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非常に影の薄い青年。背がとても高い。声が小さいので身長差のある人と喋る時は苦労している。常に怯えたような所があり、気が付くと部屋の隅で気配を消している。電気工作が趣味で、機械をいじっている方が人と話すより気楽。しかし、聞かれればちゃんと答えるし人と交流する努力はしている。たまに謎の方向を見つめて固まっていることがある。個人的興味および護身のため少々この世ならざるオカルト的事象についてかじっている。幼少期食事のグレードをダーツのスコアで決められていたため、投擲が得意。 髪色は美容院で「き、き……気合を入れた髪にしてください……！」と言ったらこれになった。 本名は向坂辰巳（むこうざか　たつみ）。 ーー秘匿おさらい（秘匿の内容を書き直してるだけ、追加事項なし）ーー 幼少期に生死の境を彷徨うレベルの虐待を受けており、なんとか生き延びる毎日の中で唯一の楽しみは市役所の職員の訪問だった。しかし特に両親の機嫌が悪かったある日のこと、頭に食らった一撃によって幼い砂嵐は死の淵を覗くことになる。 事件ののちも辛うじて彼は生きていたが、小学校から今までの記憶は曖昧だ。常にぼんやりと過ごしていた彼の前にガジュマルが現れた瞬間、思考は嘘のように明瞭さを取り戻し、同時に「彼女こそがあの職員である」と確信した。 また、両親から逃れ施設に保護されたのち、なぜか彼の日常を人ならざるものが当たり前のように闊歩するようになってしまった。「向こう側」との縁の濃さ、そしてガジュマルの存在を理由に、彼は都市伝説課への就職を決めた。

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