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ドール名：カロエ 宝物：ほとんど焦げて文字の見えなくなった看板。唯一見えるのが加工の二文字と小さな赤い手形2つ いろんなものに命名するがネーミングセンスは皆無。 たまにIQが下がった言動や行動をとる。（失敗作） とる予定マニューバ 刹那 修羅 リフレックス ガントレッド 生前 名前：今井　喜瑠夜（イマイ　キルヨ） 享年：15歳 好きな食べ物：パンの耳の焼肉 母は、ほかの男を作り蒸発。父親一人の手で育てられる。 父の仕事は自営業の加工店を運営していた。店の名前は「今井なんでも加工店**」 文字通り家具だろうがチェーンソーだろうが、お客様の好みに合ったものに加工する店だった。もちろんそんなよくわからない店の売り上げはほぼ無く、家計は苦しかった。 それでも、喜瑠夜は大切に育てられた。 喜瑠夜はパパを助けるべく、店の番・家事などできるだけのことをした。そして喜瑠夜はパパの行っている加工を手伝えたなら、パパは喜んでくれるだろうと思う。 ～～～～～とある日の出来事～～～～～ 喜瑠夜「パパの見よう見まねだけど何とか出来た！パパ驚くかな！」 顔をオイルだらけにして完成させたのは、セグウェイ型芝刈り機「プリウス」 父親「喜瑠夜～帰ったぞー」 喜瑠夜「えへへ！パパ見て見て！これ余り物で作ってみたの！」 父親「これ・・・お前が作ったのか・・・」 喜瑠夜「そだよー！」 ニコニコしながら返答する。パパはとても驚いている顔をしている。 喜瑠夜「これからパパの仕事をもっとお手伝・・」 父親「馬鹿野郎！お前の手助けを必要ねぇ！俺の工房に二度と入るな！」 言葉を遮るように怒鳴りつける。 喜瑠夜「でも・・今までも入ってたし・・」 父親「いや、今後は入ることを許さない」 喜瑠夜は泣きながら自分の部屋に戻る。喜んでくれる・・さすが俺の娘だとほめてくれると思った。初めてだった、ここまでパパに怒られること・・・あんなに怖い顔を向けられたこと・・・私の実力が足りなかったから？もっと腕を磨けば認めてもらえる？ しかし、加工の話をするとパパは怒るようになった。 そこから、二人の会話は少なくなっていく。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～ ～～～～～～最終戦争～～～～～～～ そのような二人にも最終戦争の戦禍が押し寄せる。 親父が大切にしていた店にも爆弾の雨が降り注ぐ。 倒壊寸前に二人とも脱出できたが、喜瑠夜は店の中に親父が大切にしていた店の看板が残っていることに気が付く。そして、店の中に戻っていく。 親父「喜瑠夜何してるんだ戻れ！」 喜瑠夜「親父が大切にしていた店看板がまだ中に残ってるだろ」 親父「看板はいいんだ！本当に大切な----」 言葉を遮るように、燃え盛る瓦礫が喜瑠夜に襲い掛かる。何とか看板までたどり着いた彼女は親父の大切にしていた看板を守るように抱きかかえる。 四肢がつぶれる感覚・・・・肺が焼ける苦しみ・・・ 熱い・・・痛い・・・怖い・・・でもこれだけは守り抜かなくちゃ・・・・ これで・・・パパ・・は・喜んで・・くれるかな・・・ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓その他の設定↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 店の看板の小さな手形は喜瑠夜が初めてつかまり立ちをしたときについたもの。 親父は初めて喜瑠夜の作品を見た時、加工技術の天才だと認識した。 実際は「さすが俺の娘だ」とほめてやりたかったが、自分と同じ加工の道を歩まず、普通の女の子として生きてほしかったため 突き放すような言動をとる。

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