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【職業】 2015「大学教授」参照 学生のため特記なし 研究分野として〈歴史〉、〈博物学〉を選択 【趣味】 〈回避〉〈こぶし〉…昔ほんの少しだけやっていた格闘技の名残。結局1年くらいでやめたけどね。 〈聞き耳〉…人以外の声もききたいもの。 〈目星〉…興味はなくても、見えるものは見ておきたいよ。 【人物】 常にぼんやりしていて眠たそうな女。のんびりマイペースに生きており、大学も単位ギリギリをせめているので多分HO1がいなかったら多分留年か退学していた。口癖は「めんどくさいよ〜」。 HO1とはベンチで入学式をサボろうとして連行されたところから関係が始まってそのままずっとお世話されている。 【秘匿】 あなたは大学の入学式の前日から今に至るまで謎の症状に悩まされている。 あなたは人の声が聞こえない。 あなたには匂いが分からないものがある。 あなたには触った心地がしないものがある。 あなたには味の分からない食べ物がある。 ――けれども、それらには例外がある。 PC1の声だけはいつでも聞こえる。 PC1の匂いだけはいつでも分かる。 PC1だけはいつでも確かな感触がある。 PC1の作ってくれた食べ物だけは味がある。 この事実を、あなたはPC1に今まで黙ってきた。 この症状を改善しようと病院に行ったことはあるが、 原因は未だ分かっておらず、医者も半ば匙を投げている。 ※このため、特定の聞き耳は自動失敗となる。 【人物2】 「面倒くさい」は、同時に「失うことへの諦念」である。 　興味を放棄した女。あったものを失った時のあの絶望がいまだに忘れられず、また失うくらいならばと今まで興味を持っていたあらゆるものを捨てた。部屋にはHO1が用立てたものが大半を占めている。 　本当はHO1のことも捨て去りたいが、唯一のの拠り所になってしまったHO1だけをどうしても捨てられない。HO1の声を、感触を、食事の味を実感するたびにそれら全てがいつか失われる日のことを考え、そしてそのたびにHO1と離れなければならないと実感し続けている。それを2年ずるずる引きずってこれたのは彼女の並より少し高い精神性のお陰である。それでも不安と焦燥に苛まれてあまり眠れていない。横にはなるが眠れないのでいつも眠たそうにしている。きっとこれもHO1を諦めれば大丈夫なのにね。 　彼女が諦めたものに家族がある。彼女の家庭環境は一般的であり、故に彼女に起きた”異質”に対して許容されなかった。それは病気ではなく精神からくるものであるがために、家族は求肥を腫物のように扱い、当初は実家で暮らしてもらおうとしていたのを無理やり一人暮らしに変えるまでには許容されなかった。家族は求肥ではなく平穏を愛していた。それだけである。 　だからきっと、彼女がHO1を離せないのは。わざと発する求肥の異質を、HO1が許容したこともあるのかもしれない。 【後遺症】 制御不能のチック、震え、あるいは会話や文章で人と交流することができなくなる →3ヶ月 【誕生日】 7/2 【イメージカラー】 丹色 #E45E32

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