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22歳/薬物売人（犯罪者技能から取得）/HO2 屑だが依存は最も楽な逃避の一つだという持論であり戒めを持つ。 客と接するときは一人称を僕、小さな見た目を利用し甘えるように接する。嫌いな相手や商売にならない相手には俺、小馬鹿にするように接する。 薬は自分でやらないが、煙草は嗜む。（1日1箱）大好きだのありがとうだの薄気味悪い言葉を吐いた口直し。もしくはニコチンよりも俗世の空気の方が健康に悪いから。 父親はギャンブルとドラッグに依存、母親は父に依存し、自傷もしていた。そんな両親は依存したものを頼りに破産し、幼いころの佐鳥は十分に食事をとることが叶わなかった。一日一食与えられればいいほう。偶に腐った物すら与えられた。それを食べなきゃいけないくらい食べ物がなかった。学校へ通うこともできなかった。 邪魔だから外へ行きなさいと言われたら何日も家の中に入れられることはなかった。外で他の子どもたちと遊ぼうにもそんな体力がないから公園のベンチや路地裏で膝を抱えるだけだった。普通の子供たちから汚いと後ろ指刺され嘲笑され、どうして生きているのか分からない状態で日々を消費していた。 両親に対して憎しみも親しみもない。ただかわいそうな人達だ、自分もそうなるんだろうと幼いながらに達観していた。自分が生きるも死ぬも両親次第。生きる意味も死ぬ意味もない日々だった。 また外に放置されたある日、路地裏で道行く人達を眺めていると見知らぬ大人から声を掛けられた。 「この袋を向こうの店先にいる人に渡してくれないか」、と紙袋を渡してきた。特に断る理由もやることもないから指示通りに渡して戻ると、「お小遣い」と少なくはない金を握らせ、去っていった。その日がきっかけになり、度々売り子としてお小遣い稼ぎを始めた。 断らないし夜でも昼でも遂行する佐鳥は薬物売人たちの中でお気に入りになり、綺麗な服や食べ物を分け与えて少し多めのお小遣いを渡した。文字の読み書きも教えたし、加減乗除も教えた。次第に売り子から売人として成長し、現在は多くの人を無限回廊へ導いてきた。 可愛そうな両親が今生きているのかもわからないし、依存から脱して普通に生活しているのかも知らない。どうでもいい。 薬物売買でしか生きる手段得られない自分は薬物に依存しているのと同義。結局両親と同じように依存して生きるかわいそうな人間になったんだ。 「僕のためにお薬買ってくれない…？ね、淀君？」 「俺に説教するんだーｗ時間の無駄だね」 「依存なんてさ、するもんじゃないよ。俺が言えたことじゃないけど」 【好きな食べ物】食べられればなんでもいい 【嫌いな食べ物】腐ったもの 【趣味】強いて言えば煙草 【嫌いなこと、もの】依存、自分、他人

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