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クトゥルフ PC作成ツール
煤賀 雀(すすが すずめ)
ID:4684406
MD:bf970b0ffa98d7b268b25915748002fa
煤賀 雀(すすが すずめ)
タグ:
亜月式NPC
振斗
鴻鵠安んぞ雀の志を知らんや
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生まれ・能力値
STR
CON
POW
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初期
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その他増加分
一時的増減
現在値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
「ねぇ雀ちゃん、お願いよ。ちゃんとお父さんの言うことを聞いてちょうだい……」 「何度も話してるけど……お父さん、本当は男の子が欲しかったのよ?それで男の子が産まれてくると思ってたのに、産まれてきたのがお姉ちゃんだったから……」 「それでもちゃんと育ててるのよ、雀ちゃんだってそうじゃない。女の子なんだから、ちゃんとお父さんやお母さんの話を聞いて、女の子らしくしないといけないのよ……」 うるさい 「雀!お前はまた服を汚してきて!! この服を買うのにもいくらかかるのか分かってるのか!!」 「全く、お前はいつもどうしてそうなんだ……。何度も注意してやってるのに、まともに改善できたことが一つも無いじゃないか。どうしてそんなにお父さんの手を煩わせるんだ?」 「この前のテストだってそうだ、あの点数は何なんだ?少しくらいはお姉ちゃんを見習いなさい、お姉ちゃんは学級委員長もやってるんだぞ。大体いつもお前はな…………」 うるさい、うるさい、うるさい 地獄だ、この世界は。 こんな地獄と変わらない世界で、笑っていられる人が不思議だった。 "俺"は、笑えない。喜べない。愛せない。 連弾のピアノ発表会も、赤色のランドセルも、魔法で変身するアニメも。 習わされるそれが、背負わされるそれが、見せつけられるそれが、 全て全て、俺じゃない"私"を規定して、手足をもぎ取ってくるようで、 大嫌いだった。 特徴:勉強家、異物への耐性 職業:プロデューサー、マネージャー 職業ポイント:EDU×10+POW×10 職業特記:テレビ局にコネを持っており、自由に出入りできる。うまくすれば、有名人にも近づける。 年収:350万円 財産:1750万円 煤賀 雀(すすが すずめ) 28歳 女性(身体的性別) 魔法少女を題材にしたバンドのマネージャーを務める女性。性同一性障害らしく、精神的には男性。 底が厚い靴を履きがちで身長がかさ増しされて見えるのもあり、どちらの性別とも取れる中性的な外見をしている。よくよく観察すれば身体が女性だとは分かるかもしれないが、体のシルエットを隠すメンズものの服装や、できる限り低いトーンで話される声などがその観察を阻害するので、一目見ただけで完全に性別を把握できる人は多くない。 自分の性別や性自認に関しては「質問されるかもしくは誤解されていれば話す」というスタンスで、自ら語ることはあまりない。男性だと認識されているようなら特にそれ以上の訂正もせず、女子トイレに入るところを目撃されて始めて説明する。反対に、女性だと認識されているようなら放っておかずに優しく説明する。 かなり物腰柔らかく丁寧な印象で、荒っぽい言葉を使うことは滅多にない。一人称も基本的には「私」か「僕」。マネージャーになる前は様々なバイトをかけ持ちしていて、その中でも接客業での経験が今の振る舞いに繋がってるかもしれない……とは本人談。 日頃は印象通りの優しさを保っており、バンドメンバーのことも心から気遣い手助けしているが、ふとした瞬間に底知れなさが垣間見えるときがある。というのも、実は穏やかな態度に反して根っこはかなりの負けず嫌い。ただの勝負事においてもそうだし、それに加えて支配されることや利用されることなど、いいように軽んじられることを特に嫌っている。そんな状況でもいつもの物腰は崩さないが、丁寧な発言には胸中の嫌悪感が滲み出てることもあるかもしれない。 なおこの負けず嫌いな性分は、自分だけでなく魔法少女バンドそのものにも向けられている。つまるところ、露骨に態度に出すことはないが「うちのバンドが1番だ」と心から思っているし(口に出しはする)、実際に1番になるために自分ができる努力は惜しまず、その想いに人生ごと賭けられる勢い。ここまで来るともうお分かりかもしれないが、自分達のバンドが軽視されると内心割りとピキるタイプである。落ち着いてほしいところだが、傍から見ると落ち着いてるようにしか見えないので、ある意味結構難儀な性格かもしれない。 なお、自分のそういった感情を無理やりバンドの活動に押し付けることはしない。それは自分が最もされたくないことだから。 最寄り駅を出て、フラフラ、フラフラ、覚束無い足取りで歩く。放心している。 姉が逮捕された。 何もかも信じられなかった。話を聞きたくて、聞くしかないと思って、面会に行った。 きっと何か理由があったんだ。言えない何かがあって、それが姉をそうさせた、そうするしかなくさせたんだ。きっと、きっとそうに違いない、それで、姉は、仕方なく、 久しぶりに会った姉は、あっけらかんとしていた。昔と変わらぬまま。 そう、昔と変わらぬままだった。あの地獄で、唯一味方になってくれた、僕の身を案じてくれた時の笑顔のまま。なんてことないみたいに、姉は僕の疑問に答えた。本当に、なんてことないみたいに、話した。 行きの電車で見て見ぬふりをした微かな可能性が、どうしようもない現実となって、ずっと頭を埋め尽くしている。 ニュースキャスターが喋った証言と、姉が僕に語った動機は、一言一句として相違がなかった。 そしてそれは、あまりにも、残酷なものだった。 知らない誰かにとっても、知ってる僕にとっても。 帰宅する。吸い寄せられるようにソファに座り込んで、そこから動けなくなる。体が動かない一方で、頭は明滅するように、動くことと止まることを繰り返す。 動いて、止まって、動いて、止まって。それがずっとループしていて、その度にどんどん何かが絡まっていく。自分の中にやり場なく溜まり続けるそれは、ぐちゃぐちゃにこんがらがってしまって、もう解けなくなっていく。 気が付いたら、朝を迎えていた。結局一睡もできなかった。 朝という現実に気付いてからも、しばらく天井を仰いでいた。発散できない感情とゴールの見えない思考に疲れて、やはり体を動かせないままだった。 時計が1,2周したところでようやく立ち上がる。同時に、ようやく眠気を自覚する。 幸い今日は休みだった。もう今日は寝てしまってもいいのかもしれない。そんなことを考えながら、気分転換のため何の気なしに、それでいて毎日のルーティン通りに、テレビを点けた。 普段だったらチャンネルを変えるものを、変える気力が起きないという理由で、そのまま流すことにする。本当に、ただそれだけのつもりだった。 朧だった視界に映るのは、画面を舞う極彩色の、それから放たれる純粋な声の、それでいて強烈な人間賛歌。 敵と戦い勝利を収めた液晶の彼女達が笑う一方で、僕は知らぬ間に、泣いていた。そして自分が涙を流してると気付いてからは、まるで子供みたいに泣きじゃくった。 絡まっていた何かが、少しずつ解けていく感覚がした。 私が意味もなく男であったように、彼女も意味もなく非情であったのだと、受け入れられるようになった頃。 その頃にはすっかりあの少女達のような存在が私の支えになっていて、私もそんな私自身を、意味もなく受け止められるようになっていた。 それは、そんな大事な変化と共に生きていた、ある日のこと。 私の耳に、魔法少女の歌声が聴こえたのだ。
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