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‬「スイサイダルアクト」HO4：中堅俳優 虹色 陸透(にしき りくと) ▫︎職業技能：俳優(サプリ2015/p.11)を採用。 ・職業p：[EDU14×10+APP16+10]=300p ・個人的な関心の技能：<図書館> <登攀> ※<図書館>は舞台背景の理解を深めるために、文献を読み漁っていることから。<登攀>はスタントマンの経験もあることから。 ・特記：APP+1。ファンに対して<信用>+10%のボーナス。 ▫︎モチーフタロット：恋人(6) 【特徴表】 4-4「動物に嫌われる(D)」：独特のたたずまいのせいで、たいていの動物は探索者を見るなり威嚇してくる。 2-10「前職」：以前は別の職に就いていたか、幼少期に何か得難い体験をしている。[EDU×3]%を、前職としてプレイヤーが決めた、職業上の技能に割り振ることができる。 →[EDU14×3=42%]を、<博物学>に割り振り。 ※俳優になる前は、農林業に従事していたことから。 【公開設定】 かつて「天才俳優」として華々しく活躍していた中堅俳優。 色恋沙汰でトラブルがあり、一時期活動を休止後復帰するも、現在も煙たがられ干されている。 口数が少なく、無愛想な印象を与える男性。 人付き合いは悪く、交友関係は狭い。 だが、その演技力は一目置かれている。 役に入ると普段の彼からは想像できないほど、豊かな表情を見せ、その演技力で観客を夢中にさせてきた。役作りをすることなく、台本を読んだだけでその役を演じきれてしまう、憑依型の役者。 レターHOD：干河岸 雪斗 https://charasheet.vampire-blood.net/4678260 --------------------------------------------------------------------- 以下「スイサイダルアクト」ネタバレ注意 --------------------------------------------------------------------- 彼の目的はただ一つ。 「舞台に立ち続けること」 それだけでいい。 そのためならば手段は選ばない。 【秘匿設定】 ・干された理由 …同業者に妬まれ恨みを買い、ハニトラを仕掛けられ、嵌められ炎上。 ☆簡単な時系列まとめ 幼い頃見た舞台の影響で、役者の夢を抱く。 →貧しかったため、元々は実家の農林業を手伝っていた。 →夢を捨てきれず、独学を経て、舞台のオーディションを受ける。 →監督に才能を見出される。 →指導や経験を積み、天才俳優として大活躍 →他の俳優の役を奪ってしまい、恨まれる →陸透のことを快く思っていなかった数名により、ハニトラを仕掛けられる →それにまんまと嵌り、女性と寝ている写真が出回る。マスコミで大々的に報道され、所属事務所から活動休止を言い渡される。 →舞台に立つことが生きがいだっため、拷問のような日々を過ごす →活動再開するも、全然オファーが来なく舞台に立てない。どうしよう！ →自分の生きがいのためなら、なんだってしてやる！末次さんとの交渉(脅し)により、「自殺行為」の一役をもらえることに。 →シナリオ本編へ 【過去】 ▶︎〜役者になるまで 幼い頃、一回だけ見に行った舞台が忘れられなかった。 その華々しさ、心打たれる演技に虜になった。 いつの日か、自分も同じ舞台に立ちたい。 それが、小さい頃からの夢だった。 ただ、現実はというと。 片田舎の貧乏な家庭の生まれで、いつも経済的な問題がつきまとう日々。 演劇の勉強をする以前に大学に通うお金もなく、高校卒業後はすぐに実家の農林業の手伝いをすることに。 夢とは程遠い毎日を過ごしていた。 ただ、やはり諦めきれなかった。 実家の手伝いをしながらも、なけなしのお金と空いた時間を使い、独学で演劇の勉強をしていた。 そして勇気を振り絞り、ある舞台のオーディションへ応募。 そこで監督から才能を見出され、彼は晴れて舞台へ立つことになったのであった。 ▶︎役者になってから〜全盛期 最初は独学で身につきた知識・技術しかなかったため、かなり荒削りの演技だった。 しかし、舞台の経験を積み、周りから指導を受けることによって、のみこみの早さから目まぐるしい成長を遂げる。 また、なによりも評価されたのが役への憑依、演技力だった。 一度台本に目を通しただけで、役作りをせずとも、役になりきれてしまうのだ。その演技力をもって、幅広い役を軽々とこなした。 それらが評価され、「天才俳優」として話題を集め売り出されるように。 実際に、彼には才能があったのだ。周りが羨む才能が。 舞台に立った時の、自分が自分でないような感覚、高揚感がたまらなく好きだ。 陸透はどんどん演劇の世界へとのめり込むようになり、華々しい活躍を遂げることになる。 劇場、ドラマ、映画。様々な舞台に立ち、どんどん様々なオファーをもらうように。 容姿も整っていたため、人付き合いが不得意なタイプとはいえ、好意を寄せられることも多かった。 誰の目から見ても順風満帆な人生を送っていた。 だからこそ、そんな彼を妬む人間は多かった。 ▶︎干された経緯・その後 虹色陸透には才能があった。 決して手を抜くことはせず、必要な練習はして努力はしていたが、それでも周りに比べれば大分楽にその実力が認められていた。 そしてそれが気に食わない人物は少なくなかった。 時に、元々は他の俳優がこなす予定だった主演級の役を、監督の判断で陸透に変更するなど、才能故に他人の役を奪ってしまったこともあった。 そういったことの積み重ねで、何人かから恨みを買ってしまったのだ。 舞台で活躍していたある日のこと。 稽古の後、会合に誘われ参加した際に、とある女性と会話がはずみ、そのままホテルで身体関係を持ってしまったのだ。 彼女と寝ている写真が晒され出回り、メディアに大きく報道される事態に。 当時出演予定だった舞台からは降ろされ、事務所からは活動休止を言い渡される。 ただ、これは虹色陸透に恨みを持った人物達によって仕掛けられたハニートラップだった。 つまるところ、彼は嵌められたのだ。 気づかないところで恨みを買い、それを上手く躱す器用さもなかった虹色陸透は干され、表舞台を追われることになってしまう。 休止期間中は、それはそれは彼にとって拷問のような時間だった。 周りに信頼できる人物も親しい人物もおらず、マスコミから追いかけられ、精神的に疲労する毎日。 ただ、何よりも苦しかったのは、舞台に立てないこと。 舞台の上で役を演じるという人生での1番の楽しみを奪われてしまったことは、彼にとって何よりも堪え難いことだった。 数年の休止期間の後に活動を再開するが、オファーは全く貰えず、舞台に中々立てない日々を過ごす。 なんとかして、芸能界に返り咲かなくては。 その時に耳にしたのが、「自殺行為」の再演の話題。 自分の居場所を手に入れるためなら、手段は選ばない。なんだってしてやる。 そうして彼は舞台に立つために、末次に交渉を持ちかけたのだった。 【その他設定箇条書きメモ】 ・芸歴は10年くらい？(中堅俳優は売れてから5〜10年を指す。) ・体力があり、スタントマンの経験もある。(<登攀>) ・時代劇ものへの出演経験や、物語の背景を読み解くために、歴史への造詣がある。(<歴史>) ・動物が出てくるドラマなどのオファーはこない。大抵好かれないため。本人は別に嫌いなわけではないため、ちょっとショック。(特徴表) ・実際に舞台に立つだけではなく、舞台観劇も大好き。様々な人の演技を見ることが好き。そのため、今回の「自殺行為」で他PCと共演できることを内心凄く光栄に思っている。口下手すぎる不器用人間なので、一切伝えていないが。 ・過去に嵌められた経験から、他人のことはそこまで信用していない。けれど、他の力ある役者のことは素直に尊敬している。認知されたくないファン状態。他PCに対してもそんな感じ。 ・「舞台に立っていたい」という意志をとってしまえば何も残らない。自我薄め。役になっている時の方が生き生きとする。自分のことはそんな好きじゃない。でも自分本位にしか生きれない人間。 【名前の由来】 ・色(いろ)：恋人の意を示すことも。(→モチーフタロット) ・陸：6の大字(旧字体)→タロットの恋人は6番 【モチーフタロット】 ☆恋人/The Lovers(6番) “人生においての大事な分岐点になることを表す” 正位置：「情熱」「継続」「選択」 逆位置：「誘惑」「空回り」「無視」 知恵より本能を大切にする。 アダムとイヴの話が元になっており、タロットの絵の男女2人は知恵の実を食べる前の2人。 【HO情報】 HO4:あなたは中堅俳優だ。 ‪芸能界から干されている。‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬ 今作で演じるのは『？？？』だ。 かつて華々しく活躍していたが、ある理由で表舞台を追われることとなった。この原因は任意である。 そんな時、末次真黒(すえつぐ まくろ)という演出家が、名作『自殺行為』を再演しようとしていると耳に挟む。 これはチャンスだ。伝説と称される舞台であれば話題性も十分。芸能界に返り咲くために、あなたは彼に交渉を持ちかけた。 極秘裏に手に入れた末次は薬物売買に関わっているという情報をネタに、真実を世間に吹聴されたくなくば自分を『自殺行為』のキャストに加えるようにと。あなたの手中には末次が取引していたという謎の緑の粉末の写真がある。 あなたは演技力で高く評価されていたものの、芸能界を渡り歩く器用さに欠けていた。<芸術(演技)>に30ptのプラス補正を得る。またDEXに1のマイナス補正がかかる。 ◆継続探索者で臨む場合はこのプラス補正・マイナス補正を受けない。 【ノルマアクト】 あなたには『自殺行為』の中で与えられた台詞がある。 この台詞をノルマアクトと称する。 あなたはこの台詞を口にし、同時に＜芸術(演技)＞に成功しなければ『自殺行為』を演じきることはできない。それぞれの台詞への挑戦権は各1回ずつである。 ノルマアクトをこなすタイミングは完全にプレイヤーに一任される。 この言葉は、役者としての呼吸に等しい。 「いままで何をしていたんだろう」 「楽しい時間はあっという間に過ぎる」 ◆この文言は役作りに合わせて末尾を変えるなどしても良い。

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