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間宵　白花（まよい　きよか） 国家怪異対策特務機関『鴉』に所属し、退魔師として日々任務をこなしている。 ▼性格 大人しく、必要なこと以外はあまり話さない。自身について他人に尋ねられることも嫌っている。 誰に対しても敬語を使う。 一人称「私」二人称「～さん」 ▼過去①　孤児院 とある冬の日に、孤児院の門の傍に置かれていた。カゴには封筒に入れられたお金と一輪の白いサザンカが添えられていた。 名前は「きよか」と来ていた服に書かれていたため判明。職員に保護されてからしばらく孤児院で過ごす。誕生日は白いサザンカにちなんで12月4日ということになった。親のことは記憶にない。 5歳のときに時任に引き取られ、同時に『鴉』としての訓練を開始。のちに時任はきよかを間宵家の養子とした。 引き取られることとなった経緯はきよかが何もいない空間と一人で話している姿やなにかに手を引かれるようにふらふらと何処かへ行こうとする姿を不気味に思った職員が役所に相談、そこから特務機関に話がいった。 ▼過去②　間宵家 間宵家の人はきよかを快く迎え、惜しみない愛を与えてくれた。「白花」という漢字を名につけてくれたのは養母。 養父も養母も穏やかな人で、白花に様々なことを教えてくれた。それは家族で食べる食事の楽しさだったり、他人と話をすることの大切さだったり。養父は「理由のない、他人を不幸にしたり貶めたりするための嘘はいけない」ということを事あるごとに白花へ伝えた。養母は本を読むことで新たな知識を得ることやいろいろな感情に触れることの楽しさを白花へ伝えた。白花はそれらの愛を受けることで段々と笑顔も増え、素直な子に育っていった。幸せな家族だった。 ▼過去③　あしはら市連続昏睡怪異事件～現在 2年前、家族で旅行に来ていたところを事件に巻き込まれる。宿泊していた旅館で、白花が一人で近くのコンビニに出かけ、帰ってきたら養父と養母が倒れていた。パニックを起こした白花は家族の他に唯一頼れる人物であった時任に連絡、何が起こったのかわからぬまま二人は入院することとなった。 後に時任からあしはら市連続昏倒怪異事件について、二人の容態についてを聞かされ、その場に自分がいなかったことを酷く悔やんだ。それから白花は事件の調査に加えてもらえなかったため、『鴉』としての任務をこなしながら独自に事件について調べ続けている。家族を取り戻すため、またあの幸せな日々を送るために。 事件後彼女から笑顔は消え、感情を表に出さなくなった。 もし犯人を、事件の原因を突き止めた暁には、家族を元の状態に戻す方法を聞き出したうえで、この手でころしてやると強く思っている。 ▼時任眞白について 孤児院から自分を引き取り、養父と養母に合わせてくれたので非常に感謝しているし信頼している。 任務のことでは厳しい面も見せるが、自分を愛してくれていることを知っているので時任のためにも『鴉』としての任務をまっとうしている。 ▼余談① 白花の実母はシングルマザーだった。彼女を捨てたのは決して恨みや嫌悪などの負の感情からではなく、彼女を産んでから身の回りで起こる怪異現象に精神が摩耗してしまったため。 カゴに白いサザンカを添えたのは住んでいた家の庭に生えていて、かつ彼女の名前が「白花」だったから。 しかし成長した白花は本で白いサザンカの花言葉を見て、実母は何らかの理由で自分が邪魔だったのだろうなと推測してしまっている。 白いサザンカの花言葉：「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」 ▼余談② 数年前、任務中に大怪我を負った後遺症で左足が上手く動かない。歩行や日常生活に支障はないが、足を用いた戦闘は避けている。 特務機関より支給された特殊なサポーターを常に身に付けている。 自分が大怪我を負った際に見た家族の酷く悲しそうな顔を鮮明に覚えているため、以降は「死なない」ということを念頭に置くようになった。 ▼職業技能 拳銃：訓練で培った。 回避：訓練と任務の中で培った。 目星、聞き耳：任務の中で怪異を察知するための力として洗練されていった。 オカルト：『鴉』として任務にあたるため怪異に関する知識などを教えられた。 ▼趣味技能 応急手当：任務で怪我を負うことがあるため、独学で身に付けた。 隠れる：自身より格上の怪異と遭遇した際に生き延びるため身に付けた。（自分が死んだら家族が悲しむことを理解しているから） 図書館：養母の教えにより。 ▼退魔具 拳銃型の物を使用。普段は腰の部分にホルダーを着用、収納している。 特徴表 3-5【銃火器の達人】 銃火器とは何らかの縁があり、普段から親しんでいる。火器技能5つ（拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフル）の基本成功率は50％である。 4-6【寄せ餌（D）】 人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっと酷い目に遭うこともある。 （1d6*10=30 技能ポイント追加） 2021.08.15　『我等の幽霊奇譚』生還 家族は目を覚ます ✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―― 我等の幽霊奇譚　10 years later ▼技能成長 1d10*10=70P 聞き耳:視力が弱くなった代わりに少し発達した 拳銃:10年間の任務の中で上達した 回避:養父母が目を覚ましたこともあり、怪我をして心配させないため 図書館:養母に教えてもらうだけでなく、自分が気に入った本を教えてあげることができるため オカルト:任務を通して知識が増えた ▼パーソナル 10年間で容姿は大人びた。表情は少し柔らかくなったが、身内の前だけなので普段は相変わらずのポーカーフェイスである。 時任眞白の側近として日々努力を重ね、過酷な任務もこなしてきたが、眞白の命が永くないと知らされてからはやや無理をすることが増えた。それは彼女がいなくなってしまうという不安からか、少しでも多く彼女の役に立ちたいという焦りからか。 とある任務の際に左目付近を負傷、視力が低下してしまった。

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