい……でも、これも大好きな大良と決めたことだから……ね。我慢我慢…… 　また、高尚な収集癖を持つ六華であるが、彼女には“裏コレクション”なるものが存在する。それは雲野大良から受け取った贈り物や恋文などを集めたものである。彼女はこれを宝物のように大切にしており、たびたび彼に想いを馳せている。 　なお、彼女は弓道の名手でもあるが、彼のことを考えるとすぐに結果に表れてしまうため、常に己の心と戦い続けている。 　クリスマス前に例の誘拐作戦を手伝うことになった。何かとても悪いことをしているような気がする……しかし、これも大良のため……成功させなければ……

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