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クトゥルフ PC作成ツール
秋月麟太郎
ID:4685516
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秋月麟太郎
タグ:
クリィムソォダ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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SAN
現在SAN値
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技能
職業P
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)
興味P
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(うち追加分:
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
秋月麟太郎(あきづきりんたろう) 26歳 華族出身の高等遊民。秋月家の次男。放蕩生活を送っている。 (高等遊民を基に作成したが、写真術は持ってないだろうと考え除外。ドイツ語の初期値は、東京帝国大学で法律を学んでいたのなら、さすがに1よりも高いだろうと考えてEDU×2で算出。無理なら1に改めます。) 伊佐木少彦(本名・水戸少彦。小説家。那彦の前世)の幼なじみ。実家は東京にあるが、別荘が熱海にあり、それが伊佐木の家の近くだった。 秋月家は官僚一家で潤沢な資産を有していたが、水戸家は財産不振で爵位を返上するかしないか迫られている程度の所謂没落華族だった。 麟太郎は、幼い頃から文学の素養のある伊佐木に魅せられていた。麟太郎の方が熱心な教育を受けているはずなのに、伊佐木はあらゆる教養をさりげなく自分のものにしていくようなスマートさがあった。また、容姿も端麗であったため、密かに恋心のような気持ちを抱いていた部分もあったが、幼い頃はそれよりも伊佐木への闘争心が勝る部分もあり、憎まれ口を叩いては伊佐木にあしらわれていた。 また、麟太郎には4〜5歳離れた兄・織之助がいた。織之助は一貫して優等生であり続けたため、麟太郎は心のどこかで兄には敵わないという思い、引け目を感じていた。 麟太郎は、水戸家の生活が段々苦しくなっていくのを、成長するごとにひしひしと感じていた。好敵手と考えている伊佐木が本領を発揮できない様を予見するのはもどかしく、どうすれば水戸家を、伊佐木を助けられるだろうかと日に日に考えるようになった。水戸家は、秋月家にとてもじゃないが逆らえない。また、華族の中でもかなり優位な秋月家との関わりを断ちたくない。そんな不均衡に気づいてからは、いつ会っても飄々と自分をいなして辛そうな顔ひとつ見せない伊佐木をいっそういじらしく感じるようになり、自分が助けてやりたいという思いを増していった。その行動原理に、伊佐木に恩を売ることで伊佐木の心を自分のものにしてしまいたいという邪な欲望がなかったとは言えない。伊佐木は、麟太郎のことを「麟太郎」と呼ぶ割に、兄・織之助のことを「秋月さん」と呼んでおり、それは兄と比べて子供だと思われていることの証左だとも感じてもどかしさを覚えていたが、一方で伊佐木との距離の近さを表しているとも解釈でき、悪い気はしないのだった。 だが、ある日突然両親から「金輪際水戸家とは関わらない」と宣言される。理由を尋ねても両親は頑なに口を割らず、事実上の伊佐木との絶縁を言い渡されたことは麟太郎にとって青天の霹靂だった。自分が伊佐木に会えないことはもちろんショックだったが、水戸家と絶縁するということは、水戸家は秋月家との関わりを失っていっそう路頭に迷うことになるということを表す。麟太郎にとっては、伊佐木のことが気がかりだった。 このことがあってから、麟太郎は勉強に尚のこと精を出し始める。麟太郎にとっての目的は、官僚になることによって自分自身の地位と富を手に入れ、水戸家との間柄を修復し、伊佐木を援助することだった。織之助は、一足先に東京帝国大学へ進み、官僚となった。もはや兄に敵う・敵わないというテーマはどうでも良く、自活できる能力と地位を身につけることに専念していた。 そして、努力の甲斐あって、麟太郎は無事に東京帝国大学の法学部に進む。伊佐木の素性は知らないながら、小説家になりたいという夢は知っていたため、今頃どうしているだろうかと思いを馳せていた。 とある日、麟太郎は兄の織之助に伊佐木の所在を知らないかそれとなく尋ねる。狡猾で情報通の兄だろうから、何か知っているかもしれないとは常々思っていたが、麟太郎としてもこれまでは聞くことが怖かった。官僚になる道がようやく見えてきたところで、やっと聞く勇気が湧いたのだった。 しかし、兄の口によって明かされた経緯は、麟太郎にとって受け入れ難いものだった。織之助は、「言う通りにすれば水戸家を援助してやる」という条件をちらつかせて伊佐木に取り入り、繰り返し性的搾取を行っていたということだった。麟太郎が聞くも憚られるようなサディスティックな性癖を伊佐木にぶつけていたことを、織之助は思い出を懐かしむような様子で事も無げに語った。水戸家との縁が切れたのは、伊佐木にしていたことを水戸家の両親が勘づき、秋月家に直談判したところ、絶縁と口止めの手切れ金で状況を収めたことによるとのことだった。厳格な秋月家の両親は、息子の将来を守ることを選んだ。 「羨ましそうだな。少彦くんは、お前のお気に入りだったか。」と言って笑ってみせる織之助は、麟太郎の気持ちを全て察した上でことに及び、隠す素振りもなく自分がしたことを語ってのけていた。麟太郎はその時、兄にはどう足掻いても敵わないと直感する。自分の知らないところで事が進んでおり、伊佐木を助けられなかったという無力感と、自分の肉親が伊佐木に与えていた加害への葛藤、そして行き場のない怒りに苛まれたが、兄に対してはとうとう何も出来なかった。 また、殴られる覚悟で水戸家を尋ねるが、伊佐木は何年か前に家を出て行ってしまって以来、定期的に仕送りがあるものの、どこで暮らしているのか行方が分からないと言われてしまい、いよいよ途方に暮れた。 それからの麟太郎は、勉強に精を出す意味も、官僚を目指す意味も失ってしまい、大学卒業後は定職につかず、有り余る資産で放蕩する高等遊民となる。他の高等遊民とカフェーで文学談義に花を咲かせたり、拳銃の収集を趣味にしたりするようになった。愛人も、出来たり出来なかったりした。無気力に苛まれていた麟太郎だったが、次第に優雅で退屈な放蕩生活に慣れていき、嫌なことを脇においてそれなりに謳歌する術を心得るようになった。 だが、心のどこかで伊佐木のことが引っかかっていた麟太郎は、時折熱海の別荘へ足を向けた。成長した伊佐木の姿など分からないのに、伊佐木に会えるのではないかと期待している部分があった。 ある日、熱海の居酒屋で現地の友人と共に飲んでいると、周囲の目を引くような端正な男性が入店するのを目に留めた。麟太郎には、直感ですぐに伊佐木だと分かった。 伊佐木は、30代程度の背の高い男と一緒だった。会話の内容を盗み聞く限り、男は文芸誌の編集をしている様だった。どうやら、小説家の卵である伊佐木の衣食住の世話をしてやっているらしい。二人の会話の雰囲気から、伊佐木が衣食住の世話と執筆面での援助を受ける代わりに何を差し出しているのかをどうしようもなく察してしまった麟太郎は、思わず伊佐木の手を取り、強引に店外へ連れ出していた。 伊佐木は目を丸くしていたが、暫く顔を覗き込むと、「……ああ、麟太郎? 久しぶり」と事も無げに微笑んだ。その表情は幼い頃のそれと変わらず、麟太郎は懐かしさで胸が熱くなったが、同時に伊佐木が取り乱さないことに対してえも言われぬ虚しさを感じることも事実だった。 麟太郎は、あんなことはもうやめろ、と告げた。依然として落ち着いている伊佐木は、俺にはこうするしかないものねえ、と笑った。麟太郎には、伊佐木一人養ってやるだけの資産は充分に有していたが、「俺が面倒を見てやる」という一言がどうしても言えなかった。自分の力で得た富では無いという後ろめたさや、富を成した自分の実家がまさに伊佐木に加害を働いたのだという事実への後ろめたさ、そんな自分が伊佐木を援助することは伊佐木の尊厳を傷つけることになるのではないかという懸念、そして、伊佐木を「買っている」男と同様の欲望を自分が抱いていないとは言えない、というどうしようもない事実が、麟太郎の口を塞いでいたのだった。 押し黙る麟太郎と対峙した伊佐木は、全て察したように微笑むと、「俺としたいの?」と言って、麟太郎の顔に自身の顔を寄せた。麟太郎は、唇と唇が触れるすんでのところで伊佐木を突き飛ばし、「やめろ!」と怒鳴った。幼い頃、麟太郎は伊佐木の持つ不可侵の高貴さのようなものに惹かれていた。そんな伊佐木が、売春のような行為を平気でするようになってしまったという事実、そしてその原因を作ったのは紛れもない肉親と自身の家柄なのだという事実に耐えられなくなった麟太郎は、伊佐木をその場に残して走り去る。それ以降、熱海の地で伊佐木と邂逅することはなかった。 やがて、伊佐木が小説家としてデビューしたことを、新聞を通して知ることになる。いつの日か伊佐木と再会した時のためにと、かねてから文学界の動向には気を配っており、その癖がどうにも抜けきらなかった麟太郎は、伊佐木のデビューをすぐに知ることが出来た。どうやら、佐上誠一という貿易商がパトロンとなって、伊佐木をプロデュースしているらしい。伊佐木は瞬く間に人気作家となった。麟太郎は、伊佐木の夢が報われたことを喜ぶ反面、伊佐木の才能を誰よりも先に見出していたのは自分なのにという想い、自分では伊佐木をここまで押し上げてやれなかったという想いに駆られた。 それから麟太郎は、相も変わらず高等遊民として放蕩生活を送っている。文学談義において、伊佐木少彦の名がのぼることも多くなった。努力する意味を失ったままの麟太郎は、手慰みの趣味をお供に、余生を過ごすような心持ちで日々を乗りこなす。伊佐木の随筆に佐上誠一の存在が登場する回を読むなどして、伊佐木の日々が充実していることを時折確認したりしながら、いつの日か伊佐木が路頭に迷うことがあったら、今度こそ自分が伊佐木を救ってやるのだと淡い夢を抱いている。もしそのような事があれば、今度こそ自分は清潔な気持ちで伊佐木を救いたいと言えるような、もう一度頑張れるような気がする。
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(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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